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苦しみを解決するには感情をみてみよう! その2 思い込みやビリーフの解体に必要なこと

2022年1月28日

前回の記事では、苦しみから解放されるには、「能力がある自分になる」「繊細でない私になる」という方向ではなく、どうして私は「能力がないとダメだ」「制裁だとダメだ」と信じているのか? どんな経緯、理由があったのか? を自身が理解していくことがカギとなる、ということから、まずは、私たちの中になぜこのような思い込みやビリーフが生まれるのか、その仕組みを見ていきました。

 

私たちの思い込みやビリーフは、体験を通して形成され、その体験の中にあるものは、思いや感情、感覚、ストーリー、イメージなどとともに客観的な判断をされることなくダイレクトに潜在意識へと埋め込まれていくものであることを、発達の観点や脳波との関係からも理解していただけたかと思います。

 

 

今回は、いよいよ、その思い込みやビリーフが自分を苦しめている場合、どうやってその思い込みやビリーフから自由になっていくのか、それをみていきたいと思います。そのために、体験の中にある思い/解釈や感情、感覚、ストーリー、イメージをどのように解体していくのかについて、【感覚―感情―思い/解釈】の関係を紐解きながら解説していきたいと思います。

 

ビリーフを構成する【感覚―感情―思い/解釈】

ビリーフは、経験した事実に対しての、感覚、感情、思い/解釈が合わさってできています。

前回の両親が不仲の家庭の例で考えてみましょう。例えば、自分の目の前で、お父さんがお母さんに対して「〇〇と言っている」。それに対してお母さんが「△△だと言った」、という状況に対して、子供は、ビクビクし(感覚)恐怖感(感情)を感じながら、「お父さんとお母さんが喧嘩している」(思い/解釈)ととらえながら見ます。

 

これらの感覚―感情―思い/解釈の発動は瞬時に、そして同時に起きています。このビクビク(感覚)―恐怖感(感情)―両親が喧嘩をしている(思い/解釈)から、例えば、「世界は安全ではない」といった思い込みや、「自分は守ってもらえない存在」といった自分への解釈/セルフイメージを持つに至っていくのです。

 

ちなみに、物事をとらえる際に、私たちは、体感型、感情型、思考型といった風に優位に働くチャンネルの違いがあり、どれが優位に働くかのタイプの違いによって、思考よりも感覚を先に感じるとか、思考で捉えるのが先など、感じ方の順番の違いが生じます。とはいえ、基本的に事実や状況に対して、感覚―感情―思い/解釈が同時に起こり、捉えている、というのは共通です。

 

 

このように、ビリーフの形成には、経験した事実に対して、その状況に対するセットで起こる【感覚―感情―思い/解釈】が関係している、ということです。

 

【感覚―感情―思い/解釈】の関係

思い/解釈を強める感情、感覚

次にこのセットの中の【感覚―感情―思い/解釈】の関係について、考察をしてみたいと思います。

 

私たちが感動したり、楽しさや充足感を感じたりしている(た)時、あるいは、ショックを受けたり、傷ついたりしている(た)時、これらには必ずそれ相応の感情や感覚の量が伴っていないでしょうか? ポジティブ、ネガティブ関わらず、心が動いた、心に残っている(った)というものは、その時に感じた(ている)感情や感覚が共にあるはずです。

 

私たちが、状況をとらえるときに起きる、【感覚―感情―思い/解釈】のセットですが、このセットの中の感情や感覚が大きいと、思い/解釈は、比例して真実味が強まります。

例えば、何かの演奏を聴いてものすごく胸が熱くなったり、鳥肌が立ったりして感動すると、「この演奏は素晴らしい」という思いになるでしょうし、両親の会話から怖さや恐れを感じると、「両親が喧嘩をしている」という思いを持つでしょう。逆に、高揚感をあまり感じていないときに「この演奏は素晴らしい!」とはならないでしょう。

また、いくら頭で「そんなことはないだろう」と納得しようとしても、どうしてもある考えから抜け出せない、という経験が誰しもあるかと思います。これも、感情や感覚が大きいために、思い/解釈を変えることが難しいことの例です。逆に言うと、この感情や感覚の量が減ったり、解消したりできれば、無理なく、自然に、この思い/解釈が変わるということです。(これを「認知のシフト」と呼びます。)

 

ちなみに、「量」という表現を使っていますが、怖さと悲しさなど様々な「種類」の感情や感覚が伴うことも含みます。様々な感情や感覚があることきも、思い/解釈の真実味は強まります。

 

つまり、私たちが状況をとらえる時には、【感覚―感情―思い/解釈】がセットで動き、その中で感情や感覚の量や種類が多いと思い/解釈の真実味が強まり、ひいては、そこから持つことになる思い込みやビリーフをあたかも真実かのようにさらに信じていく、という流れ、つながりになっている、ということです。

 

思いと感情と感覚は、栄養を与え合う

【感覚―感情―思い/解釈】の関係について、世界的に有名な精神的リーダーであるエクハルト・トールは、その著書『ニュー・アース』の中で、思いと感情と感覚との連動作用の観点からも述べています。

 

「思考と不可分なものとして、もう一つのエゴの次元がある。感情だ。・・・・(中略)・・・身体は頭の中の声が語る物語を信じて反応する。この反応が感情である。そして今度は感情が、感情を生み出した思考にエネルギーを供給する。これが観察も検討もされない思考と感情の悪循環で、感情的な思考と感情的な物語づくりにつながる」(『ニュー・アース』サンマーク出版、p.147)

 

 

例えば、ある人に「これ知ってる?」と言われたとき、「あの人は私をバカにしている!」という頭の中の声を信じている(思考)と、怒りや辱めを受けたような反応(感情や感覚)が起き、これらの反応がさらに自分の頭の中の声を信じ込ませて、「ほら、やっぱり私をバカにしている!」とさらに自分のストーリーにはまっていってしまう、という状態のことです。

 

このように、感覚、感情、思い/解釈は、お互いに連動して、栄養を与え合う、という性質があるのです。これが、ポジティブな場合はよいのですが、ネガティブな連動の場合は、相当苦しくなってしまいます。ですから、思考と感情、感覚の連動作用を緩やかなものにして、悪循環にならないようにしていくことが、苦しみから抜けるカギの一つである、ということもわかるかと思います。

 

 

このように、感情や感覚の量や種類が多いと思い/解釈の真実味を強めること、感覚―感情―思い/解釈はお互いに連動して栄養を与え合う、ということからも、苦しいビリーフ(解釈)を形成する【感覚―感情―思い/解釈】のセットの解体には、感情、感覚にアプローチしていくことが大切だ、ということが見えてくるかと思います。

 

感覚や感情を解放するには体に働きかける

それでは実際に、感覚、感情にはどのようにアプローチをしていけばよいのでしょうか?

 

私の行っているセラピーでは、【感覚―感情―思い/解釈】が発動している「体」そのものに働きかけることを行います。なぜなら、何かの体験をするとき、私たちは体(頭も含む)を通してそれを体験しているからです。例えば、両親の言い合いの状況についての、ビクビク(感覚)―恐怖感(感情)―両親が喧嘩している(思い/解釈)のセットは、体がなければ何を感じ、思っているかがわからないはずです。

 

体が感覚を感じる媒体であることは、わかると思いますが、体と感情とも、密接な関係にあります。

このことは、私たちの感情と姿勢の関係を考えてみるとわかりやすいと思います。

例えば、嬉しい時は、自然と笑みが出て飛び回りたくなったり、小躍りしたくなったりし、 一方で、悲しい時は、肩が落ちたり、うつむきかげんになったりするといった具合です。逆に、下を向いて背を丸めて嬉しさを味わえといっても、なかなか難しいですし、小躍りしながら悲しさを感じろといっても、これも難しいと思います。

また、例えば、災害のトラウマなどがある場合、頭ではもう終わったことだ、時間がたったのだから、と思っていても、本当の意味で解決していないのは、「それはもう終わったこと」「自分はもう大丈夫」といった新しい思い/解釈を持つための体の感覚や感情が伴っていないからだと考えられます。

 

 

このように、苦しみを生み出している思い込みやビリーフがあればあるほど、感覚や感情を解放するために、体に働きかける必要がある、ということが、このことからもわかるかと思います。

 

そのために、私の場合は、体の所定の経絡(つぼ)をトントンと刺激しながら、感覚や感情を解放し、【感覚―感情―思い/解釈】のセットの解体ができるEFT(Emotional Freedom Technique:感情解放のテクニック)というセラピーを使用したり、EFTの発展型のマトリックスリインプリンティングという療法も使用しています。

 

現在、多くの心理療法が開発され、利用することができる環境になってきていると思います。

 

その中で、私たちが苦しくなるときに、

 

・苦しみをもたらす思い込みやビリーフは体の奥深くにある
 
・思い込みやビリーフは、【感覚―感情―思い/解釈】のセットによって成り立っている
 
・感情、感覚の量や種類の多さが、思いを強めたり、連動してストーリーへと発展させていく

 

という仕組みがある、ということをベースに、体に働きかけながら、思い込みやビリーフを形成している【感覚―感情―思い/解釈】のセットにアクセスでき、感情や感覚を解放、変容できる療法を選んでいくとよいでしょう。

 

解体のプロセスは自分への愛

今回は、その1,その2と二部に分けて、苦しみとなる思い込みやビリーフをどのように解体していくのかについて解説してきました。

 

解体のプロセスは、気づいていなかった感覚、感情、思い/解釈に気づいていく、理解していくという、自分へと向けられる愛がベースになっているとも思います。

私たちは、苦しい時ほど、「能力のある私になる」や「繊細でない私になる」といった外に求める方向、言い換えるとさらに自分を痛めつける方向に行きがちですが、上記の自分の内側を見るという自分へ愛を向けることをベースにして、自分がなぜ信じてしまっているのか、どんな経験があったからなのか、それらの中身(【感覚―感情―思い/解釈】のセット)は何なのかを、自分がまず自分の理解者になる方向で、自分に向き合っていってあげたいですね。

 

ビリーフから生まれる悩みと実際のセッションではどう扱うのか?
 

ちなみに、思い込みやビリーフ、例えば「私は能力がない」、「私は醜い」、「私は嫌われ者」、「私は繊細」などというのは、潜在意識の深いところにあるので、普段は気づいていません。そして、悩みとして表れる時には、「嫉妬してしまう」、「比較が走ってつらい」、「みんなが私を受け入れてくれない(他者ばかりが受け入れられているように思える)」、「いつも自分でいられなくなる」などといったようなものになります。

 

ですから、悩みから解放されるためには、悩みを生み出すコアな思い込みやビリーフを見つけていく必要があります。そのためには、潜在意識にアクセスするために、前回の記事でも書いた心の階層を下りることを可能にする「気づきの問いかけ」を使ったり、体に働きかける心理療法(セラピー)が必要となるのです。

 

 


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苦しみを解決するには感情をみてみよう! その1 思い込みやビリーフはどう作られるのか

2022年1月12日

前回の記事では、自分の中に自己否定があると苦しむメカニズムについて見てきました。今回は、さらに一歩進めて、そのメカニズムで大きな役割を果たす「思い込み」や「ビリーフ」について、見ていきます。

 

自己否定で苦しむメカニズム

前回の記事では自己否定は、自分がよしとしない思いや感情を自分が持っていること自体を受け止めたくないために起きるということをお話ししました。

 

自分にとって持っていたいか、いたくないか(否定するかしないか)は、これも、以前の記事で書きましたが、私たちの中に根源的に死への怖れがあるため、どれぐらい死への怖れが刺激されるか、によって決まるのでした。例えば、「私は能力がない」、「私は醜い」、「私は嫌われ者」、「私は繊細」などという思い込みやビリーフがあったとして、これらが生き残りの可能性を低めると解釈されると、持っていたくないものになる、否定したいものになる、というわけです。

 

ある人は、「私は繊細だ」という思いがあっても、あまりネガティブにとらえていないのに、ある人にとっては、とても否定的に響いてしまう、という違いがあるのは上記の怖れが刺激される度合いの違いなのです。

 

「私は〇〇だ」という思いが人によってとらえ方、響き方が違うということは、これは、絶対的なものではなく、「能力がない」「繊細だ」といっても何をもって「能力がない」「繊細」というのかも人によって違うでしょうから、私たちは、それぐらい、相対的で、非常にあやふやなものを信じていると言ってもよいかと思います。

 

ですから、苦しみから解放されるには、「能力がある自分になる」「繊細でない私になる」という方向ではなく、こんなに相対的であやふやな思い込みであるにもかかわらず、どうして私はそれを信じているのか? どんな経緯、理由があったのか? を自身が理解していくことがカギとなります。

 

そこで、今回は、まずは、私たちの中になぜこのような思い込みやビリーフが生まれるのか、その仕組みを見ていきたいと思います。

そして、その仕組みがわかれば、どのように思い込みやビリーフを解放していけばよいのかについても理解ができます。一緒に見ていきましょう。

 

体験を通して作られる思い込み、ビリーフ

私たちは、自身が経験したこと、見たこと、聞いたことなどを通して、思い込みやビリーフを形成していきます。
子供から、大人へと成長していく過程の中で、私たちを取り巻く家庭や学校の環境での体験、友人・交友関係での経験、社会にある常識や価値観などが、私たちの思い込みやビリーフの形成に影響を及ぼします。

 

子供時代というのは、家庭や幼稚園、保育所、学校での生活というのが、子供の世界の大半を占めている時期であり、様々な情報や価値観、世界観に触れられる機会が少ない時期です。そのために、起きた事柄への判断が客観的にできにくく、誤った解釈、認識などもストレートに信じこんでしまう時期とも言えます。

 

例えば、両親の間でのケンカが絶えないなど、家庭の雰囲気がピリピリした中で育った場合、安心安全の感覚が養われないままとなり、「社会は安全ではない」といった思い込みや、親が不仲なのは自分のせいだと思いこみ、その結果、「私は愛されない存在、いらない子」といったビリーフ(セルフイメージ)を持ちやすいことになる、ということです。もし、虐待やニグレクトがあった場合など、ビリーフ形成にどれだけの影響があるかは想像に難くないでしょう。

 

それに加えて、特に発達の段階では脳波も大きく関与していると言われています。
私たちの脳波ですが、4つの状態に分けられ、通常の状態は、ベータ波。リラックスしている時は、アルファ波が出ています。瞑想状態や浅い眠りの時はシータ波で、深い眠りの時の脳波はデルタ波です。

 

私たちが生まれてから6,7歳までの脳波は、
生まれてから2歳までは、主にデルタ波と言われ、2歳から6,7歳にかけてはシータ波が増えてくる時期と言われています。
つまり、6,7歳までの期間、デルタ波とシータ波が占める子供の脳は、催眠状態のようにあらゆる情報を吸収し、刷り込みや主観的にとらえた信念や考えを潜在意識にダイレクトに蓄積していくのです。

 

このように、6,7歳までの時期と思い込みやビリーフ形成には、深い関係があることが理解できるかと思います。

 

思い込みやビリーフを形成する体験の中にあるもの

思い込みやビリーフは各自の体験をもとに形成されるということを考えると、「私は愛されない存在だ」という一見同じビリーフを持っている2人の人がいたとしても、そのビリーフとともにある思いや感情や感覚、ストーリー、イメージなどはそれぞれ違うものである、と言えるでしょう。

 

前述の「私は繊細」というビリーフのとらえ方が、ある人はあまりネガティブにとらえていないのに、ある人には否定的に響いてしまうと書きましたが、それは、このように、このビリーフを形成した体験の中にあるものが違うためなのです。そして、体験の中の思いや感情、感覚、ストーリー、イメージが、死への可能性に近ければ近いと解釈されるほど、思い込みやビリーフは、苦しいもの、否定したくなるもの、持っていたくないものになってしまう、ということです。

 

このような仕組みがあることを踏まえると、私たちに苦しみをもたらすと思える思い込みやビリーフから自由になるカギは、思い込みやビリーフを形成した体験の中にある思いや感情、感覚、ストーリー、イメージを解体していくことなんだな、ということも理解できるのではないかと思います。

 

ちなみに、この記事内で挙げている「私は能力がない」、「私は繊細」、「社会は安全ではない」「私は愛されない存在だ」などの思い込み、ビリーフ(セルフイメージ)は、潜在意識の中にあるため、普段は全く気づいていません。
これらの思い込みやビリーフを見つけるために、心の階層を下りていきながら、これらを探ることができる問いかけ(「気づきの問いかけ」と言います)を使用しています。

 

次の記事では、どのように体験の中にある思いや感情、感覚、ストーリー、イメージを解体していくのかについて、思いー感情―感覚の関係を紐解きながら解説していきたいと思います!

 


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感情や感覚が苦しみを生むのではない・・じゃ何が?

2020年4月27日

こんにちは!心理セラピストの下田屋寛子です。

4月も終わりに近づいてきましたね。

 

4月というと15年前に起きた尼崎JR脱線事故を思い出します(ちょうどおととい25日でした)
というのも15年前の3月に大きなパニック発作を経験し、
その頃予期不安でとても苦しんでいました。

その状態の中で、事故が起こり、そのニュースを見た私は、
それまでなんとかぎりぎり保てていた状態から、一気に自分への自信や信頼を失わせるような、、そんな感覚を経験するニュースとして映ったのでした。

それからの不安感に乗っ取られた日々は本当に私を苦しめました。

 

心の状態でいうと、
3月のパニック発作によって、「私は無力な存在」というビリーフをガツンと刺激され、
それにより次の発作を怖がる、なにをするにも不安という予期不安が大きくなり、
そういう状態のところに、さらにニュースで無力感を刺激され、、、
こういうことが起きていたわけですよね。

不安感、恐怖感に支配されたようになるのも当然です。

 

 

私の場合はこの5年後に心のしくみセラピー(心理療法)に出会って、約2年で状態が改善しました。

 

出会ってからは、
発作での恐怖感、無力感、絶望感などの感情や、誰にも助けてもらえないなどの思い、

また発作を起こすことになった低い自己価値観や自己像(ここにもたくさんの思いや感情がありました)
と向き合うということをやりました。

いかに
抑圧してきた感情や思いがあって、
それらを通して世界を見、
ゆがんで見えている世界を事実と勘違いし、
そしてまた自分が苦しくなる
そんな悪循環の中にいたことか!

そんな気づきと解放の2年間でもありました・・・・

(もちろん、自分癒しのプロセスはまだまだ続いていますが、、、)

 

そんな経験から、
気づいていなかった(抑圧していた)感情や思いに出逢っていくこと、
抑圧していたものが解かれていくこと、
感情や思いを解放していくこと、

それらがどんなにか、

生命の力や動きを取り戻し、
世界のとらえ方が変わること、
人生を取り戻すこと、
それらに関係しているのかがわかります。

 

先日「食べて、祈って、恋をして」の著者でもあるエリザベス・ギルバートさんのトークを見ました。

 

彼女は、
今のこの状況の中で様々な扱いにくい感情がでてくるかもしれないけれども、
そうなることは当たり前であること、と理解をしながら、
それらの思いや感情たちに慈しみと思いやりを向けることが大切だ

と述べていました。

 

私たちは、苦しいときは、どうしても

どうやったらといった解決方法を求める方向や
こうしたからに違いないなどといった分析に行きがちになりますが、

でも、苦しみを生むのは、思いや感情、そのものではなく、

感じていることに「抵抗」「抑圧」をしたときです。

 

彼女のトークの中で、「私たちは逆説的存在である」と。

この地球上で私たち人間は、どんな種の中でも最も不安を抱えている種である

が一方で、

最も、リソースにあふれていて自己調整力があって、最も切り抜くことができる種でもある、と。

苦しみから解放されて、
後者を発揮できるのは、
自分の感情や思いにどれだけオープンであるか、とつながっているよ、と。

心のしくみからも、また自分の経験からも本当にそうだなぁと実感します。

 

というわけで、

今何を感じているかな?何を思っている?
どんな感情、思いがでてきてもOKのスタンスで、
本当は不安?
本当はさみしい?
本当はうらやましさがある?
本当は焦っている?
(*「向き合うのは怖いな」という思いがあれば、それもそのまま気づいて、受け容れます(「そう思っているんだな」と)

と問うてみるのはいかがでしょう?

 

さらに、
何を怖がっているのかな?
避けようとしているのかな?
恐れているのだろう?

と問いかけてみてもよいですよ

 

それらは、
生命の力や動き(リソース、自己調整力)へと必ず導いてくれますよ

 

 

*感情や感覚を感じるのにセラピー(フォーカシング、EFT、マトリックスリインプリンティング)もとても役にたちます。

*彼女のトーク動画「It’s Ok to feel overwhelmed. Here’s what to do next」はこちら↓
https://bit.ly/3bEsEAw

 

パニック障害からサバイブした一人の声が、みなさんに響き、
ご自身の心への関心へとつながったらとても嬉しいです
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます☆


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なかなかラクになりません~自分の感情や感覚とどんな風につきあっていますか?~

2019年11月10日

こんにちは!
即位の祝賀パレードも秋晴れの中行われたようですね(*^^*)

さてさて、普段、自分の感情や感覚とどんな風につきあっていますか?

例えば、私の中には“厳しい人“がいて、

結構の割合で批判をしてきます
「そんな思いを持つのはよくない」
「それは大人げない」
「そんなことを感じていないで(思っていないで)もっとやれ!まだまだ足りない!」
「成長していないじゃないか」
などなど・・・

あるいは、
「こんな不安感があるというのは、私がおかしいからじゃないのか?」
「いつになったらよくなるのだろうか?このままがずっと続くのではないか・・・」
「あの時もっと早くに対処をしていたらよかったかもしれない」

という自分への自己批判や分析をする声もあるかもしれません

でも、これらも、
私の中の厳しい人と同じで、
実際に感じていることに抵抗している、という意味では、同じです。

厳しい人にあおられることで、焦りが倍増したり、
自己否定の思いでモヤモヤしてきたり、だれかや調子がよかった時の自分と今の自分を比較する思いが走ったりして、苦しみとなってしまいます

このように、
実際に感じていることに抵抗すると、
実際に感じていることは置き去りのまま、
抵抗から始まる物語や妄想(完全に自分が作っているのですが、、この物語や妄想の中の思いはあふれてきますし、一緒に感情もありますから、すごくリアルにも感じてしまって、なおさら抜け出せなくなってしまう、という悪循環。。。😭)が膨れ上がりますし、

抵抗すると緊張が生まれますので、
どうにかしなければいけない(今起きていることを否定)思考一杯になってしまいます
(焦りがでたり、比較が走っている時はこうなっているはずです)

本当は今経験してる思いや感情がどうして生まれているのか?を見ていきたいのに、
悪循環の牢獄に自分を閉じ込めてしまうことになってしまうでしょう

この悪循環の苦しみから抜け出るには、
実際にあるもの(感情や感覚)に戻って、
それらにオープンになること、
あることを認め、受けとめることだなーとつくづく思います

本当は不安、
本当は怖い、
億劫だと思っている、
胸がなんとなくモヤモヤしている、

厳しい声が指揮棒をふってバッシングするのではなくて、
今本当は感じていること、経験していることをありのままに受け入れていく

そこから自分自身との対話が始まり、
それらの感情や思いを生みだす声を見つけていけることでしょう
なぜ不安なの?
どうして億劫なの?何を怖がっているの?
たくさんの声が待っていることでしょう

悩んでいる友人に耳を傾けることができるように、
自分自身の中で起きていることに
抵抗、否定ではなく、
何を感じている?
何を言ってもいいよ
どうしたの?と肩を貸してあげれるといいですよね

心の中の嵐、牢獄から自由にさせてくれるのは、
厳しさや、自己批判ではなく、正直さやオープンさ♡

Bill Withersの「Lean on」
まさに、肩を貸すよ、聴かせてのスタンスだなと思いながらきいています(*^^*)

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます

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感情のケア~ストレスが心臓の形を変える~

2019年10月26日

こんにちは!

今日は、循環器の医者であるSandeep Jauhar氏のTEDトークのクリップが流れてきたのでシェアしたいと思います~

 

動画のSandeepさんは、
心臓病の原因を
心臓の機能だけからみるのではなくて、
感情的なストレス(「心理社会的な要因」と彼は言っています。例えば災害だったり、ライフイベントだったり、一人の人間をとりまく様々な心理的な要因)を
心臓に関わる問題の原因の中心に置くというパラダイムに移行する時期に来ていると主張しています
(The American Heart Associationでは、まだ感情的なストレスを心臓病のリスク要因として挙げていないそう)

医療界ではまだ心臓を臓器のひとつとしての捉え方だけをされていて、そういった中で、人を全体的な存在として捉えて治療をしようと訴えています

スピーチの中で心臓と感情の関係の説明をされているのですが、
ストレスにさらされたり、失恋や大切な誰かが亡くなったことによる悲しみによって、
心臓は急激に弱まり、たこつぼのような形に変化するそうです
これを「たこつぼ心筋症」と言うそうで、
2004年に起きた新潟県中越地震の被災者の方を検証した例も挙げられているのですが、
震災によって、この「たこつぼ心筋症」の症状の増加がみられたとのこと

このたこつぼ心筋症は、数週間の間にもとに戻るそうですが、
たこつぼのような形になっていると、その期間中に、心臓麻痺や、命にかかわる不整脈、さらに死の可能性も高まるそうです。

 

また、人に対しての別の実験で、
食事や運動だけでは、心臓病予防には十分ではなく、
ストレスマネジメントをしていた方がより予防に効果があるという結果もでているそうです

 

私たち哺乳類は、社会的なつながりの中で安心安全を感じることができる種である、と言われていますが(ポリヴェーガル理論)、その点ともマッチする実験として、

ウサギを使った実験で、
高コレステロール食を与えられているウサギの中でも
実験者から話しかけられたり、愛情を注がれたり、遊んでもらったりしたウサギのグループは、そうではないウサギのグループに比べて、60%も大動脈の病気の確率が低かったとのことです

 

一方で、心臓と感情の関係を研究しているハートマス研究所というアメリカの機関があるのですが、
心臓は、体の中で一番強力な電磁場を作り出していて、
脳の60倍、磁場的に5000倍強力であり、エネルギー的に他者とコミュニケーションをとっており、
感情も心臓の電磁場を通して体中に伝わっている、
といったことを科学的に実証をしています

 

このように、ストレスマネジメントや感情のケアが体の臓器やその機能との関係においても大事だなと改めて思いますし、
人をとりまく社会、環境、ライフイベント、ライフステージの中でのケアを心からも体からもしていくというのが統合的なケアにつながるなと思います

また、「ストレス」と一言で言っても、
ある状況をAさんは何とも感じないけれども、Bさんにとってはストレスと感じるということもありますよね
人によって反応が違うのは(ストレスと感じるか感じないかは)、その人の心の中のあり様が違う、ということです。
そういう意味でも、
なぜ私はこんな風に反応するのだろう?と自分に視点を向けて、ケアをしていく、
それが本当の意味でのストレスマネジメントになりますね

 

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イメージタッピングセラピーセミナー終了しました

2019年9月23日

こんにちは!

先週19日に、イメージタッピングセラピー ワンデーセミナーを開催しました

テーマについて感じる感覚、感情をただただ紙に表して、EFTのタッピングをしていくイメージタッピングセラピー(ITT)

絵という形で、
普段あまり意識されていない感覚や感情が可視化されます

あらためてそれらを持っていたこと
それらを持っていることをばれないように頑張っていたこと
それらを通して人、周り、世界、そして自分を見ていたこと
それらに気づけるから

気づいたとき、そのときに理解と赦しに触れることができる

自分を知っていけるツールの一つとしてITTというセラピー
引き出しに追加されると嬉しいな

ご参加のみなさん、
今回会場として使わせていただきましたアムリタさん
ありがとうございました!

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

ランキングに参加しています。励みになります。いつもありがとうございます

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疲れをためないには~今何を感じている? それに寄り添ってあげよう~

2019年7月28日

こんにちは!
先週は風邪をひいてしまって熱と体の痛さでダウンしておりました
月曜、火曜とセッションもお休みさせていただいて休養させていただきました

 

疲れていないと思っていたのに、実はすごく疲れがたまっていた、ようです~(泣)

今日はそんな感じのことを書いてみようと思います

 

疲れがたまると不安の度合いが増えたり、
発作がでやすくなるから、
疲れをためないようにしています、
とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます

 

で、この疲れって何なのか?

 

ジャン!
それは、未解消な感情・感覚や思いだったり、
別の言い方だと、無意識的に、気づかれていない感情・感覚や思い

 

それらが蓄積されると、「疲れ」としてたまっていっちゃうのです

あまり意識がされていない、というところがミソだと思います

例えば、今回の私がダウンしたのも全くそのとおりだったなと思います。
13日~15日までEFTコースの講師を務めました。

熱がさがって体がラクになってから
準備をしていた時の自分や、講師を務めていた3日間の私を思い出して(イメージして)
どんな気持ちがあったかな、どんな感覚を感じていただろう

とあらためて探ったり、感じる、ということをしてみました

緊張感や、
コースを3日間ひっぱっていけるかなといった不安感満載だったことに気づきました

もちろんこれらの感情を生み出すのは、これらの感情の下に「怖れ」があるからです
ちなみに、自我が究極に怖れているのは
肉体の死もしくは自己価値の死(自己価値を失う)なのですが(インテグレイテッド心理学でもでてくる、分離感から起こる心のしくみの中での究極の怖れですね)、

この死を心の深いところで怖れているので、
逆にいうと頑張るのですね(*^^*)

で、私は改めてこの緊張や不安感や怖れをもっていた私に寄り添うことをしました
(マトリックスリインプリンティングというセラピーを使いました)

ちなみに過去の私の感情や思いであっても、
それらが今に影響を及ぼしているという点において、
潜在意識では、過去、未来はなく、常に現在進行形のものとしてあるので、
過去の感情などを感じたり、解放していくということはとても有効なのです
(それらの感情や思いを通して、今起きていることを解釈してしまうので。
電車で発作が起きたのは過去なのに、そのことを怖がって、電車に乗るというのが怖く感じるのも同じしくみです)

 

感情を感じたり、
準備をしている私、講師をしている私に、してほしい望みを聴いたり、
してあげたいこともいっぱいしてあげました
例えば、
感謝の言葉をかけたり、ハグをしてあげたり、心からの共感をよせてあげたり、などなど
一杯してあげましたよ♡

 

さぁ、こういうことをしてあげるとですね
「疲れていた」ということに気づけた喜びを感じることもできましたし、
「疲れでダウンした」ということにも罪悪感ではなく、理解のまなざしをむけることができました

やさしい気持ちになれました

不安や発作につながらないように、
疲れをためないようにと心がけていらっしゃるとしたら、

特に、日本は梅雨明け宣言も続々とされて、夏本番になりますね
体力が奪われる時節の中

今、私は何を感じているかな?
実は緊張していない?
心細さがない?
焦ってたりしていない?
そんなことを自分に問いながら

気づいていってあげることをしてあげたいですね

それは、心の疲れをためない一歩だなと思います

精神的に健やかに日々が過ごせますように
この夏、健康に過ごせますように

私もあらためて寄り添っていきたいと思います~

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

ランキングに参加しています。励みになります。いつもありがとうございます♪

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☆お席少なくなってきてます~☆
パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー

予期不安、広場恐怖へと広がる理由、発作の原因について
心と体の観点からしくみを理解しませんか?
しくみから、改善へのアプローチがみえてきますよ♪

◎「【オンライン】パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー
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☆セミナーについて:https://bit.ly/2U0vt52

☆開催概要
【日程】2019年8月25(日)
【時間】13:30~16:30
【参加費】8,000円
【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
【お申し込みフォーム】
パソコン・携帯共用:http://ws.formzu.net/dist/S2276840/

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アクセスしたいのは、気づいていない感情や思いたち(ITTのご案内)

2019年7月11日

こんにちは!

9月19日に開催しますイメージタッピングセラピー(ITT)ですが、残席が3席となっております。

さて、
私たちが悩んでいる時は、意識の表層にでてくる思いやそこにくっつく感情たちでぐるぐると苦しくなっているわけですが、
気づけている思考を、気づけている思考で解決しようとしてもすっきりしません。

なぜなら、表層にでてくる思考や感情は、意識の気づいていない部分からでてきているからです

また、私たちという存在は、
思い(思考)ー感情ー感覚を常に経験していて、
これが「私」を構成しているようなものであり、
そういう意味で悩んでいるときも、この3つセットで悩んでいるわけです

9月に開催するイメージタッピングセラピー(ITT)は、
悩んでいる時の体の感覚をとらえて、絵を描きながら(感覚なので、落書きのようなものになります)、タッピングも加えて、解放をしていくセラピーです

表層にでてきている感覚から、
何枚も描いているうちに、意識の深いところへと自然とアクセスできていくから不思議です
描かれる絵が変わっていくので、その変化を自分でわかるのも面白い部分です

本当にアクセスしたいのは、気づいていない感情や思いたちですね

感覚という入り口から、
自分が気づいていない部分へアクセスし、解放していける一つのツールとしてITT、学んでみませんか?

 

◎お申込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/b0c77114626290

****開催概要***
【日にち】2019年9月19日(木)
【時間】10:30~16:30(受付開始:10:15~)
【場所/住所/地図】アムリタ サロン
市川市妙典
最寄り駅:東京メトロ 東西線 妙典駅 徒歩10分
(お申込みの方に詳細のアクセスをお送りいたします)
【セミナー料金】各12,000円
【定員】10名
【参加要件】どなたでも参加できますが、EFTのやり方が分かっていることが前提条件になります。
(←EFTのベーシックなやり方の動画が開きます)資格の有無は問いません。

【持ち物】12色程度揃ったクレヨンをお持ちください。ダイソー等100均でお買い求めいただけます

 

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イメージタッピングセラピー(ITT)ワンデーセミナーのご案内(9月19日)

2019年7月2日

こんにちは!7月に入りましたね♪

今日は9月に行うセミナーのご案内です
平日での開催をとのご要望をいただきまして、9月19日(木)にイメージタッピングセラピー(ITT)ワンデーセミナーを行います。


潜在意識の入り口である体
その体で感じている感覚や感情を紙に表現し、EFTのタッピングを使うことで、自由にしていけるのが
TTというセラピーです。

コトバを超えて、感じているものを表現する感じや
表現+タッピングによって、感じていたものが変わっていく感覚や
潜在意識にあるものって、普段見えていませんが、
その心の状態を「目で確認でき」ながら、解放することを体験できます

セルフワークにもものすごく使えますし、
楽しく使えながらも、
普段無意識な部分にアプローチするので、深い気づきや癒しをもたらしてくれるのもITTのおススメなところです。

EFTを学んだけれどもさらにセラピーの枠を広げたいと思われている方
セルフワークに使えるツールを探していらっしゃる方
是非ご参加ください!

クレヨン持って、心とじっくり触れ合いましょう♡
*参加要件:どなたでも参加できますが、EFTのやり方が分かっていることが前提条件になります。
資格の有無は問いません。
*セミナーを修了されますとJMETの認定修了書が授与されます。


◎お申込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/b0c77114626290

****開催概要***
【日にち】2019年9月19日(木)
【時間】10:30~16:30(受付開始:10:15~)
【場所/住所/地図】アムリタ サロン
市川市妙典
最寄り駅:東京メトロ 東西線 妙典駅 徒歩10分
(お申込みの方に詳細のアクセスをお送りいたします)
【セミナー料金】各12,000円
【定員】10名
【参加要件】どなたでも参加できますが、EFTのやり方が分かっていることが前提条件になります。
資格の有無は問いません。

【持ち物】12色程度揃ったクレヨンをお持ちください。ダイソー等100均でお買い求めいただけます

 


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言葉で上手く言い表せない時ありませんか? ~アートとタッピングの組み合わせで心を癒すイメージタッピングセラピーのご案内(6月2日)~

2019年4月22日

こんにちは!

さて、今回は、6月2日に開催するワンデーセミナーの「イメージタッピングセラピー(ITT)」について書いてみたいと思います。

 

さてさて、

イメージタッピングセラピーについてですが、このセラピーは、

タッピングをしながら感情を自由にしていくEFT(イー・エフ・ティー)というセラピーと
アートセラピーを組み合わせた心理療法のひとつです。

アートセラピーとの組み合わせなので、クレヨンや色鉛筆などを用います(*^^*)(*クレヨンが柔らかくておススメです)

自分が解決したいと思っている問題や体の痛みなどを感じて、紙に表わし、表されたもの対して、EFTのタッピングをしていく、というテクニックです。

実は私は絵を描くのが大の苦手。

小学校2年の時の写生大会が雨のために中止となり、
その代わりに、教室でお話を聞いて絵を描く、ということになったのですが、

牛やカエルがでてくるお話だったのですが、空の色を塗ろうと青色を画用紙の上においたら、これが群青色のような濃い青で、、、しかし筆をおいてしまった紙にはすでに濃い色が、、、もう色を薄められないので、えいやとその色を空の色として画用紙全体に塗って提出したのです。

そして、それを見た先生の第一声が、

「お話は夜のお話でしかた?ちゃんと聞いて描いたの?」

この言葉にひどく傷ついた私は、
それ以来、
図画工作、美術は私の最も苦手な時間になり。
絵を描く、ことは、ぱったり私の人生から封印されることとなりました。

そんな私なのですが、2011年にITTに出会います。

当然、最初に「絵を描く」と聞いたときは、思わず「あっ駄目だ。私向きじゃない」「絵なんて無理!」と完全、後ろ向きでした。

ところがよくよく聞いてみると、
・上手な絵である必要がない
・落書きのような絵でも、抽象的なものでも、問題なし
・意味がわからないものでもOK、頭に浮かんだものをそのまま紙に描くだけでOK
ということで、あれ?美術の時間とはちょっと違うんだなとわかり、恐る恐るペンを手にしました。

じゃぁ何を描くのかというと、自分が取り組みたいと思うテーマについて、そのテーマを考えたり、感じたりした際に感じる感覚や感情を紙に表すのです。

まさに感覚、感情を「転写」する感じです。

↓こんな感じ

感覚を表すので、表されるものは、

黒いぐるぐるの線、赤い四角いかたまり、青の流れるようなゆらゆらとした線など、、、
抽象的なものになります(完全絵の上手い、下手は関係ない!!)

そしてその紙に表されたもの(例:黒いぐるぐるの線、赤い四角いかたまり、青の流れるようなゆらゆらとした線など、、、)を見ながら、EFTのタッピングをしていきます。

テーマについて解決がされるまで、
新たな紙に取り替えて、
感じて、
表して、
絵を見ながらタッピングして、
を繰り返していきます。

テーマが解決したかどうかは描いている本人がちゃんとわかるんです。

なぜなら、紙に描かれるものが徐々に変化していくからです。
例えば、形が変わったり、大きさが変わったり、使う色が変わったり、、、

なぜ紙に表現するのか?ですが、

・時に「言葉」で表現することが難しかったり、言葉では表現しきれないこともあることもあると思うのですが、それをダイレクトに表現できる

・恥ずかしくて話したくないテーマや原因となっている出来事の場合にも使える
なのでお子さんにも使えます♡

・普段私たちは、言葉を通じて論理的に感情や思いを表現しようとしますが、絵を描くことによって、潜在意識がより表に出やすくなる

・表されたものが目で見えるので、自分がどんなことを感じていたのかを客観的に見ることができ、それがより深い自己理解へとつなげられる

 

また、ITTで扱えるテーマについてですが、本当に幅が広いです。
自信がない、不安が常にある、無意識で抵抗するものがある、お金への悩み、恐怖症、怒り、頭痛、などなど。

特に、苦しい時は、
自分を大切にしたいのはわかっているけれどもそんな気分になれない、
どうすればいいのかわからない、

ということが多いのではないかと思います。(私はこういうことが多いです^^)

そんな時に、クレヨンやペンと紙を用意して、

ただ、感じているものを紙に表す、

そして、EFTのタッピングする、

これを繰り返していくのです

ということで、セルフワークにもすごく使えます。
(最初にご紹介したとおり、「絵」にものすごく抵抗があった私ですが、ITTに関しては、感じたものをただ紙に落としていくだけなので、リラックスして取り組めます)

私が先日ワークした際の絵の写真です。絵が変わっていくのがわかるかと思います~

 

 

潜在意識の入り口である体で起きている感覚や感情を転写することは、
言ってみれば、普段気づかれていないものを表していく

ということでもあるかと思います。

なので、紙に表現しただけでもすっきりすることもあります

さらに、そこに、EFTのタッピングをしながら
意識されていなかったものたちを感じていくので、

受け容れる感じ(意識されていなかったものたちからすると、「受け容れられた感じ」ですね♪)が満載ですし、

さらに、意識のうちの96%を占めると言われる潜在意識の中にあるものが
自然に変化・変容していく(自然と、描かれるものが変わっていく)わけですから、
もたらされる癒しや気づきは、納得感があり、深いものになります。

潜在意識は「子供の意識」とも言われます。
気づいていない「子供の声」に出逢いに行く
それは、自分への向き合いであり、自身を大切にすることでもありますね。

是非この機会に学んで、使っていただきたいと思います♪
ご参加お待ちしております

◎お申込みhttps://ssl.form-mailer.jp/fms/fad5e5e7614886

****開催概要***
受講後、JMETの認定修了証が交付されます。
【日にち】2019年6月2日(日)
【時間】10:30~16:30(受付開始:10:15~)
【場所/住所/地図】あうるすぽっと 会議室B1
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F
http://www.owlspot.jp/access/

【最寄り駅】東京メトロ 有楽町線 東池袋駅(6/7出口より直結)
JR池袋駅(東口より徒歩10分
都電荒川線 東池袋四丁目駅 (北8出口より徒歩2分)

【セミナー料金】各12,000円
【定員】18名
【参加要件】どなたでも参加できますが、EFTのやり方が分かっていることが前提条件になります。
資格の有無は問いません。

【持ち物】12色程度揃ったクレヨンをお持ちください。ダイソー等100均でお買い求めいただけます

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

ランキングに参加しています。励みになります。いつもありがとうございます♪

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