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癒し

ブログ 不安なときの対処方法 心のしくみを理解し安心をとりもどす

心身の健やかさをもたらす3つの自律神経と安心安全の感覚(後編)

2022年8月19日

前回は、自律神経についての新しい発見について理解するとともに、心身の健康にとって、腹側迷走神経がきちんと機能していること、その鍵は安全と思える状況や環境が必要であることを解説してきました。

 

今回は、腹側迷走神経を機能させたり、整えていくことと、「安全な環境」とはどういうことなのかを、心との関係から見ていきたいと思います。

 

セルフイメージがネガティブだと安心安全な環境ととらえにくい

 

私たちには、潜在意識にあるビリーフやセルフイメージを通して、世界を見る(投影する)というしくみがあります。

一方、自律神経システムは、いつもここが安全なのか、危険なのかというのを検出して、どの神経系を優位に働かせるかを無意識下で、自動的に調整し、働くのでした。

 

つまり、ビリーフがネガティブであれば、世界は怖いと感じたり、人は優しくないという世界観になってしまいます。そして、この世界観は自律神経にも影響を与えます。それは、腹側迷走神経系が機能してのつながりや関わりの方に、というよりは、交感神経優位の緊張状態や、背側迷走神経がより優位に働いて消極的な状態(避けたり、億劫に感じたり、閉じこもったり)の方になるといったふうに、です。

これはつまり、どんなに物理的に安全な状況、環境を用意されたとしても、内側の状態が変わらない限り、危険や脅威だという世界観の中にいることになり、腹側迷走神経がうまく機能できず、交感神経や背側迷走神経が日常的に用いられてしまうことが起きるということです。

 

それでは、内側の状態を変えて、安心安全の感覚を回復していくためにはどうしたらよいのでしょうか?

 

安心安全の感覚の回復のために必要なこと

過去の物語、過去の自分との同化から抜けて、今ここに戻る

私たちが苦しんでいる時というのは、ビリーフやセルフイメージをすっかり信じ、同化している時です。ビリーフやセルフイメージを信じている時というのは、ある意味、そのビリーフを持つに至った過去の体験(物語)を生きていて、「今ここにいない状態」という言い方をしてもよいかと思います。それは例えば、いじめにあった経験から「私は迷惑な存在だ」というビリーフを持つに至った人がいた場合、今冷房のきいた快適な安全な空間にいるにもかかわらず、いじめられた体験(物語)の中の自分になっていて、周りは私を受け入れてくれているのか?と不安を感じ、自律神経も巻き込んで緊張をしているようなものです。

 

このような状態は、今、実際に起きていることを完全に見過ごしている状態とも言えるでしょう。ですから、過去の体験(物語)から出るためには、「今」に戻る必要があるということです。

そのためには、今実際に体験していることに目を向けることです。

例えば、

・ソファに座っている時の背中が背もたれにあたっている感覚とか、
 
・コーヒーの匂いが鼻腔一杯に広がっている感じとか、
 
・呼吸のリズム
 
に注目をしてみるのです。

 

身体の中にあるエネルギーを解放する

また、私たちが、過去の体験(物語)を信じてしまうのは、その時に感じていた感情―感覚―思いを身体に保持しているからでした。

 

ちなみに、野生の動物たちは脅威に遭遇し、闘うことも逃げることもできないとなった場合、背側迷走神経系の凍りつきモードを作動させて、「仮死状態・死んだふり」をして生命を維持します。そして、脅威が去ると、身体を震わせて、凍りつきのときに身体にためこんだエネルギーを放出して、背側迷走神経系からニュートラルな状態に戻すのです。

しかしながら、私たち人間の場合は、文化的背景などから、震えはよくないものとみなし、脅威を感じた際に閉じ込めた感情―感覚―思いを解放せずに、とどまらせてしまうのです。よく、フラッシュバックで、当時をありありと思い出したりするのは、身体に解放されていない感情ー感覚ー思いがあるためです。

 

このような心のしくみの観点からも、神経系システムの観点からも、心も身体も「脅威は終わった」と感じるためには、身体に働きかけて、身体にたまったエネルギー(感情―感覚―思い)を解放することが必要であることが理解できるかと思います。

 

ちなみに私は、身体にある経絡を刺激しながら、抑圧された感情―感覚―思いを解放していけるEFTやマトリックスリインプリンティングといったセラピーをセッションで使いますが、上記のしくみからも理にかなっているなと思います。

 

腹側迷走神経系が未発達だと、安心安全の感覚があまりよくわからない

前回の記事にも書きましたが、腹側迷走神経は、生れながらに持っているものではなく、生育の過程で発達していくもので、養育者から十分なケアを受けられたという感覚があったかどうかがこの発達に関連があるのでした。

また、私たちは生まれてから6、7歳までの間に、家庭内の雰囲気、エネルギーをスポンジのように吸い込んで育つとも言われます。ですので、何かはっきりとわかる形でのニグレクトや虐待などがなくても、腹側迷走神経の発達が阻まれた場合、自分自身の中に安心安全な感覚が持ちにくいままとなり(そもそもわからない、ということもあるでしょう)、それが生きづらさにつながってしまいます。安心安全な感覚がよくわからない中で、それでもなんとか自分一人で生き残れるようにと、背側迷走神経による防衛反応を優先的に作動させるので(こうした中で、なんらかのビリーフやセルフイメージも持つことにもなるでしょう)、「生命の維持」は確保はできますが、社会的交流のモードなどからは遠ざかってしまいますから、人との関わりが難しくなったり、孤立感が高まったりと「いつもなんだか生きづらい」ということになってしまうのですね。

 

また、このような安心安全な感覚が脆弱だと、「危険なことに遭遇したとしても、いつかは安心を感じられるところに自分は戻ることができる、いつかはこの不安感は終わる」という確信や信頼を持ちにくくなるとも言われています。自分自身の中での「自分は大丈夫だ」という感覚がうすいと、安心を与えてくれるものを外に求めることをし続けないといけなくなります。そしてそれをしている限り、自分自身の中に安心安全な感覚を得ることはできないのです。このことからも、生きづらさや苦しみから解放されるために、自分の中での安心安全な感覚がわかっているかどうかが鍵になることも理解できるかと思います。

 

では、このような腹側迷走神経系が十分に発達しなかった場合、どのようにしたらよいのでしょう?

 

安心安全の感覚を育てなおすために必要なこと

それには、腹側迷走神経複合体」に注目してみるのです。

腹側迷走神経複合体は、腹側迷走神経だけでなく、顔や、喉、耳、頭に分布される神経類と形成されているのでした。

つまり、横隔膜から上の部分にある部位を活性化していくのです。

 

例えば、

・顔のマッサージ
 
・バーボーブーと口、表情を動かしながら声を出す
 
・ハミングする
 
・深い呼吸を意識する(特に吐くのを長くする)
 
・自分にとって快適と思える音楽や音に触れる
 
・安心感や安全だなという感覚を与えてくれるものと接する(自然に触れることかもしれませんし、安心できる人やペットとの交流などかもしれません。)

 

いくつかご紹介をしましたが、浅井咲子さん著「不安・イライラがスッと消え去る『安心のタネ』の育て方」にたくさんのエクササイズが紹介されています。参考にされてみるとよいかと思います。

 

まとめ

2回にわたって、自律神経のしくみと心がもつしくみとの関係から「安全な環境」とは何なのかを理解するとともに、安心安全の感覚をどう回復したり、育てなおしていくのかについて見てきました。

 

私たちの中に、安心安全の感覚を持てていると(持てるようになると)、(これまで)防衛(闘うか逃げるかの防衛や、凍りついての防衛)のために奪われていたエネルギーを、本来使うべきところに充てることができます。

それは、苦手な状況や嫌いな人が減って、臆せず人との関わりがもてるようになったり、
リスクを恐れずにチャレンジしてみようというやる気がわいてきたり、
安心して一人寛ぐことができる(凍りつきの休息とは違う休息のしかたで休める)
といったように、です。

 

このように、心も身体も「安心」を感じられるところから立ち現れてくる自分らしさから、他者と関わったり、物事にあたったりしていきたいですね。

 

参考文献:
「『ポリヴェーガル理論』を読む からだ・こころ・社会」津田真人著(星和書店)

ポリヴェーガル理論入門」ステファン・W・ポージェス著(春秋社)

「不安・イライラがスッと消え去る『安心のタネ』の育て方」浅井咲子著(大和出版)

 

 


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ブログ 不安なときの対処方法 心のしくみを理解し安心をとりもどす

心身の健やかさをもたらす3つの自律神経と安心安全の感覚(前編)

2022年8月9日

今回は、自律神経と心の働きについて2回にわたって書いていきたいと思います。

最近、自律神経についての新しい発見があり、注目を集めています。なぜなら、その新しい発見によって、トラウマ、鬱、発達障害、不安障害などの様々な症状や状態について、自律神経の働きとの関連で、容易に説明がつくようになったからです。これは、私たちがどうして苦しむのかの謎を解き明かし、そして、そこからどう回復していくのか、何をすればよいのかの道筋も与えてくれるのです。

 

第1回目の今回は、まず、「自律神経」の新しい発見について見ていきましょう。

 

身体に働きかけるボトムアップのアプローチという潮流と新しい発見

 

「心と身体はつながっている」とよく言われますが、特に、昨今の心理学や心理療法の世界では、身体に働きかけるアプローチが、これまでの認知や思考に働きかける頭へのアプローチに代わって、「第4の波」とも言われたりしています。

 

これまでの認知や思考に働きかける頭へのアプローチが「トップダウン」のアプローチだとすれば、身体に働きかけるそれは「ボトム」からのアプローチだと言えます。

例えば「自分はもう大丈夫」といった新しい思いや解釈を持てるのは、不安感や落ち着かない感覚などが解消されて、新しい思いや解釈とマッチした身体の感覚や感情が伴うときです。そして、これまでの記事でも書いてきたとおり、感情や思いを解消したり、動かすには、それらを感じている身体への働きかけが必要でした。

 

また、私たちは、潜在意識にある普段気づいていない思い(ビリーフや思い込み)や感情に支配されていますので(それらを生きているので)、新しい思いや解釈を持てるようになるには、できるだけ意識の深い層にある思いや感情にアプローチをして、変容を起こした方がよいのでした。その際にも働きかけるのに必要なのは、身体をよく感じるということでした。

 

このように、自己の変容には身体に働きかけるアプローチが有効であり、「頭で納得しよう」といった形ではない、自然で、深い変容を可能にさせるという点において、ボトムアップのアプローチが注目されているということなのでしょう。

 

こうした潮流の中にあって、今回の自律神経についての発見は、心身の健やかさをどう保つのかについて、身体の機能という切り口からも裏づけたという意味でも「新しい」発見だと言えるのです。

 

自律神経についての新しい発見

 

それではまず自律神経の新しい発見から見ていきましょう。

 

これまで自律神経には、活動や緊張のモードと関係がある交感神経とリラックスやくつろぎと関係がある副交感神経があって、それらが互いに調整をしながら働いていると考えられてきました。

しかし最近、副交感神経には2つの真逆な働きがあると提唱する「ポリヴェーガル理論」が登場しました。

それによると、副交感神経は、その80%を迷走神経が占め、あらゆる臓器に広がっているそうなのですが(※下記図を参照)、この理論の名前にあるように副交感神経の多くの部分を占める迷走神経は多重(「Poly」)であり、「背側迷走神経」と「腹側迷走神経」に分けられる、というのです。

※元々、迷走神経は、この図にあるように、脳幹から出て、頭部(顔)、首、喉、胸、お腹まで広く分布している(迷走している)ので、このような名前がついているそうです。

つまり、自律神経系は、
交感神経系背側迷走神経(複合体)腹側迷走神経(複合体)という3つからなり、
それぞれが補完しあいながら、環境に適用できるよう作用しているのだそうです。

 

ひとつずつ順を追って見ていきましょう。

 

背側迷走神経は、延髄の背中側から出て、主に横隔膜から下の器官に到達します。

背側迷走神経複合体は、背側迷走神経と、求心性迷走神経(内臓から延髄内の孤束核に入ってくる神経ネットワーク)から形成されており、背側迷走神経は、危険に遭遇にしてどうすることもできないときに働き、私たちはフリーズします。「フリーズ」というと一見ネガティブに聞こえるかもしれませんが、フリーズすることにより生命を守ることができるので、大切な働きでもあるのです。

 

一方、腹側迷走神経は、延髄のお腹側を起点として、横隔膜より上にある器官(心臓、肺、喉)に到達します。

そしてこの腹側迷走神経は、顔面神経や三叉神経、舌咽神経、聴神経などと連動して「腹側迷走神経複合体」を形成しているのですが、これによって、豊かな表情をつくったり、声のトーンを変えたり、人の目を見たり、人の話を聴いたりしながら円滑な社会的交流を図ることができるのです。

 

また、この理論では、それぞれの神経系を進化の過程からも説明をしています。

 

一番古いのが「背側迷走神経系」で脊椎動物の始めから存在し、
2番目が「交感神経系」なのですがこれは魚たちの誕生とともに登場し、
一番新しい「腹側迷走神経系」は哺乳類以降の動物が獲得した神経系だそうです。
哺乳類は、相手の声のトーンや、表情を見たりしながら関係性を構築していきますが、これを可能にするのが、この腹側迷走神経であることから、この神経系は「社会神経系」とも呼ばれています。

3つの神経系の働きは?

 

腹側迷走神経は、「社会神経系」と言われるように、人や環境に対して安全と感じられる環境で、「社会的な交流、関わりをもった休息や緩み」の時に働きます。例えば、家族や親しい仲間と会話をしたり、楽しい時間を共有している時などにこの神経系が作動しています。

また、腹側迷走神経は、生れてから18カ月は存在しないため、その期間は、親や家族などの養育者からのケアを十分に受けていると感じられているかどうかが、この神経系を発達に大いに影響があるとされています。

 

一方、安全な環境から一転して「脅威だ」と感じられた場合、「闘うか、逃げるか」のモードに切り替わりますが、その際に作動しているのが、交感神経系です。腹側迷走神経から、交感神経が優位になり、緊張が起こります。動悸が早くなったり、血圧が上昇したりなどは、この作用によるものです。脅威ある環境の中で、文字通り、闘うのか、逃げるのかという「能動的な」防衛をするために使われる神経系と言ってもよいかと思います。

 

さらに危険な状況の中で、闘うことも逃げることもできない「生命の危機」となった場合、背側迷走神経が交感神経に代わって優位となり、私たちは、「フリーズ」します(凍りつき)。「生命の維持」という「受動的な」防衛反応に切り替わるので、「社会的な交流や関わりをもたない休息(人との関わりを避け、閉じこもる)」となります。いわゆる鬱や引きこもりといった状態の時はこの神経系が支配的に働いている時と言えるでしょう。

 

このように、3つの神経系は、「安全な状況、環境」、「脅威のある状況、環境」、「生命を脅かされる状況、環境」を感知、検出して(ポリヴェーガル理論では、「ニューロセプション」が選択しているという言い方をします)作動しており、安全→危険→生命の危機に応じて、上記の順番(腹側→交感→背側)のように階層的に出現します。

 

「階層的に出現する」と書きましたが、例えば、腹側迷走神経から交感神経への移行は以下のように出現します。腹側迷走神経は交感神経の急激な高まりを抑えるブレーキの役目も持っているので、「本当に危険だ」とわかるまでは、交感神経を抑制し、危険とわかった時点で初めて、このブレーキを緩めて、交感神経を作動させるという働きをします。私たちは、日ごろ、安全な環境だと判断される場合、安心して人と関わったり、活動をしたりしていますが、これは、腹側迷走神経複合体が作動した「社会交流のシステム」と、ちゃんとブレーキがかかった状態の交感神経系が上手くバランスがとれた状態で作用しているからなのですね。

 

このことを心と身体の苦しみという観点からとらえるならば、

安全な状況、環境で作用する腹側迷走神経優位の状態から、

危険な状態で作用する下層の交感神経、背側迷走神経系優位の状態への移行が急激なほど

 

また、腹側迷走神経優位の状態から遠ざかれば遠ざかるほど~つまり、交感神経系の「闘うか逃げるか」の防衛システムが優位になったままの状態や、背側迷走神経複合体の「凍りつき」の防衛システムが支配する状態から戻ってこれないほど~

 

心身の苦しみは深まるということです。

 

このように、私たちの心と身体の健康を維持するためには、3つの神経系が上手く制御したり、拮抗しあったりしてバランスよく機能していることが重要であるということです。特に、闘うか逃げるかの交感神経系優位の状態やフリーズ(凍りつき)の背側神経系モードから戻ってくるうえでも、社会神経系(腹側迷走神経)がうまく働いていることが大切であり、さらに、その社会神経系がきちんと働くかどうかは、状況や環境が安全であると判断されているかどうかにかかっている、ということもわかるかと思います。

 

ここまで、自律神経の新しい発見についてと、心身の健康にとって、腹側迷走神経がきちんと機能していること、その鍵は安全と思える状況や環境が必要であることを3つの神経系の出現の仕方から解説してきました。

 

次回は、さらに、腹側迷走神経を機能させたり、整えていくことと安全な環境とはどういうことなのかを、心との関係から見ていきたいと思います。

 

参考文献:
『「ポリヴェーガル理論」を読む からだ・こころ・社会』津田真人著(星和書店)

 

 


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ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす

しくみを知ることから動き出した私の癒し

2020年3月22日

週末はOAD心理セラピスト養成講座でした。
1年間の講座の最終日でもあり、溝口あゆかさんが主宰されてきたロンドンコース10年間+日本での通年講座(1年間×3期)の最終日でもありました。

私が参加したロンドンコースは4期の2010年。
とにかく不安(パニック障害ばりばり)、不安定ぐらぐら、鬱っぽさの真っただ中での参加でした。
自分の心の中に鍵があるよとは言われるけど、どうやってそれを見つけるの?どうしたらいいの?・・・
2007年7月からイギリスに住み始めた頃にたまたま検索で見つけたあゆかさんのブログ
なんか心に響くな・・

なぜ響いたのか、今はよくわかる
そこには、理論とか(誰かの(あゆかさんの))考えとかが書いてなく、
ひたすらに「心のしくみ」について書いてあったから
誰かや何かの手あかがついてなく、ただ、しくみはこうです!と解説があっただけ
それまでは誰かが言っている、誰かがこう思っている、
じゃーそれに合わせなきゃの世界にしかいなかった私にとっては、
それはもう新鮮で、
「しくみ」という万人にフラットでニュートラルな世界のとりこ♡
(本質のエネルギーへの回帰したいという思いに響いたんだよ)
そのしくみを知りたい!から始まったジャーニーだった

そしてそれを知る最も近い場所は実際の自分の心の中だよ、と
苦しくなってるとき、モヤとしている時は、
実際に起きていること(事実)から離れれてるんだなと
何が事実を見えなくさせているの?と
自分の心に「しくみ」をベースに問いかけ、気づき、
すごーく自分を否定しているものへ寄り添い、
をやってきたのだ…な…

途中混乱したり、くじけそうになったり、
もあったけど、
やっぱり、見えなくさせているものを見たい!理解したい!という思いがひっぱってくれたし、

なによりあの「誰も(私も相手も)悪くない」の立ち位置にたてたときの
自分らしくあれる、
自然でいられる、
命への信頼を感じられる、の感覚…
なぜならそれが本質に最も近く、やっぱり本質が私たちそのものであるのだから
そこに戻りたいという動きがあったなと
そしてそのジャーニーはこれからも続いていくでしょう

そして何より、
「体験」を通しての理解をencourageし、
学びを続ける場、
OADという共通項をもつ仲間とのつながりの場を提供し続けてくださっているあゆかさんに心から感謝なのです💕💕

私は2011年から講座のアシスタントや
EFTやパニック障害の講座の講師を担当させていただいたりして、
その中でも自分の体験を振り返ったり、さらに学びを深めるという機会をもらいました。
その部分についてもこのコースに関われたこと、
コース生のみなさん、またアシストをともにしてきたセラピストのみなさんとの交流にも本当に感謝しています

自分癒しは好きなので(笑)まだまだ続きますが、
引き続き、心のこと、身体と心のこと、パニック障害のこと、をお伝えし、
どんな自分にもやさしいまなざしを向けられる人が一杯な世界になるよう、
これまでの体験、これからの体験をこれからも社会に還元していきたいと思います 🙂

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます♪


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ブログ 不安なときの対処方法 心のしくみを理解し安心をとりもどす

ニュースやネットに疲れてきたと思われている方へ

2020年3月8日

こんばんは!
今日はやらなきゃなことをやらずに~本を読んで過ごした1日でした~(あー逃避行動 笑♪)

明日からまた新しい1週間が始まりますが、
連日のコロナのニュースや情報などにさらされていると
そろそろ疲れてきた、と感じている方もいるのではないかと思います。

 

自分が感染しないか、
あるいは自分が知らない間に誰かに感染させないか
といった不安感があって、
その不安感に気づいていないと
不安感を感じないようにするための行為、判断を無意識にするものです。
(心のしくみとしてそのような行為、判断をする、ということが起こります)

 

例えば、
消毒、手洗いなどを徹底しようとする
ニュースや情報を集めようとする、最新の情報を把握していようとする
周りの人やお店が予防をちゃんとやっているか、清潔かどうかを気にする
免疫を高める食事や、睡眠などを摂ろうと努める

などなど。

 

私も振り返ってみると、
知らず知らずのうちに気にしていたり、
家族や周りの人に対して「もっとしっかりやればいいのに」と感じていたり、
私の方が意識しながら生活していますよ、と比較、競争してたり

となっていたりします!(*^^*)

 

これらは、本当は不安なのに
それを感じないようにするための行動、思考なわけですが、
それをやっている時には、必ず緊張が伴いますし、きゅうくつです。

 

しかし、私たちって、この緊張やきゅうくつさをも、さらに抑圧します
(緊急事態だ、などと言われたら、私だけリラックスしているワケにいかない、などの思考が働いたりするなど:そしてこれにも無意識だったりします)

 

自分がきゅうくつさの中でも我慢をしていますので、
周り、状況に自由さを与えることを許すことが難しくなります
(「周り、状況も私と同じようにやりなさいよ!」といった声があったり、コントロールしようとする:マスクしなさいよ、咳はするな、手は洗ったの?など)

 

そして、もしそんな中で、誰かに
「それぐらいの予防方法じゃまだまだ甘いね」などと誰かに言われたら・・・・
そう、きっと、ムカッーと腹が立つでしょう
こんなきゅうくつな中でも頑張っているのに!と。

あるいは、
週末に会おうと約束していた相手に
「今度の週末に会う予定、延期にしよう」と言われたら、

「こんなに予防をしっかりしている私のことを馬鹿にした!」とか
「あなたのやり方ではだめよ、と言われている気がして」悲しくなるとか

といったことも起こるでしょう

 

予防をするなとか、気をつけるな、という話をしているのではなく、

いずれも、
「自分の中の不安感に気づいていないと、
不安感を感じないようにするための行為、判断を無意識にする」よ、

そしてそこには必ず緊張、他の選択肢の余地を失わせるような狭窄的な感じが伴うよ、
ということです。

 

特に普段からも不安感を感じやすい方の場合、
ここ最近の状況によっての不安感が重なっていると、
さらにそれらを抑圧する行動、思考を取り、そこにも緊張があるので(交感神経が優位なままで心は戦闘態勢です)、
その結果、疲れもたまっていってしまうということが起きてしまいます

 

そういう意味でも、
不安感に気づいたり、
ためないように(抑圧しないように)していくことは大切ですね

 

ということで、
疲れをためないための簡単なエクササイズをご紹介したいと思います 🙂

 

1.ここ数日で気を遣いながらやっている(た)こと、努めている(た)ことを振り返ってみましょう
(他人のふるまいで気になったこと=自分がこだわっていることでもあるので、そこからわかる場合もあります)

 

2.それらをやっていた時の感覚や感情に気づいてみましょう
それらは緊張感や、きゅっとするような窮屈な感じかもしれないです。
かすかなものかもしれないですが、気づいてみましょう

 

3.それらの感覚、感情があることにダメ出しをせずに、そのまま感じてみます

 

4.感じていると、
不安だったから、とか
怖いの、といった思いがでてくるかもしれません

それらにもダメ出しをせずに、そのまま感じてみます

 

不安がっている自分
怖いと思っている自分
に気づいてあげましょう

 

もししてあげたいことがあれば(手をつないであげる、寄り添ってあげる、肩をもんであげるなどなんでもよいです)、それをしてあげてもよいでしょう

 

5.不安感、怖さが軽くなるような感覚があれば、深呼吸をして終わりにします

 

いかがでしたか?

「落ち着き」の立ち位置から見る世界は、
たとえ未知のモノであっても「モンスター」のようには見えないでしょう

 

そして、
この立ち位置から自己管理をしていく方がきっと楽ですし、

 

この立ち位置から出てくる智慧や工夫は、
柔軟性があって、地に足がついたものでもあるでしょう

 

なぜなら自分に力を取り戻した立ち位置にいるのですから

 

 

新しい週も心穏やかに過ごせますように♡

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

 

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ブログ 乗り物恐怖 会食・嘔吐恐怖 その他恐怖症 心のしくみを理解し安心をとりもどす

Meet fear with Love

2020年3月6日

~Meet fear with love~

自分が小さい、弱い、対処する力がないなど自分への思い込み、そしてそういう自分への否定があると、
目の前のものは大きく映り、
そして「怖れ」「恐怖感」の気持ちが大きくなるでしょう

しかし、
近づけないと思っていた「怖れ、恐怖感」と向き合い始めると、

これらの自分への思い込み、否定にも理由があったことがわかる

そしてたくさんの押し込められた感情たち、思いたちにも

それらは、精神的にも肉体的にも
命をつなぐためにあったのだと
気づく

 

そして今や
抱きしめてあげたいもの
愛おしんであげたいもの
労ってあげたいもの
へと変わる

イラスト©Cécile Carre

 

否定が解ける(溶ける)とき
私を圧倒すると映っていたモノのありのままの姿がわかる

Meet fear with love
その1st ステップは、
怖れ、恐怖感と向き合い始めること

 

 

Lovexx

 

 

*向き合うのにセラピーなどが使えます♪

 

 


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不安を感じたり、ザワザワしていませんか?

2020年3月4日

こんにちは!

世の中至るところで「パニック、パニック」と騒がれていて、
ひょっとしてその言葉を聞くだけでもザワザワしていたり、耳障りな音に聴こえている方もいるかも….

ということで、
ちょっと言葉遊びなのですが、「PANIC」で、やってみました

5文字だけど、この文字でできているいろんな言葉もあるよ、ということで

ちょっとでも地に足がつく感じがするといいなという思いも込めて…🙂💗

P

Peace(平和)、Present(存在している)、Power(力)、Passion(情熱)、Purity(純粋さ)

A

Acceptance(受容)、Awareness(気づき)、Ability(能力)、Affection(愛情)

N

Natural(自然な)、Neutral(ニュートラルな)、Nurture(育てる、養う)

I

Interaction(交流)、Improve(改善する)、Inner(内側の)、Integrity(誠実さ)、Intellectual(知的な)、Intelligence(聡明さ)

C

Compassion(思いやり)、Connection(つながり)、Consciousness(意識)、Central(中心)、Calm(静か、おだやか)

 

自分に優しくお過ごしください♡xx

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呼吸がうまくできるか不安です~相手が上、私が下になっていない?~

2020年2月22日

こんにちは!

パニック障害の方にとって、
美容院に行く、
歯医者に行く、
病院で検査をしてもらう(胃カメラとか大腸がんの検診、MRIなどなど)などは、
ハードルが高いものと感じていらっしゃる方も多いのではないかと思います。

 

多くは、美容院、歯医者、検査について、
「自分のコントロールがきかない状況におかれる」と感じるので、
それによって発作のようなものが出ないか、出たらどうしようか、
という予期不安を抱く、という流れが働くというものだと思います。

その結果行くのをすごくためらう、
予約は入れたものの気乗りしない、
予約取り消そうとまで思う、、なんてことまで起こりますよね。

 

さらに、コントロールがきかないところでも冷静に対応ができるように、ということでいろいろな方法を考えたり、冷静に対応ができているかどうかのバロメーターとして身体の状態を基準に置いたりもするのです。

今日はそもそも
美容院、歯医者、病院の検査(医師など)をどう見ている?というお話です。

私たちはついつい
サービスを受ける、治療をしてもらう、検査を受ける、
といったときに、
無意識に、心の中で自分が立場が下で、相手が立場が上、
ということになっているということがあります。

自分を振り返ったときにそのようになっていないか、を探ってみるとよいです 🙂

私も気づくとなぜか医師の方が立場が上で、自分が下、
だから相手の言うことは正しくて、こちらか何か要望を言ったり、質問をすることができない
と思いこんでいる、あるいは思いこんでいることにも気づいていない!ということも多々ありました(今も知らないうちにそうなっていることがあって自分の思いこみにびっくりすることもあります!)

 

みなさんはどうですか?よく振り返ってみるとそうなっていたりしませんか?!

 

このように心の中で相手が上、自分が下、ということになっていると、

当然、
自分の状態について説明するとか、
不安になることがあるので、その時は治療を一旦ストップしてほしい、とか
時々声をかけてほしいとか、
自分のペースを尊重してほしいとか、

といったことが言いにくくなってしまう、我慢するのが当たり前だと思う、
ということになってしまいます。

 

でも実際は、
例えば、私たちは一人の顧客として、
サービスを受けたいという意思があり、
そのお店や医院を選び

そして美容師さんや医師は、
自分がこれまで習得したスキルや知識を提供しますよーとお店や医院にいる

サービスを享受したいというニーズがあって、
サービスを提供したいというニーズがあって、
それが合致している(選び、選ばれ)という関係性があるだけ

そういう意味では、
立場が上とか下とかが関係なく、完全にイーブン、対等!

(たとえ、どんな素晴らしい美容学校を卒業していても、どんなランキングの高い学校を出ていたとしても関係なし♡
むしろ自分のためにスキル、知識を積んできてくれてありがとう!という感謝すらでてくるかもしれません^^)

 

この「対等な関係性なんだ!」ということを認識して、
美容院に行く、歯医者に行く、検診に行くなどの状況をもう一度イメージしてみましょう

 

立場の上下はどうでしょう?

自分の中に力が戻ってくる感じがしませんか?

 

その状態で、自分の中に要望や希望がある場合、
どうしたいか、何ができるかもよくイメージしてみましょう

あるクライアントさんは、

歯医者さんに行くのに、

「自分の状態を説明した上で、不安になったら一旦止めてほしい、と言いたい」
「時々声をかけてくれたり、自分の状態を確認してほしい」

と思ってはいたのですが、
これを言ってはいけない、言うのはばかられると思われていました。

そして、これらを我慢する代わりに、呼吸がうまくできていれば治療に対処ができるかも、と。

コントロールがきかないところでも冷静に対応ができる方法をいろいろ考えたり、
冷静に対応ができているかどうかのバロメーターとして身体の状態を基準に置いたりもするのです。
このクライアントさんの場合は、「呼吸がうまくできているかどうか」を基準に置かれていた、ということです。

しかしながら、呼吸は、不安感を抑圧するためのお守りのような存在ですから、
呼吸がうまくできるかどうかが、今度はすごく気になり始めるわけです。
セッションにいらしたときは、
「歯医者に行ったときに、呼吸がうまくできるかどうかが不安」とおっしゃったのですが、
これは本当のテーマではないわけです。

 

そこで、改めて、歯医者さんと自分について、
無意識に心の中で上下関係になっていたこと
(自分が下と思っているので、当然「コントロールできない」という世界観になり、不安感も伴ってしまう)、

でも、サービスを提供する、受けるという点においては、
本当は「対等の立場にある」ということに気づかれたことによって、

「あれ?不思議。。。自分の要望をちゃんと言ってもいいと思える」
「だとしたら、呼吸がどうかはあまり問題じゃなくなる、あれ?あんまり気にならない!」

となられました 🙂

 

というわけで、
こんな風に、いつの間にか無意識に相手が上(下)で、自分が下(上)といった
自分の心の中で、誰かや何かと上下関係を作っていないかな?
というのを確認してみることは大切ですね

これを見逃したままサービスを受けようとしても、

私はあなたにすべて任せてしまいます、あなたの状態に頼りますといった、
相手に力を明け渡してしまっている状態にあるわけですから、

この無力な状態を無意識に補ったり、
抑圧しておくための(向き合わないための)何かを見つけたり、
気を付けたりしなければいけなくなるわけです

ここにはそれなりのエネルギーを知らず知らずのうちに使いますので、
疲れてしまって、

もうサービスを受けることをやめようかという話にまでなってしまう・・・

でもそれは、
本末転倒な結果になってしまいますね

 

今回のクライアントさんの場合は、
思考のレベルで認知が変化したケースですが、

もしそれでもやっぱり上下関係があるように思えるという場合は、
権威とか学歴とか、職業、また自分がパニック障害であることに対して、
どんな風に思っているのか?感じているのか?を探っていくといいですね

もしかすると、自分の中にある無力感や恥ずかしいなどという気持ちを通してこれらを見ているのかもしれません

無力感や恥を持つのが悪いということではなく、
どうしてそう思っているのだろう?と自分に寄り添い、対話していく(セラピーを使うのもよいでしょう)ことで理由もわかってくるでしょう。

そして明け渡してしまった力が自分に戻ると、
サービスの授受も信頼と感謝をベースにしたものに変化します
そんな状態で美容院、歯医者、検診に行ける方がシンプルで自分にとっても優しいですよね

ということで、
誰かや何かの上になっていない?下になっていない?と、
無意識に当たり前にしてしまっている自分の思いこみを確認してみること
これ、大切ですね♪

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます!

自分にやさしくお過ごしくださいね♡

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発作がでる=身体がおかしくなっていると自分を責めないために

2020年2月19日

心臓がドキドキする
息がしにくい
喉がつまるような窒息感
めまい、ふらふらする
心臓発作じゃないかと思う
汗がでる
吐き気がする
このまま死んじゃうんんじゃないかという不安
自分が狂っちゃうんんじゃないか・・
胸が痛くなる
コントロールを失うのではという恐怖感
などなど・・・

これらのとても不快な経験と伴うパニック発作ですが、
「危険な状態」から体、生命を守るための正常な働きとしての表れでもあるのです(とはいえとても不快なので、不快だということがすごくわかります・・・(´;ω;`))

不快ではありますが、決して身体が誤作動を起こしているわけではないこと

自分の身体がおかしくなっているのでは?といった自分責め、自己否定のサイクルに陥らないことはとても大切

それよりはむしろ、
危険な状態ではないのになぜ「危険!」と察知したのか?
身体に反応を起こさせるぐらいにどんなストレス、未解消の感情、思いがあったのかに注目をしていってあげたいですね

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癒しはらせんのように

2020年2月6日

癒しとは本当にらせんのように展開していくものだな~としみじみ
抑圧されている感情や思いが苦しみを生む、ということが頭ではわかっていても
それが本当の意味で浸透されていくプロセスはいろいろな段階を経ながら進んでいく

 

たとえば、

体を感じることが難しい段階があったり、
感情を感じることが怖いという段階があったり、
「自分が苦しい」ということへの自己批判、否定の声が大きいために、
その苦しさを生み出しているものにリーチしていくのが難しい段階があったり、

 

しかし、その狭~いせま~い自分だけの思いのとらわれていた状態から、
頭ではなく、体験を通しての経験として浸透し始めてくると
世界への可能性が開けてくる

そのプロセスの展開のされ方は本当に貴く、美しく、素晴らしい

 

展開されていく先には、
必ず言葉がない「自分らしいという感覚」と、
自由と、可能性と、広がりがあることを思い出す

 

今どんなに苦しくても、
かたくなで動かないものがあっても
絶対に認めたくないという部分があっても

じっくり待ってあげよう
じっくり寄り添ってあげよう
じっくり耳をすませてあげよう

 

生きる力と智慧は本当はいつだっていつも自分の中から消えたことは決してないから

 

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よいお年をお迎えください♪

2019年12月31日

こんにちは!
大晦日の更新となりました。
今年もブログへのご訪問ありがとうございました。

みなさんはどんな思いで今日を迎えていらっしゃるでしょうか??

緊張する局面があったけれども、なんとか1年過ごせたな~とか、
1年よく頑張ったな~とか

そんな風に思っていらっしゃるかな….??

 

まだまだ不安を感じる、まだ苦手なことがある、乗れない、できないことがある
そんな思いも浮かんでくるかもしれませんが、

そんなときは、
すごく良くなることにこだわりがあるんだな、とか、
早く早くっていう気持ちがどこかにあるってことかも、とか

今の状態を否定しながらの、何かを目指す、という動きに埋没していかなくてすむと思います

自分の中の本当の気持ち(焦りとか、今を否定する気持ちがある、ということ)に気づいて、受けとめてあげると

よく頑張ったな~とか
やれたな~
と本当の意味でさらに思えるでしょう
よく労ってくださいね♡

体ももっと緩みますよ♪

さて、新しい年も引き続き

パニック障害の症状を改善させる方法やアプローチや
そもそもパニック発作や生きづらさを引き起こすしくみを
私たちがもつ心のしくみと身体(自律神経、脳科学、免疫システムなど)のしくみから
解説をしたり、紹介をしたりしていきたいと思っております。

その上でどうしたいか、どうしたらいいかを選んでいっていただける
そんな自分に力を感じていただける、戻していける機会となったらと思っています!
よろしくお願いいたします!

改めて今年はありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします(*^^*)
よいお年をお迎えくださいませ
感謝をこめて♡

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