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感情のケア

ブログ 不安なときの対処方法 心のしくみを理解し安心をとりもどす 活動と実績

コラムを書かせていただきました~「感情や感覚への意識」を目覚めさせよう

2024年9月18日

長瀬ランダウア社様のNLだよりに、「『感情や感覚への意識』を目覚めさせよう」と題して、コラムを書かせていただきました。

 

不安症や鬱、依存症などの様々な症状のほか、何らかの生きづらさから回復していくためには、特に、感覚と感情に注目をするとよいこと、その理由を書きました。

様々な症状やトラウマから自由になって、安心や信頼をベースに人間関係を築いたり、社会と関わっていくヒントになれば幸いです。

 

 

 

 


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予期不安を断つ鍵♪~発作の時に心の中で何が起きたのか?それをどう解釈したのか?~

2019年12月19日

身体がノーという時-抑圧された感情の代価ー」の著者であるガポールマテ氏のことば

トラウマとは、
何があったか、ではなく、
その時心の中で何が起きたのか?どうとらえたのか?である

発作から予期不安や広場恐怖へとつながっていくメカニズムは、まさにマテ氏の言葉のとおり、
発作の時に心の中で何が起きたのか?それをどう解釈したのか

この解釈がある限り、
対象物を避けたとしても、
脳、自律神経も、この解釈に反応するので、
結果として不安感、恐怖感が出続けてしまいます
また永遠に対象物を避け続けていくというのも、大きなストレスとなるでしょう

一方でグッドニュースは、
この解釈も、その解釈とともにある感情を解放すると変えることができる
ということ

発作の経験をどうとらえたかが
どのように心、脳、自律神経に影響があるのか

解釈とともにある感情を解放するとなぜ解釈が変わるのか
有効な心理療法はどんなメカニズムなのか

このようなパニック障害にまつわるしくみについて1月にお話をします。

このようなしくみがわかると
どのようにケアしていけばいいのか
どんな風にアプローチしていけばいいのかが
自ずと見えきますよ

理解をしながら、実践的に対応のヒントを得たいと思われている方、
なかなかよくならない、改善の鍵を求めていらっしゃる方
是非ご参加ください!
ご参加お待ちしております♪

 

☆開催概要☆
【日程】2020年1月18(土)
【時間】13:30~16:30
【参加費】8,000円
【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
【お申し込みフォーム】
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ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす

今苦しいなら~必要なのは正直さと寄り添い~

2019年7月9日

こんにちは!

さて、いきなりなのですが、

”新しい誰かのために わたしなど 思い出さないで

声にさえもならなかった あのひと言を 季節は運んでく 時の彼方”

 

これは荒井由実(ユーミン)の「雨のステイション」の一節
(私はハイファイセットのヴァージョンが好きだったりするのですが)
https://youtu.be/_DffYnmWrkA

「新しい誰かのために  わたしなど 思い出さないで」

この言葉を聞いてぐっとくるのですよね~
だれでも、人生の中で「我慢する」ということを経験してきているからだと思うのです
その時の本当の自分の気持ちや、思いを
ぐっと自分の中に閉じ込める
そういう経験

 

こんなことを失恋した友がもし言っていたとしたら、
あなたはどうします?

 

いやいや聴くよ、ほんとはどう思っているのよ?
ホントはどうなのよ?
うらみ、つらみ、なんでもぶちまけなよって

私はいいたくなっちゃうな
私のイメージの中では日本酒を交わしながら聴いている・・・笑

 

で、ですね、ここまでは失恋した友がこう言っていたら、、、という設定で進んできましたが、
もし、
「わたし(が感じたこと)など 思い出さないで」って私の中の声が言っているとしたら
どうでしょう?

「わたし(の気持ち」など、なかったことにして」「忘れて」って言っているとしたら、、、?

なんと悲しいことでしょう
本当は感じていることがあるのに、、、泣泣

 

でも私たちって本当にこれをやりがちなのですよね
大人の理性的な声でもって、
自分が本当に感じていることを抑圧したり、感じないようにしたり、、

 

ところが、残念なことに、なきものにしたにも関わらず、
心のしくみとして、
これらは外に投影される、ということがおきます

 

途中は省きますが、
最終的に何が起きるかというと、

相手や自分に対する怒りや不満として感じられます(攻撃となる)
例えばこんな風です

・私がこんな思いをしているのはあなた(状況、モノ)のせいだ!(←相手への攻撃)
*この歌詞の主人公は、ステイションで何人もの人を見送るということを繰り返していくわけですが、そのうちに多分この言葉を言うようになるはずです^^

あるいは、

・いつまでもこんな思いにとらわれている私はダメだ!(←自分への攻撃:例えば「いつまでも不安を感じている自分はダメだ」と思うのも同じしくみです)

みたいなことになっていきます(身に覚えあり!)

 

さてさて、ということで、
相手や自分に「攻撃」がおきたら
それは、
「わたしの気持ちを抑えていないだろうか?」と立ち返りのサインとして気づくことができますね

そして、改めて、
自分が感じていること、本当は思っていることと
「なんでも言って!」「なんでも受けとめるよ!」というスタンスの友として接してあげる
(この時にセラピーを使うのもいいですね)

というのも、
こんな風に
自分が感じているものに正直になれると、

たとえ、症状や苦しみがあったとしても(不安感などがあったとしても)、

本当は寂しかった、本当は怒っている、本当は心細い、焦ってた、などの声に気づいていけるので、

苦しみのワケがわかる分、
症状や苦しみに振り回される度合いも違いますし、

ワケがわかっているので、
自分を責めることもなく、自分に理解を向けながら
癒しを進めていくことができるのです
自分がどんなことを感じていたのかがわかることは、
自己愛が高まりますよね

抑えるものというつきあい方から
聴いてあげるものという接し方に変わることで、
様々な感情や思いが溶け出すことでしょう(私は気づきの問いかけを使ったり、セラピーを使ったりしています)
溶け出すことで、外への投影も変わっていきますね
その結果、症状や苦しみが軽くなったり、解消したりするでしょう

ひとつの関係性の変化は、関係性の変化の連鎖をもたらします

そういう意味で、
「わたしなど 思い出さないで」
ではなく、
私の中の声をちゃんと聴いてあげることから始めることは
変化の連鎖の第一ステップだなと思うのです♡
もし今苦しいなら、自分は何を本当は感じているのか?を正直に聴いてみる
そこから始めませんか?

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ブログ 不安なときの対処方法

不安感、発作を引き起こすものは、閉じ込めれた感情や思い

2019年5月17日

私がいたイギリスでは今「Mental Health Awareness Week」だそう。
くしくもBBCでは、不安感とパニック発作に苦しんでいる
Nadiya Hussainを取り上げたドキュメンタリーが放送がされたようです。

彼女は、「The Great British Bake Off 」という料理コンテスト番組で優勝した経験もある女性。
2015年に受賞したものの、それ以降はTVからは姿を消していました。
というのも重度の不安感やパニック発作、そして「自分は価値がない」といった声に苦しんでいたからです。

残念ながら全内容は日本で見られないのですが、セラピストとのやり取りの部分が載っていたのでここにシェアします。

体が潜在意識へのゲートと言われますが、
体の感覚から(ここでは息を吸ったり吐いたりする行為)記憶がでてくる様子がわかります。

Nadiya は、小学生の頃に、
人種差別、いじめにあっていました。
トイレの中に頭をつっこまれて水を流され、もし相手が自分の頭をひき起こさなかったら、自分はこの水で窒息する、、、息を必死にしようとする感じ
まさにこの経験での感じと体の感覚(息が出たり入ったりの感覚)が一致しているわけです。(そのほかにもすさまじいいじめがあったそう)

そして、トラウマは、体をとおして、その時に感じた感覚や感情がとどめられてしまうので、それらを解除しないと、これはずーと普段の生活の中で不安感としてで続ける

このセラピストさんは、認知行動療法のセラピストさんで、「今ここは何も怖いことが起こってないよね」という認知の再確認をして、彼女も「大丈夫」と答えていますが、
もしも、私だったら、トラウマの経験がでてきたところでトラウマ解放のセラピーを使うかなと思います。
特に、マトリックスリインプリンティング(http://matrixreimprinting.jp/)というセラピーを私はよく使います。
なぜならトラウマを再体験させずに、安全に当時の感情や感覚を引き出して、解放することができるので

Nadiyaは、兄弟が命にかかわる病をもっている家庭に育ったそうなので、そういった生育環境の中で蓄積された感情や思いもたくさんあったのだろうとも思います。
そんな中でいじめにあい、
症状として、発作、不安感という形で反応にでたわけですね
でるのも理解に十分たりますね

 

ということで、長く書きましたが、
体は潜在意識へのゲートであり、
体の感覚から抑圧されたものにアクセスできるし、
またそれに対応できるセラピーもあるよということを改めてお伝えしたいと思いました。

◎彼女についてのBBC記事もあげておきます:
https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-48293457

 

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【会場】あうるすぽっと 3F 会議室B1
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F
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【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
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ブログ 不安なときの対処方法

新しい環境、新しい人、新しいコト・モノについて不安感、緊張感があるあなたへ

2019年4月5日

こんにちは!

4月に入りましたね
今日は気温が上がりましたが、風が強くなってきているので、
花吹雪の中でのお花見になっているのではないかな?

さて、新学期、子供の入学式、新しい職場、新しい人たちとの関係性の始まりなど、
いろいろ「新しいこと」がやってくる時期ですが、
そんな時って緊張や不安を感じがちですよね

まして予期不安や広場恐怖がある場合は、さらに、これらの緊張感、不安感が高まってしまうでしょう。

今日は予期不安や広場恐怖による、緊張感、不安感について自分でできるセルフケアの方法についてです。

1.紙とペンを用意してくださいね。

2.不安や緊張を感じることを書き出していきます:書き出さないと、頭で考えているとぐるぐるしだして、整理がしにくくなりますよ~

例えば、「明日子供の入学式だけどれども、不安だ、落ち着かない」というのがあったしたならば、
不安や落ち着かなくさせているものの中味をちゃんと書き出してみる、ということです。

例えば、
・深く知らない人と会話をしなければいけないのではないか
・式典の間、他の保護者と椅子列の中に座っていなければいけない
・乗ったことのない交通機関と交通経路でなじみがない
・行ったことのない、初めて行く場所だ、空間だ
・親として子供に恥をかかせないようにしっかりしていなければ

3.次に、これらの思いの中で一番強く不安や緊張を生み出すものを選びます

4.2.で書いた(3.で選んだ)ものは、【思い】なので、
今度は、この【思い】をにくっついている【感情】や【体の感覚】をとらえてください

例えば、この例でいくとすると、
「式典の間、他の保護者と椅子列の中に座っていなければならない」が一番ストレスが高い思いだったとします。

で、

「この思いを信じると感情やどんな感情がわく?」
「体の感覚はどんな風になる?」
と自分に問うてみてください。

そうすると、
不安感(がわく)、体は胸のあたりがソワソワする
がでてくるかもしれないですね

5.感情や感覚をとらえたら、今度はちょっとその感情や感覚をただ感じているセラピーワークです♪

「不安感があるんだね」
「胸の辺りにソワソワがあるんだ」

と不安やソワソワを感じている自分があたかももう一人目の間にいるかのように声をかけてあげます。

この時にEFTをご存知の方は、ご自分の鎖骨のポイント(体の右側だと、右鎖骨の右斜め下あたり)をトントンとタッピングしながら、
もう一人の自分に声をかけてあげるのでもよいでしょう

そして、声をかけている「私」は、
ジャッジも、早く消さなきゃとも、やばいぞとも思わずに(←ここがポイントです!)、
ただ、不安感、ソワソワを感じているいるもう一人の私に寄り添ってあげます

そして一緒にこれらの不安感、ソワソワを一緒に感じてあげます(←感じる時に、消そうとしたり、変化を起こそうとしたりせずに「ただ」感じるだけです←ここすごく大事です!)

時々深呼吸も入れてくださいね

さらに、
このジャッジなしで声をかけている「私」は一緒に不安になったり、ソワソワしたりしていないはずですよ~。(一緒に不安になっていたら、もう一人の自分が不安であることに気づけないですよね?)

自分の中に不安やソワソワに一切影響されていない部分(自分)がある(いる)ことにちゃんと気づてくださいね!
ここはとても大きな安心感になるはずです(*^^*)

 

6.感じて、トントンしていく中で、不安感や胸のソワソワが軽くなったら、ご自分のペースで終わりにしてください

 

さて、感情、感覚が軽くなると、
「式典の間、他の保護者と椅子列の中に座っている」ということへの感じ方が変わっているはずです。

例えば、
「なんとかなるかな~」とか
「人込みが苦手なので端に座らせてくださいと言ってみようかな」とか
緩んだ思いがでてくるかもしれません。

もちろん相手や状況の事情で断られたり、かなわなかったりすることもあるかもしれません。
ですが、そうだったとしても、

自分が自分の感情や感覚をケアした結果、
自然とでてきた認知(緩んだ思い)に変わって、
そしてそこからの行動をしているので(それは怖れやわがままからの主張や行動ではなく、愛からの主張や行動ですね♪)、

その結果については、どのような結果がでようとも、
100%自分に責任をもてるので、犠牲者感がでません。
さらなるネガティブ物語(私の思いは聞いてもらえないー怒り、悲しみ炸裂物語など^^)を生み出さなくてよい分、やはりラクです♡

 

長くなりましたが、
今日のまとめとしては、

1.紙に不安や緊張を感じていることをちゃんと書き出す
2.一番ストレスとなる【思い】を選ぶ
3.その思いにくっつく【感情】【感覚】をとらえる(複数ある場合は、一番強いものから扱う)
4.それらの感情、感覚を、ジャッジや消そうという思い抜きに「ただ」感じる(EFTのトントンを組み合わせてもよい)
5.感情や感覚が緩んだら、終わりにする(もし不安感や緊張感が軽くなって、代わりに、安心感、大丈夫感が感じられるようでしたらそれらをよく感じて終わりにしてもよいです)

 

今日は予期不安、広場恐怖について、自分でできるケアの方法でした~
整理して、
感情や感覚をケアしていくと
必ず自分らしいエネルギーがでてきます
そこからの行動、関わりは無理がなく
それは、自分にも他人にもやさしいものになることでしょう(*^^*)

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2019年6月23日(日)13:30~16:30@東京 東池袋

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ブログ 乗り物恐怖 会食・嘔吐恐怖 その他恐怖症 心のしくみを理解し安心をとりもどす

パニック発作の繰り返し、長期化させないコツ~自分の思いや感情に気づこう~

2019年2月28日

誰にとっても不快だなと思う、パニック発作の時の体の反応

ですが、この反応は、危険から私たちが生き残れるようにと起こしている
防衛反応としての反応なので、
体の機能としては、全く正常な反応なのです

危険と遭遇したときには誰もが、闘うか逃げるかの体制をとりますが、
発作も、同じ反応です

そういう意味で、自分を守るために作用している
ある意味とても大切な反応ですので、

発作がでる自分を責めたり、
発作自体を嫌うのではなく、

むしろ、危険がないのになぜこの反応がでているのか?
に目を向けてあげるといいですよ(*^^*)
(*発作自体の怖さや不快さは十分理解しております)

発作が出るほど、
日ごろあまり意識されていなかった疲労や
いつも頭の中で回っている声(あれができていない、これはこうすべきだ、私はこうあるべきだ、などなど)
解消されていない気持ちや、感覚たち(焦り、不安、怒り、緊張などなど)
そういったものがないかな?なかったかな?

というところに目を向けてあげるということです

発作そのものから解放されていくには、
発作ひとつひとつの体験で経験した恐怖感や、思いなどを解放していったり、
そもそも発作を起こす原因となったトラウマがなかったか、や
発作を経験した(特に一番最初の)頃にどんなことが人生で起きていたか、
その頃にどんな感情や思いを持っていたか
を見ていくことが必要ですが、

とはいえ、
日常の中で意識的に自分の感情や思いに気づいていくことは、
パニック発作を繰り返すことや、広場恐怖への連鎖を断ってくれます。
長期化させないコツがここにあると思います

本当は疲れていない?
緊張してる?
こうあるべきって思いに縛られていない?それって本当?そうしなかったら本当にまずいことが起こるの?
強がってない?
本当は心細さもあったりしない?

疲れているからってすぐに休めとか
何かをやめてしまえ
とかといったことを言っているのではなく、

私たちは、
自分の気持ちや思いに気づいてもらえると(気づくと)
思いも、感情も体感も、ふわっと必ず緩みます
その瞬間は、自分を縛っていた、こだわっていた思いや感覚から自由になれる時ですし、
感情や思いが動きますので、
無意識に心の中に感情や思いを溜めなくてすんでいきますね

そして、
なぜ自分はこれらの思いや、行動にこだわっているのかな?
と自分にさらに目が向き始めるかもしれませんね

私たちは、
とどめてしまっているもの
抑圧しているものに無意識だと
必ずコントロールされてしまうんです(それも無意識に!)
そういう心のしくみを持っているんですよ

なので、逆に
それらを解いていくことで

楽になっていける
本来の自分らしさに出会っていける
本質のエネルギーに還っていく

ことができますね

そういう意味でも
「発作」を悪者扱いせずに、
「発作」を入り口に
自分の中にある声に気づいてあげる機会としていただけるといいなと思います

「闘い」は抵抗であり、停滞を生み、抑圧と同じになっちゃいます
そうではなく、
気づくことから動きや変化が生まれますよ
なぜなら感情や思い、感覚は、動き、変化する、というのが、もともとの性質なのですから

 

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

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パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー

◎セミナーについて:https://bit.ly/2GTvxkd

◎開催概要
【日程】2019年3月31(日)
【時間】13:00~15:30
【会場】下田屋寛子セッションルーム
東京都中央区(最寄り駅:都営大江戸線 勝どき駅)
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パニック発作と予期不安の関係を心のしくみと感情・感覚から読み解く

2018年11月30日

こんにちは!

今年は比較的暖かい日が続いていますね。

さて、最近、私の身近な友人の中にも、発作がでてしまった、〇〇の場所が苦手になっている、〇〇のことを考えたりすると動悸がしたり、汗がでたりする、といった相談があったり、

また芸能人もパニック障害で休養に入る、などのニュースも耳にしたりで、

改めて、パニック障害に悩む人は多くなっているな~と思います。
(「パニック障害」という名前が昔よりも認知がされるようになったというのもあるとも思います)

 

さて、このような相談を受ける時には、発作と予期不安の関係を少しお話したりして、なるべく早く、発作の時の感情的なショックを解除することを奨めるということをします。(もちろん最終的にどうされるかの判断はご本人によりますが。)

ということで、少し、発作と予期不安の関係を
心のしくみと感情・感覚という観点から説明をさせてください。

パニック発作を経験された方はよくおわかりだと思うのですが、

動悸、息がしにくい感じ、現実感がなくなる、死ぬのではないかという大きな恐怖感などなどを経験しますね。

で、もし発作を何度も繰り返したり、あるいはこの発作自体が自分にとって感情的に(無意識的であったとしても)ショックが大きな経験だとすると、

◎「パニック発作」を怖がる予期不安へと発展しますし、

◎パニック発作と、発作を経験した場所や状況とが結びつくことによって、
予期不安+広場恐怖へと広がる

ことも起きます。

この連鎖で苦しいのが「パニック障害」なわけですが、、、。

 

では、なぜこのようなつながりが起きてしまうのか?ということです。

私たちは感情・感覚で経験を学習する

ちょっと話が飛ぶようですが、
例えば、幼い頃に、犬に吠えられて怖い思いをしたとか、噛まれた、などの経験をしたとしましょう

それ以降、犬が怖いといった犬恐怖の人がいるとします

その人にとっては、小さなチワワも、もしかすると犬の置物ですらも、怖い存在として映ることでしょう。

この時何が起きているのでしょうか?

それは、幼い頃の、吠えられて怖かった、噛まれて痛くて怖かった経験の中で感じた感情や感覚を通して、このチワワや犬の置物を見ているからです。

つまり、実際のチワワや置物ではなく、
心の眼では、幼い頃吠えられた犬や噛んだ犬を見ているわけです。

何十年も前の話だから怖くないでしょう?と言っても、
この人にとっては、意味がないことがわかりますよね

さて、それでは、パニック発作を経験した後に、
発作や、発作が起きた場所や状況に対して怖くなるという状態に話を戻して考えてみましょう

これも犬が怖い人のケースと全く同じしくみです。

パニック発作時に経験した感情や感覚を
「発作」や「発作が起きた場所や状況」に対して、
投射します。(「投影」ともいいます)

「発作」や「発作が起きた場所や状況」は怖いものとして心の眼には映ります。
それが予期不安や広場恐怖ですね。

 

また、パニック発作で感じた感情や感覚というのは、当然ですが体で感じていますので(体がないと何を感じているかわからないですよね)、
きちんとケアをしたり、リリースをされていないと、
ある意味、体に留まっています。

感情・感覚にアプローチすれば“怖いもの”という認知が変わる

そういう意味で、発作での感情や感覚にアプローチする際に「体」も鍵になってくるということです。

ここで私がいいなと思うのは、ちゃんと体を使いながら、感情や感覚にアプローチする心理療法(セラピー)がある、ということです。

一つは、感情解放のテクニックEFT、

もうひとつは、EFTの発展型のマトリックスリインプリンティング

です。

 

両方のセラピーとも、体のつぼへのタッピングで、物理的に体に滞った感情を流していけるのと、

タッピングしながら、アプローチしたい(解消したい)感情を“感じること”で、

違う感情や感覚、思い(例えば、ここは安全だとか、安心感など)にシフトが起こすことができる手法です。

 

心は、

違う感情や感覚、思いへとシフトが起きると、
今度はそれを通して、対象を見始めますので、
自ずと「怖い対象」とは映らなくなる(チワワがそのままチワワに見える)

ということが起きていきます。

 

ここまで書いてきたことは、

私たちがもつ心のしくみや感情の性質をベースにするから理にかなってもおり、だからこそ自然で無理がない変化が起こる

とも言えるなと思います。

もちろん副作用もないです(*^^*)

 

長くここまで書いてきましたが、

予期不安や広場恐怖に悩まされないために、

パニック発作の時の感情的なショックを解除するといいよ、というのは以上の理由になります。

またその方法もあるよ、ということです♪

 

私も予期不安や広場恐怖に長い期間悩みました。

ですが、そこから自由になることができました。

そのプロセスにあったのは、感情や感覚を見ていくということでした。

しくみを理解して、滞りを解除していく、解放していくということをしていけば、必ず変わりますよ♪

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます☆

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

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感情解放のテクニックEFT

2018年7月19日

週末の3連休は、ハートレジリエンス協会
OAD心理セラピスト養成講座の中の1つプログラム
「感情解放のテクニックEFT」
の講師をさせていただきました。



EFTは、感情や感覚を感じながら、
つぼをトントンと刺激していくことで、感情や感覚が自然と軽くなり、

そうすると、自分を苦しめていると見えていた相手や状況が
自分にはそんなに影響がないかもと思えてきたり、
それは相手の問題なのかも、と自分と相手との健康な線引きができるようになったり・・・

こんな風に
自分にとって苦しみを生まない投影(解釈)、
ニュートラルな投影(解釈)、
自分を自然な状態にさせてくれる投影(解釈)、
へと変わっていくのです

私たちが経験している感情や感覚というのは、
自分の解釈(思い、投影)と密接に関わっていて、
だからこそ、
感情や感覚をちゃんと感じることで
見えてくるもの、感じることが変わってくる、

そんなことを実体験していきました。

最初は、「感情って何?」「えっ エネルギー??!!」
という感じだったのが、

体験を通しながら、
自分の体を感じながら、
今まで気づいていなかった声、思い、記憶
に出会ってくださっていました。

自分を知っているつもりでも、
本当の意味では分かってないかも(なぜなら、普段考えたりしているのって、意識の4%ぐらいの部分でしかないし)
知らないから、
悩んでいるんです!(きっぱり!)

だからこそ、
その時に、感情や感覚って
自分を知っていく、自分を理解していく、
ということの鍵になるのです。
感じていくと、それが潜在意識にあるものにちゃんと連れていってくれるので(*^^*)

また、一見向き合いたくない感情や感覚を感じていくというプロセスそのものが、
自分を自分でケアする
自分で自分を愛している
ということでもあると思うのです

EFTというセラピーを通して、
感情や感覚と向き合いながら、
自分を知っていく、
自分を愛せる人が増えていく
そうなるといいな~といつも思うのです♡

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

◎インテグレイテッド心理学講座 (残席2名さま)

日程:2018年7月28日(土)、29日(日) 2日間
時間:12:30~18:30頃
参加費:4万8千円 /再受講:3万円
(お申込み時にお席確保のため、参加費の内、5千円をお支払いただきます)
場所:東京都中央区晴海(最寄り:都営大江戸線勝どき駅)(詳細はお申込み時にご案内いたします)

お申込み:https://ws.formzu.net/fgen/S64019876/

これまでのインテグレイテッド心理学講座に参加された方の感想はこちら

◎講座の内容についてはこちら
https://hiroko-shimotaya.com/integrated/

◎OADについてはこちら
https://hiroko-shimotaya.com/about-oad/

毎回参加者の方の質問や具体的な例を使いながら心のしくみについて説明をしていきますので、実践に即した理解に落とし込める内容になっています♪

◎パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー
(2018年8月26日)

日程:2018年8月26日(日)
時間:13:30~16:00
参加費:8千円
場所:あうるすぽっと 3F 会議室 B1
東京都豊島区東池袋4-5-2ライズアリーナビル
https://www.owlspot.jp/access/

お申込み:http://ws.formzu.net/dist/S59511152/

ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす 活動と実績

OAD心理セラピスト養成講座でEFTの講師を務めました

2017年7月20日

2017年7月15日~17日で、ハートレジリエンス協会のOAD心理セラピスト講座で感情解放のテクニックEFT(Emotional Freedom Technique)の講師を務めました~

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癒しのプログラムOAD(オープンアウェアネスダイアローグ)の中の、
心の変容を起こす【セラピー】の一つであるEFT

感情、感覚を感じながら、体のつぼをトントンしていくと
気づいていなかった、
置き去りにされていた自分の中の思いや声にきづいたり、出逢っていきます

感情が解放されると
私を苦しめていると思っていた状況や相手への見え方が自然と変わる
身体もふわりと軽くなっている
決して消えたことがなかった愛にふれる

どんな感情、感覚も悪モノ扱いせずに、今起きていることをただただ観ていく
そんな、受容から起こる解放を体験を通して学び、経験していきました

受講生のみなさんの学びへの熱心さ
自分の心の中へとダイブインしていく真摯さ
3日間本当に素晴らしい時間をともにさせていただきました💕

毎日、緊張している私を暖かく見守り、時に笑わせ、しっかりサポートしてくれたセラピスト仲間のみなさんもサイコーでした(*^^*) 感謝♡

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ブログ 活動と実績

感情解放のテクニックEFT スキルアップ勉強会

2017年4月24日

感情についてや、EFTについての投稿をよくする私ですが、今回もご多聞にもれず。今日はJMETのEFTプラクティショナーさん向けの「EFTスキルアップ勉強会」の講師をしてきた話

定期的にJMETトレーナーが勉強会をやっているんですが、今回私がテーマにしたのは、「EFTで解放する感情、感覚、それらの引き出し方について」

だって、感情や感覚が解放されると、許せないなーと思ってた人が平気になったり、緊張する状況が大丈夫になったり、
本当に世界の見え方が変わるんだもの

普段感じないようにしている感情や感覚ですから、どのように引き出していくのかは、EFTの肝なのですよね♪

感情を抑圧せずに自由にしていくこと とてもいいですよ~
そしてその一つの方法としてEFTというセラピー、安全で効果も高くていい♪♪

今日ご参加くださいましたみなさまありがとうございました!
(遠方からお越しいただいた方々にも感謝感謝です♡)

また、安心してサポート任させられるアシスタントのみなさま、ありがとうございました!

✿ちなみに、5月3日~5日でEFTプラクティショナーコースありますよん(*^^*)
http://jmet.org/201705eft/

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