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心のしくみを理解し安心をとりもどす

ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす

ありのままが見えなくなると苦しくなる~事実と解釈に分けてみよう!~

2018年5月30日

こんにちは!

5月の最後の週末は、
インテグレイテッド心理学を提唱されている溝口あゆかさんの「インテグレイテッド心理学講座」でした。

参加者の方々のアシストをする係として参加してきました。

この講座に参加するのは何回目だろう・・・数えきれないぐらい参加していますが、そのたびに入ってくる部分が違って、いつも気づきを得ます

心のしくみついて解説しているインテグレイテッド心理学ですが、いつも講座の中で盛りあがる箇所がいくつかあるのですが(笑)、

その一つが、
「自分を悩ませているテーマについて、事実と解釈に分けてみよう!」
というエクササイズです

 

ちなみに私たちは、1日に6万以上の思考が流れると言われていますが、その思考の中には、事実と自分の解釈とが交ざり合っている、ことにあまり気づいていません

 

で、このエクササイズの目的は、いかに私たちが普段自分の解釈を「事実」として捉えて、物事、状況を見ているのか(インテグレイテッド心理学では、「投影」といいます)
を意識するためのもの、なのです~ (*^^*)

 

で、事実とは、実際に起きたこと、実際に起きていること、を指します。

「子供が部屋の片づけをしてくれない」

これは、「解釈」です

では、

事実は、「子供がゲームをしている」(例えばですが)

です。

 

「友達のA子が相談にのってくれない」

これも「解釈」です

事実は、例えば、

「私が『最近上司と上手く行ってなくてさー』と言った。

A子が、『今はちょっと忙しいから、今度話聞くね』と言った」

です。

 

この事実を、

「友達のA子が相談にのってくれない」

と解釈しているわけですね

 

こんな風に私たちは、事実(実際に起きたこと、起きていること、ありのまま)を、様々に解釈をして、それをあたかも事実のように捉えているなーと改めて思うのです。

お気づきだと思いますが、
ポジティブな解釈はハッピーにさせてくれるからいいですが、
解釈がネガティブなものであって(例えば、「A子が相談にのってくれない」など)
それを「解釈ではなく事実だ」と信じてしまうと、
これはとたんに苦しくなってしまいます
(A子に話を聞いてもらえない、さみしい私ストーリーがまたたく間に広がっていきますよね)

 

もちろん、私も御多分に漏れずやっていました

 

どんなだったかを話しますと、例えばですが、

私はずーと何がしたいのかがわからずにいた人なのですが、

だから、就職活動も真剣にできず、

そんな中、就いた仕事について、「適当にお金をもらえるところで落ち着いてしまった」

という思いを抱えていました

そしてこういう思いを抱えていること自体あまり気づいていなかったのですね
うっすらと後ろめたい感じや、劣等感としては感じていた、というぐらいです

そんな私に、

「どんなことをされているのですか?」
「今どんな仕事しているの?」と

だれかが聞いてくる、もちろん相手は単なる興味、関心で聞いているだけなのに、

でもその言葉はありのままには聞こえず、

私の耳にはまるで、

「適当なところに落ち着いたんでしょ?」
「手を抜いてた生き方しているね」

と言われているように響くわけです

そして、
傷つけられた!もう誰とも会いたくない!
などと人間関係を難しくさせていたものでした・・・

「解釈」は、これは、「私」の「解釈」なのに、

自分の解釈だと思わずに、

どれだけ生きづらさの悪循環にはまっていたことでしょう!

トホ ホントこういうこと一杯やってきました・・・トホ

 

今だって、あっという間に

自分の解釈から生まれるストーリーを作り出して、そこで苦しくなってしまったりもします。

 

でもそういうときは、「事実はなんだっけ?」
と立ち止まるようにしています(*^^*)

立ち止まれるようになると、
解釈は私がしている解釈だよね、と一旦ひと呼吸が入れられるので、
ストーリーへの引っ張られ方がずいぶん違うのです

 

ところで、この解釈が生まれるには、
この解釈を生み出す解釈が私のこころの深いところにあるのです。下支えしている解釈ですね

それは、私のこの例ですと、例えば、「私は、世間知らず」などといった自分についての思いなどです。

セッションでは、こういった思いをこころの深いところに探っていく、ということをしていきます(普段は全然気づいていないので、深い部分にあった思い(例:「私は世間知らず」)から物事を判断・解釈した結果、表層の解釈(例:「適当なところに落ち着いたんでしょ?」、「手を抜いてるね」)
が生まれていたんだな、それで苦しくなってたんだ、という理解につながるのです)

 

話がいろいろあっちこっちしましたが、・・・

こういった

事実をありのままに見えなくする・解釈する(投影する)ことがそもそもどうして起きるのか?

といったことを、

全人類がもつ心のしくみはこういうものなんだよ、と、
真実そのものをまとめたものが
インテグレイテッド心理学であり、
インテグレイテッド心理学講座では詳しく解説しています。

 

私がこの心のしくみを知ってよかったなと思うのは、

よく「答えは自分の中にあります」といった言葉を聞きますが、

生きづらさからラクになるには、
自分の中に見つけていくのはいろんな本や、ちまたにあふれている情報からもわかっているけれども、

そもそも心がもつメカニズムを分かっていなかったから

機械の設計図なしに、
修理をしようとしていた感じだった感じですね 笑

それが、全員に共通している心という設計図を得られて、
(それも誰かの説とか流派ではなく、真実ベースの設計図で)
自分を見つめていく、ということができやすくなった

ということだと思います。

 

「事実と解釈に分ける」の方に話を戻しますが、
「事実と解釈に分けてみる」というのは、

苦しみと映っているものが今あるとしても、

そこからありのままは何なのか?

そして、

そこから「ありのまま」に見せなくさせているものは何なのだろう?の視点に向けることができます

それは、

外に答えを求めたり、誰か(何か)のせいにすることの終焉であり、

自分を見つめていく、という向きに、そのベクトルの矢印を自分へ向けてくれる瞬間でもあるのです♪

それは、生きづらさから自由になるプロセスのための、第一歩をでもあります

今苦しいとしたら、
自分を見つめていきませんか?
その一歩として、
事実と解釈に分けてみる、これおススメですYO!♡

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

インテグレイテッド心理学講座 開講します

日程:2018年7月28日(土)、29日(日) 2日間
時間:12:30~18:30頃
参加費:4万8千円 /再受講:3万円
(お申込み時にお席確保のため、参加費の内、5千円をお支払いただきます)
場所:東京都中央区晴海(最寄り:都営大江戸線勝どき駅)(詳細はお申込み時にご案内いたします)

お申込み:https://ws.formzu.net/fgen/S64019876/

これまでのインテグレイテッド心理学講座に参加された方の感想はこちら

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無意識にあるものを表す~イメージタッピングセラピーセミナーのご案内~

2018年5月9日

こんにちは!
GWも終わりましたね。みなさんはどのように過ごされましたか?

さて、今回は、「イメージタッピングセラピー(ITT)」について書いてみたいと思います。

6月3日(日)に、JMET主催のワンデーセミナーでITTについてお教えもします~

さてさて、

イメージタッピングセラピーについてですが、このセラピーは、

タッピングをしながら感情を自由にしていくEFT(イー・エフ・ティー)というセラピーと
アートセラピーを組み合わせた心理療法です。

アートセラピーとの組み合わせなので、クレヨンや色鉛筆などを用います(*^^*)(*クレヨンが柔らかくておススメです)

自分が解決したいと思っている問題や体の痛みなどを感じて、紙に表わし、表されたもの対して、EFTのタッピングをしていく、というテクニックです。

実は私は絵を描くのが大の苦手。

小学校2年の時の写生大会が雨のために中止となり、
その代わりに、教室でお話を聞いて絵を描く、ということになったのですが、

牛やカエルがでてくるお話だったのですが、空の色を塗ろうと青色を画用紙の上においたら、これが群青色のような濃い青で、、、しかし筆をおいてしまった紙にはすでに濃い色が、、、もう色を薄められないので、えいやとその色を空の色として画用紙全体に塗って提出したのです。

そして、それを見た先生の第一声が、

「お話は夜のお話でしかた?ちゃんと聞いて描いたの?」

この言葉にひどく傷ついた私は、
それ以来、
図画工作、美術は私の最も苦手な時間になり。
絵を描く、ことは、ぱったり私の人生から封印されることとなりました。

そんな私なのですが、2011年にITTに出会います。

当然、最初に「絵を描く」と聞いたときは、思わず「あっ駄目だ。私向きじゃない」「絵なんて無理!」と完全、後ろ向きでした。

ところがよくよく聞いてみると、
・上手な絵である必要がない
・落書きのような絵でも、抽象的なものでも、問題なし
・意味がわからないものでもOK、頭に浮かんだものをそのまま紙に描くだけでOK
ということで、あれ?美術の時間とはちょっと違うんだなとわかり、恐る恐るペンを手にしました。

じゃぁ何を描くのかというと、自分が取り組みたいと思うテーマについて、そのテーマを考えたり、感じたりした際に感じる感覚や感情を紙に表すのです。

まさに感覚、感情を「転写」する感じです。

感覚を表すので、表されるものは、

黒いぐるぐるの線、赤い四角いかたまり、青の流れるようなゆらゆらとした線など、、、
抽象的なものになります(完全絵の上手い、下手は関係ない!!)

そしてその紙に表されたもの(例:黒いぐるぐるの線、赤い四角いかたまり、青の流れるようなゆらゆらとした線など、、、)を見ながら、EFTのタッピングをしていきます。

テーマについて解決がされるまで、
新たな紙に取り替えて、
感じて、
表して、
絵を見ながらタッピングして、
を繰り返していきます。

テーマが解決したかどうかは描いている本人がちゃんとわかるんです。

なぜなら、紙に描かれるものが徐々に変化していくからです。
例えば、形が変わったり、大きさが変わったり、使う色が変わったり、、、

なぜ紙に表現するのか?ですが、

・時に「言葉」で表現することが難しかったり、言葉では表現しきれないこともあることもあると思うのですが、それをダイレクトに表現できる

・恥ずかしくて話したくないテーマや原因となっている出来事の場合にも使える
なのでお子さんにも使えます♡

・普段私たちは、言葉を通じて論理的に感情や思いを表現しようとしますが、絵を描くことによって、潜在意識がより表に出やすくなる

・表されたものが目で見えるので、自分がどんなことを感じていたのかを客観的に見ることができ、それがより深い自己理解へとつなげられる

 

また、ITTで扱えるテーマについてですが、本当に幅が広いです。
自信がない、不安が常にある、無意識で抵抗するものがある、お金への悩み、恐怖症、怒り、頭痛、などなど。

特に、苦しい時は、
自分を大切にしたいのはわかっているけれどもそんな気分になれない、
どうすればいいのかわからない、

ということが多いのではないかと思います。(私はこういうことが多いです^^)

そんな時に、クレヨンやペンと紙を用意して、

ただ、感じているものを紙に表す、

そして、EFTのタッピングする、

これを繰り返していくのです

ということで、セルフワークにもすごく使えます。
(最初にご紹介したとおり、「絵」にものすごく抵抗があった私ですが、ITTに関しては、感じたものをただ紙に落としていくだけなので、リラックスして取り組めます)

下記は私が先日ワークした際の絵の写真です。左上、右上、左下の順で、一番右下が解決したと感じた絵です。絵が変わっていくのがわかるかと思います~

潜在意識の入り口である体で起きている感覚や感情を転写することは、
言ってみれば、普段気づかれていないものを表していく

ということでもあるかと思います。

なので、紙に表現しただけでもすっきりすることもあります

さらに、そこに、EFTのタッピングをしながら
意識されていなかったものたちを感じていくので、

受け容れる感じ(意識されていなかったものたちからすると、「受け容れられた感じ」ですね♪)が満載ですし、

さらに、意識のうちの96%を占めると言われる潜在意識の中にあるものが
自然に変化・変容していく(自然と、描かれるものが変わっていく)わけですから、
もたらされる癒しや気づきは、納得感があり、深いものになります。

潜在意識は「子供の意識」とも言われます。
気づいていない「子供の声」に出逢いに行く
それは、自分への向き合いであり、自身を大切にすることでもありますね。

是非使っていただきたいと思います♪

*****JMET ITT ワンデーセミナーについては下記*****
受講後、JMETの認定修了証が交付されます。

◎日時:2018年6月3日(日) 10:30~16:30(開場 10:15~)
◎会場:サンシャイン学園
東京都豊島区東池袋4-23-4
http://www.sunshine.ac.jp/access.html
(JR/丸の内線 池袋駅 東口地下35出口より10分、有楽町線 東池袋駅6/7番出口より 徒歩3分 )
◎費用:12,000円
◎参加要件:ITTはどなたでも参加できますが、EFTのやり方が分かっていることが前提条件になります。資格の有無は問いません。
◎お申込み:http://matrixreimprinting.jp/info/201806seminar/

※前日の6月2日には、同じくJMET主催で、体の感覚を感じていく、フォーカシングのワンデーセミナーもあります。ITTやその他セラピーとも相性がよく、セラピーの効果を高めることができるので、併せて受講されるとなおよいです(*^^*)

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

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今日の風景・流れ、巡りの中に身をおく

2018年4月20日

セッションが終ったあとや、夜のセッションの前に、時々散歩をします。

一気に花々が咲き始め、

木々の緑は目に新鮮で、

時間や季節とともにちゃんと巡っているというこを自然を通して実感しますね

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ジョギングをする人、

犬の散歩をする人、

赤ちゃんを抱っこしながら散歩している人

と行きかいながら、

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水面に反射する光や、

波の動き眺めながら、

ゆっくり歩きます

 

頭の中を空っぽにして

ただ、流れや巡りの中に身を置くと、

私もその中のひとつだなと

ふと力が抜ける・・・

そんな時間が大好きなのです

 

今日も気温が上がりましたが、週末も暑くなりそうですね

緑がまぶしい季節、よい時間、よい週末をお過ごしください💕

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怒りから気づいていないものに気づく ~それは愛への転換点~

2018年3月19日

こんにちは!

3月に入りだいぶ暖かくなってきましたが、上がったり、下がったりの気温に体を合わせていくの大変ですよね(*^^*)

 

さて、今日は、

怒りは、自分が気づいていない思いや感情に気づかせてくれる入り口だな~

そして気づいていなかった思いや感情に出会えた時に初めて、
私たちは、本当の意味で自分を理解できたり、
愛ベースへのエネルギーへと転換してくれるな~、

としみじみ思ったことを私の経験からお伝えしようと思います

 

 

今住んでいるマンションでは、自転車を住人でシェアできるシステムがあるのですが、

久々、自転車を借りようと駐輪所に行きました。

 

そして、いざ借りようとすると、

「登録がされていないので利用できません」と。

 

「あー 引っ越ししたから(年明けに同じ建物内で引っ越しをしたという経緯があります)、移転先の部屋番号で、利用者登録を新たなにしなければいけないのだ」と、

慌てて自宅に戻り、

不動産会社から渡されていた、物件の設備の取り扱い説明書がつづられているファイルがあるのですが、それを開けてみました。

 

が、ところが、

肝心の入っているべき「自転車貸出登録の手引き」の書類がファイルからそっくり抜けていて入っていない!

 

さーーここから怒りのスイッチが入ってしまいました!!!

 

不動産会社が引き渡しの時にちゃんと確認をしなかったからだ!

前に住んでいた人がそのまま持っていったに違いない!

それを確認せずに引き渡しをしているのか!不動産会社め!!!!

 

完全に不動産会社が悪者で、めちゃめちゃ攻撃モードです

 

怒りマックス状態

電話をつかんで不動産会社の担当者に電話をする

担当者が不在でなおさらイライラが募る・・・・

 

 

一方、怒りマックス、怒りの渦に巻き込まれてはいるのですが、

一応、職業柄(笑)、心のしくみを学んだり、お伝えしたり、している身、

どこかでは、

「あれ~ えらい怒っているけど、なんだ?これ??」

「私の心の中の何かがすごい刺激されてるんだな~」

と、気づいてもいるのです(とはいえ、怒りはもちろん消えてません)

これは自己ワークで見た方がいいなーと。
*自己ワークには、OADの”気づきの問いかけ”やセラピーを使っていきます

 

さてさて、自転車は借りれなかったので、怒りを半分くすぶらせながら、

目的地が、交通機関で行くには、中途半端な場所だったため、

隅田川沿いをとぼとぼ歩きながら、自分の中にある思いを問いかけていきました。

この怒りは何に反応していたのだろう??・・・と

 

 

ちなみに、この出来事があった時期というのは、

自分の講座が週末に控えていたりして、

そもそも、自転車を借りようと思った理由は、

わずかに空いた時間で、

交通機関に乗って目的地に向かうよりは、

自転車の方が時間短縮できる、時間を有効利用できる、

という思惑があったのです。

 

んんん??・・・

 

ということは・・・???

 

私の中で気づかないうちに、講座の準備について、焦りや不安、緊張をいつの間にか溜めていた???・・・

「あ゛~  そうだわー」と妙に納得できる感覚がわいてきます。。。

もうこの辺りから肩の力がごそっと抜けて、
ふわっと緩む感覚やら、
あんなに怒りを感じていた自分に対しても滑稽さらやら、愛おしさすらわいてきます

怒り劇場から脱出できた瞬間ですね 笑

 

この焦りや不安、緊張は、こうして自分に問いかけをするまで、

完全に私の中ではスルーされていたものであり、

全く気づいていないもの、でした

でも改めて思い返してみると、それは意識の中に埋もれていただけであって、
しっかりあったものなのです

 

インテグレイテッド心理学を学ばれた方はすでにおわかりかと思いますが、
少し”投影”についてお話をさせてください。

私たちは常に、自分の思いを通して、状況や出来事、モノ、人を解釈しています(これを“投影”といいます)。

そして、その物事を解釈する際のフィルターとなる思いは、例えば、
「私は〇歳」というニュートラルなものから、
「私はバカだ」などといった、自分が苦しくなるものまで、
様々なのですが、

特に、私たちが苦しくなるときというのは、

何らかの思いが、

自我として究極に怖れていることを刺激する場合、
これは苦しみとなります。

自我として究極に怖れていることとは、
・肉体の死

・精神的な死
です。

例えば、
「自分はバカだ」と信じていて、
・バカなままだと、いいところに就職できなくて、食べていけなくなる:肉体の死のストーリー

や、

・バカだと人からの評価を失くして、誰にも受け入れられなくなって、独り死んでいく:精神の死のストーリー

を心の深~いところで、すごーく怖れているわけです。

 

反対に言うと、この怖れに直面しないように日々頑張っているわけです!

例えば、
バカがばれないように努力している、
本を読んだり、何かのスキルを身につけたりなどすることでカバーしてするなど

そして、怖れが大きければ大きいほど、
日々の努力は惜しまずにしなければなりませんから、
そこに不安や緊張、焦りなどなどが当然伴いますね

でもこれらの「しなければ」という思い(根底には死の怖れがある)があることや、
その思いに伴っているはずの感情や感覚になかなか気づけません。

 

これらの思いや感情が気づかれないままになっていると、
心のしくみとしてどういうことが起きるかというと、

目の前の事象を、「私を苦しめるもの!」と判断し(時間を取られる!→準備の時間が足りなくなる!)、

相手が(不動産会社が)、私から準備時間をとって、精神の死へ近づける憎き相手と映り(投影)、

それはすごく困るので、相手を攻撃する(怒りマックス~)

ということが起きるわけです~。
(これは、インテグレイテッド心理学でも学ぶ、抑圧→投影→防衛→攻撃のしくみです)

 

ということで、その後私はどうしたかと言いますと、

講座準備を完璧に!と思っていた自分とセラピーを使って対話をしていきました。

心細さ、不安、緊張、焦り、悲しみなどたくさんの感情がありました。

これだけの感情があるのに、それらに気づかずに「万端に!完璧に!」と自分に課していたかと思うと、「ごめんね~、わたし」と、自分に対する優しい気持ちも生まれてきました(*^^*)

そして、不在だった担当者の方から数時間後に折り返しの連絡があったのですが、
普通に対応ができておりました♡

 

さて、長々と書いてきましたが、

このように、

気づいていないもの、

スルーされているもの、

に気づいていくことは、

苦しみから愛のエネルギーへと転換してくれる鍵になることでしょう

 

そう、その時、元々は愛だったとやっぱり気づくのです

 

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす 気づきの問いかけ

2018年初の”OAD気づきの問いかけ”勉強会@AMRiTA

2018年2月26日

こんにちは!

昨日は”気づきの問いかけ”勉強会@AMRiTAさんでした♪
昨年から始まった勉強会、今年に入って初めての開催でした。
*アムリタさんのレポはこちら(いつも雰囲気が伝わるお写真をたくさん載せてくださっています(*^^*)

インテグレイテッド心理学を学ばれた方を対象に、
苦しみを生み出す思いやビリーフを見つけるために、
心を解いていく”問いかけ”についてお伝えしています。

今日は、特に「全ては投影である」ことについて

私たちは、自分の「解釈」を「事実だ」と勘違いして、
その解釈がネガティブなものであれば、
当然苦しくなります

 

そういう意味で、苦しみを生む「自分の解釈」に気づいていくことが、
苦しみからラクになる道筋であるという言い方もできますね

ということで、
「事実」(ここでの事実とは実際に起きたこと、起きていることを指しています)に、どんな苦しい解釈をしているのか?を探るために、”気づきの問いかけ”を使っていくのです。

今日は特に、きほんの「き」をおさえる時間となりました。
なぜ、問いかけているのか?を心のしくみ(インテグレイテッド心理学)を復習しながら、自分のケースを題材に学んでいきました。

自分がなぜ苦しくなっていたのか?そのからくりを理解できたあの瞬間の

安堵感、
自分を守らなくてよくなる感覚、
あ゛~こんなに私頑張ってたーて自分に慈しみがわく感じ

みなさん、”問いかけ”で、
気づいていなかった思いに出逢うことによって見えてくる
これらの感じを体験しました。

 

インテグレイテッド心理学は実践的な心理学
実生活に落とし込めたときにホントに活きてきます☆
自分の中にこれらの感じをぐっと落とし込みたいと思われる方は是非どうぞ~

次回勉強会は、4月7日(土)13:00~です。詳細はこちら

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす 活動と実績

インテグレイテッド心理学講座終了しました

2018年2月11日

こんにちは!

2月3日、4日と2日間にわたって、インテグレイテッド心理学講座を開催しておりました。

中京方面、関西方面からもお越しいただき2日間じっくりと心のしくみについて学んでいただきました。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました♪

 

インテグレイテッド心理学では、
私たちは、70億人の人類!に共通する心のしくみを学んでいきます。

心のしくみというのは、特に、
抑圧、投影、防衛、攻撃というしくみなのですが、
どうしてこのようなしくみが私たちの心で作用するのか、
それを、インテグレイテッド心理学は、非二元(悟りの教え)や奇跡の学習コースをベースに説いています。

誰かの理論や学説ということではなく、
真実の観点からみていることから、
だから「全ての人に共通するしくみ」として、解説ができる、というわけなのです。

そういう意味で、だれかの分析や解釈をはさんでいないので、
心理学というより、心の観察学と言ったりもしています。

講座の中では、

私たちが悩んだり、苦しんだりする、そのワケについても、心のしくみから解説をしていますので、

なぜ自分が苦しかったのか、

なぜ相手に怒りがわいていたのか、

なぜ不安を感じていたのか、

などが理解できます。

 

理由が分かると、
それだけでもほっとしたり、
びっくりしたり、

講座の中でも多いに盛り上がりました(*^^*)

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しくみを知ることは、
自分を知ること、
そして、それによって他者や状況を変えようとしなくてよく、
自分の中を見てあげればよいのだと自分にベクトルが向くきっかけになります

他者や状況を変えようと外にベクトルが向いている時は、
必ず私たちは私たちの中から力を奪われているはずです
(どんなに怒りが相手や外に向いていたとしても、自分からは力は奪われている)

そんな力を取り戻すきっかけは、
まずは一番身近にあるにもかかわらず、
知らない(残念ながら学校教育の中で教わったりしないので、、。私もつくづく早くに知りたかったと出会ったときは思いました(*^^*))
しくみについて知っていくことだろうと思っています。

ご参加いただきましたみなさまありがとうございました❤

次回は、7月末に開催の予定です。詳細はこちらをどうぞ

今回も読んでくださりありがとうございます♪

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ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす 活動と実績

マトリックスリインプリンティングのコースのアシスタントを終えて

2018年1月30日

こんにちは!

 

毎日寒い日が続いていますね。

 

さて、週末は、マトリックスリインプリンティングの3日間のコースにアシスタントとして参加しておりました。

マトリックスリインプリンティングは、EFTの発展バージョンのセラピーで、
EFTのタッピングをしながら、
傷ついたと思っている自分の感情や思いを引き出しながら、
解放をしていきます。

傷ついた自分
でもそこには
ただただ、目が向けられなかった感情や思いがあった
ということ

そして、それらを【感じる】ことで
変容が起きていく

そう、それも自然に変化が起こるのです♪

泣いていた自分が落ち着いていったり、
傷つけたと思った相手に対して、違う視点が入ってきたり、

それは相手への赦しであったり、
自分への赦しが
自然に起きる瞬間でもありますね

どれほどのエネルギーチャージがそこにあったのか、あらためて認識させられます

3日間参加者の方はご自分の経験を通して、
これらを体験していらっしゃいました

みなさんのワークをアシストしながら、
感情や感覚を「感じる」こと、これってやっぱり鍵だな~って、
そして、
セラピーいいな~としみじみと感じました☆

 

なかなか頭から離れない思い
モヤモヤとした気持ち
思い出さすと心が痛くなる出来事
など
こういったことに、感情にアプローチするセラピー使ってみてくださいね

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集合写真1

 

今日も読んでくださりありがとうございます♪

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インテグレイテッド心理学講座を開催します(2018年2月3日&4日)

2017年12月1日

こんにちは!

インテグレイテッド心理学について、開催のリクエストがありましたので2018年2月3日、4日で開催します♪

不思議なことに、私たちって自分の心なのに、その「しくみ」を誰からも教りません。

知らないだけに、無意識にそのしくみが作用するため、表面上にでてきた思いや感情によって、悩んだり、落ち込んだり、相手を責めたり、攻撃したりしているのです。これが日常で感じている、不安や不満などといった、いわゆる私たちが経験している「悩み」ですね。

私もこの心理学に出会うまでは、すごく悩んでましたし、「生きづらいな~、自分に向き合っているつもりなのに、なぜかラクにならない、どうすればいいのだ??」とぐるぐるの中にいました。かなり、苦しかったですし、落ちてました。

この心理学に出会ってわかったのは、
「自分に向き合って」いたつもりだけど
実は、
苦しみや悩みを生み出す「しくみ」自体がスルーされていたんだな、とういうことでした。

つまり、「苦しいのは、こういうしくみがあるからなんだよ」という部分~悩みを生み出す”作用”の部分~が見過ごされていた(る)、ということです。

反対に言うと、この作用(しくみ)を知るというのは、悩みや苦しみから抜け出す大きな鍵になりました。これは、つくづく思います。

ということで、来年も引き続き、
この「心のしくみ」(学校でも教わる日が来るといいな~)をお伝えしていきたいと思っています。

インテグレテッド心理学は、溝口あゆかさんによって提唱されている心理学で、
心をオープンに紐解き、気づき、対話を進めていく「オープン・アウェアネス・ダイアローグ(OAD)」の
「心のしくみを知る」部分にあたります。

今ある悩みの解決のきっかけ、生きやすさへのヒントを得たいと思われている方、
真実の癒しに興味がある方、
是非ご参加くださいませ♪

詳細はこちらです
【日程】2018年2月3日(土)、4日(日)(2日間)
【時間】12:30~18:30
【会場】下田屋寛子セッションルーム(東京都中央区)(都営大江戸線 勝どき駅最寄り)
※お申込みいただた方に、場所の詳細をご案内いたします
【費用】4万8千円(再受講:3万円)
※お申込み時に、お席確保のため、デポジットとして参加費の内5千円をお支払いただきます。
【お申込み】https://ws.formzu.net/fgen/S64019876/

◎講座の内容については、こちら

インテグレイテッド心理学講座を修了されると、潜在意識の思いを探る「気づきの問いかけ勉強会」へと進んでいただけます♪

ご参加お待ちしております☆

今回も読んでくださってありがとうございます~♪

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依存症とトラウマからの回復セミナー

2017年10月21日

今日は午後から、「依存症とトラウマからの回復セミナー」でした。

これは、ハートレジリエンス協会として運営してきました。

講師はあゆかさん

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基本的に「私たち、人間全員依存症」 程度の差や、緊急度の違いがあったとしても・・・

なので、「依存しないように、させないように」の視点ではなく、
また、「依存になるのは、だらしないからだ、甘やかされたからだ」などの精神論や分析ではなく、

そうではなく、依存を生み出す、心の痛みがそこにあるだけなんだよって

セミナーでは、

心の痛みの原因となる
一過性のトラウマ、複雑性トラウマ、ビリーフ、蓄積した未消化の感情について

海外でのEFTを使った事例の紹介

セッションでどうみていくのか

オープンアウェアネスダイアローグについて

 

・・・2時間のセミナーだったけど内容モリモリでした

やめたいって本人だって、もちろん思っているはず、
やめれたら簡単だけど、
でもやめられないから、そんな自分をまた責める

でも、依存のしくみについて正しく知ること、
方法があることを知ること、

それは、自分責めの苦しさからまずは抜けられる1歩になるでしょうし、

抜けれたら、次は、自分の中に起きていることに本当に目を向けられる次の1歩にもなるでしょう

この依存症のしくみについて知っていただきたい、広めていきたいなと思いました。

 

今日も読んでくださりありがとうございます♪

ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす

「自分にやさしいケアラー(介護者)になる」講座

2017年10月20日

こんにちは!

昨日は、ハートレジリエンス協会で開催している「自分にやさしいケアラー(介護者)になる」の講座の講師をしてきました。

こちらは、ハートレジリエンス協会で発行の冊子「介護をしているケアラーのあなたへ」を教材に5回シリーズの講座として開催が始まりました。

冊子写真

私は第1回目の講師として登板しました!

テーマは、「自分の気持ちに気付くコツ」

寛子10

誰かのケアをしている時は、意識が外に向きがちだよね、その時にどんなことが私たちの心の中では起きているの?

ケアしている私が、

疲れてないかな?

自分の気持ちが置き去りにされてないかな?

それに気づけるポイントとして、誰かをケアする時に、起きがちなことを心のしくみをベースにお話をさせていただきました。

誰かのお世話をしたり、誰かを思う時に、私たちは思考中心になりがち

そうなりがちな中で、自分の気持ちを大切にしていくエクサイズもご紹介しました。

 

この講座は、あと4回続きます。

2018年も第2シリーズとして開催が予定されるかもしれません☆

ケアラーの冊子は、無料で配布されています(50部以上は、発送料をご負担要)

ダウンロードもできます。

冊子については、こちらから

 

今日も読んでくださってありがとうございます♪