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心のしくみ

ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす

癒しのプログラム オープン・アウェアネス・ダイアローグ

2017年4月3日

わたくし、オープン・アウェアネス・ダイアローグ(OAD)という癒しのプログラムを用いてセッションをしています。

【心のしくみーインテグレイテッド心理学】、【心の解剖ー問いかけ】、【心の変化、変容ーセラピー】という3つの要素からなっているOAD

今までまったく見えていなかった「自分」の心の状態が見えたり、
その自分の心との対話をしていく中で、
苦しみや悩みを生んでいた原因にたどり着けたり、
さらに、セラピーでこの原因を変化させたり、解消していくことを可能にするプログラムです

じゃ、セラピストの私は何をしているかって?

クライアントさんがご自分の心の状態を見るためのお手伝いをしています

それは、例えば、心の深いところにある思いを探っていただくための”問いかけ”をしたり、

どんなこと感じてるのかな?ってのを引き出してあげたり

あっ、これはやらないな
それは、私の考えとか、推測をいうとか、理論に当てはめて解説するとか、解釈とか
それはやりませーーん

なぜなら、「自分の中から気づきが起きる」ことが、
本当の意味での変化だったり、
本質への回帰の道すじだって、
私自身の経験で知ってるし、
クライアントさんも実際そうだからです

癒しのプログラムOAD 広まるといいな♪♪

 

セッションの効果 ブログ 乗り物恐怖

飛行機に乗ることについての不安を癒す

2017年3月10日

私のセッションは、心のしくみ-心を解剖していく”問いかけ”ー変容させるセラピー、これら3つの要素で構成される「オープン・アウェアネス・ダイアローグ(OAD)」という手法を用いています(これまでもずっとやってきてたのだけど、今回名前が付いたの!)。

クライアントさん本人が、自らの心の声と向き合い、自らの中からの気づき、変化を促すプログラムです。

セッションを続けて受けてくださっているクライアントさん。
飛行機に乗ることについての不安感を生み出す思いや感情について向き合ったセッションへの感想をいただきましたので掲載いたします。

「不安感」は、心の階層でいうと、上層部にでてきている感情。
心の深部には、怖れていたり、避けていたりする何かがあって、そうならないようにという思考が走るので、結果、「不安感」となって表層にでてくる。
そういう意味で、不安感のホントの解消には、この深い部分で、何をどんな風に怖れているのかを探っていくことが鍵になってきますね。

今回のクライアントさんが怖れていたのは、「おしつぶされそうなアリ」のようになる自分でした。

「おしつぶされそうなアリ」にならないように、
いつも「和を乱さないように」、「自分が対処できるように」している

「おしつぶされそうなアリ」の私からは、
パニック障害について知識や理解のない人たちは、信用できない人たちに見え、
当然一緒に飛行機に乗って旅をする、となると「不安感」を引き起こす対象としてい映るわけですね。

しかし、この「おしつぶされそうなアリ」という、自分から自分に与えているイメージ(思い)も、
この思いにくっついている感情や感覚を解放することで、
思い自体の真実味がなくなっていく。。。
「おしつぶされそうなアリ」なんてどこにもいなかった、と。

セッションの中では、クライアントさんは、この思いにくっついている感情や感覚を感じ、受容していく中で、その感情を持っていた理由や役割に気付いていかれました。

私たちは、「ネガティブ」な感情や感覚に対して、
持っていてはいけないもの、と無意識に思っていたり、
持っていることを心の底から受け容れていなかったりするものです。抵抗ですね。

しかしながら、その感情や感覚を持っていた理由や、それらの本当の役割に気付いたときに、
それらへの理解が生まれ、抵抗が解け、ひいては本当の意味での受容が起こる。

そんなプロセスを体験されたセッションとなりました。

前置きが長くなりましたがどうぞ~♪

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下田屋さん

 

いつもありがとうございます!

下田屋さんにカウンセリング、セッションをお願いしていて本当に良かった!!! といつも思います。

 

今回のセッションでは、

飛行機に乗ることにまつわる、「その先で会わなければならない人々」「一緒に飛行機にのる人」に対して、彼らへの私なりの解釈、その解釈を生み出している思いや感情をみていきました。

子供の頃から他人に対する不信感が強かった私は、「一緒に飛行機に乗る人たち」が、パニック障害自体を殆ど理解せず、発作が起きたときに対処する術を知らないことに対して非常に不安を抱いていました。発作が起きたときに対処できないだけでなく、そのことを他の知人や友人に言いふらされたらどうしよう? という思いがありました。

だから、私はいつも「和を乱さないように」、「自分が対処できるように」していなければならない

 

パニック障害について知識がない人たちと一緒に飛行機に乗る、その自分を想像して、自分の中の感覚や思いを感じていると、「おしつぶされそうなアリ」という自分像やそれに伴う感覚がわいてきました。

 

おしつぶされそうなアリの私は、子供の時から、私の意見はそっちのけで、勝手に物事が決められていったり、姉や誰かがいつも優先されることに対しての怒りや嫌悪感を抱いていました。(ちなみに、初めてパニック発作を経験した時もこの感覚を感じていたのもセッションの途中で気づきました)

 

そして、その怒りの下には、大きな「寂寥感」もありました。
それは、「誰か私を愛してくれないかな」、「誰も自分だけを見てくれない」
という思いでした。

セッションでは小さな私のこうした思いや感情を受けとめていきました。

小さな私の中の思いや感覚を受けとめていくにつれ、
「自分だけを見てほしいとは考えてはいけない」という思いが。

しかし、その思いには、実は、深くて大きなやさしさ、思いやりが、あったことに気づきました。ちょっと驚きました。それは、明晰さやすっと先を見ている透き通ったエネルギー、それは静かでとても落ちついた感覚で、私の中にずーっとあったなという感覚です。驚きとともに、寂寥感を抱きながら、いつも「和を乱さないように」、「自分が対処できるように」していなければならなかった私への、新たな理解や見え方、受け容れがわいた瞬間でした。

 

今年は仕事の関係で飛行機などの交通機関を利用する機会が多くなりそうです。
以前はなるべく避けたり、断っていたりしましたが、様々な投影が外れてきているおかげか、不安感や恐怖心が軽くなってきていると思います。いろいろチャレンジしたいと思っています。

下田屋さんのセッションは、パニック発作や、不安感、恐怖心だけを見るのではなくて、それがどこから来ているのかを一緒に見て行ってくれます。根本的な原因を一緒に探っていく感じです。

パニック障害を解消したいという思いで最初はセッションを受け始めましたが、セッションでは、私の中で忘れさられていた声を一杯聞いてあげる、私自身への癒しになっているなと実感します。その過程の中で、パニック障害の改善が自然と起こっているという感じです。

Mさん(女性)

 

 

パニック障害のクライアントさんが、本人自らの声と対話することで、得られた気づきとはどんなものだったのでしょう?

感想をいただきましたので、掲載させていただきます♪