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予期不安

ブログ 不安なときの対処方法

パニックさん、不安さんのための、セルフケアのヒント♪

2021年4月25日

なんとかしよう、どうしたらよくなるのか、この思いがわくのも当然ですが、
一方で、これらの思いに取り込まれていることに「気づいて」いないと、ますます緊張の悪循環に陥ってしまいます。

わかっているつもりでも、意識し直すとちがうものです。

☆感情を抑えたり、封じ込めたりしないで

☆呼吸しよう!!

☆できることをやってる!それで十分🤗👍

☆助けが必要な時は、ちゃんと求めよう!(世界は自分が思うほど冷たくないよ)

☆ちゃんと休んだり、エネルギーの補充をすることを自分に許してあげよう

☆発作は体としては正常な防衛反応。「危険!!💧」と勘違いが起きる理由の方を見てあげる方が大事!

☆大丈夫なふりは自分を疲れさせちゃうよ🤗自分に正直に❣️

 

イラスト©Gemma Correll

 

深呼吸して~ 自分に優しく♡

 

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~パニック障害、不安症の症状に悩んでいる方、またそのご家族などに~

心のしくみの観点から発作、不安感、恐怖感が起こるしくみを解説しています。
しくみを踏まえると、心、身体(神経系、脳科学)に起きている反応に対して、どのような方法、アプローチをとればいいのかも見えてきます。
根本的な解消に効果のある最新の心理療法についてもご紹介します。
ご自身に力を携えた状態で向き合っていくことを可能にする「しくみを知る」機会に触れてみませんか?
一緒に、根本的な改善に向けて歩みだしましょう!
私の経験、学びもシェアさせていただきます♪ 🙂

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今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪


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ブログ 不安なときの対処方法

予期不安で落ち着かなくなるとき~「吐く息を長く」がよいのはなぜ?~

2021年3月23日

こんにちは!
春分の日もすぎ、都内では桜は満開とのこと。
すっかり春めいてきましたね。

 

私は、昨年11月からヨガを始めたのですが、
ここのところ毎日、教えてもらった呼吸法をやったり、
呼吸と動きを連動した練習をしたりしています。
体が伸びているところや、反対に縮んでいるところをよく感じたりしながら、呼吸を意識する時間は、自然と心を落ち着かせてくれ、頭もすっきりするので、とてもよくて、なぜにもっと早くに始めなかったのだ??と自問していたりします^^(自分にあった先生に出逢えたのもラッキーなのかもしれません)

 

さて、今日は呼吸についてです。

パニック障害の方にとってはあるあるだと思うのですが、
発作まではいかないけど、怖さがやってきて、心が波立つ感じになる、

あるいは、

発作寸前のギリギリのところにとどまりながらも、ものすごく落ち着かなくなる、

こういう経験があるかと思います。

こういう時には、過度に活性化している自律神経を、「ここは安心安全」のモードの方に戻していく必要があります。
その時に唯一私たちがコントロールできる呼吸を使うことができます。

以前の記事にも書きましたが、自律神経は呼吸の状態を“見ている”ので、呼吸から自律神経に働きかけることで、落ち着きへと導くことができるんですね。

特に恐怖感がわいてきた時、ぞわぞわする時には、その場ですぐに使える方法としてどう呼吸するのかを覚えておくと安心だと思います。

 

そして、これまでも、息を吐くのを、吸うより長くするとよいですよ、ということを言ってきました。

それがなぜよいのか?を
神経科学者でスタンフォード大学の神経生理学の教授でもあるAndrew Hurbemanの動画からなるほど~と納得ができたのでここにシェアをします。

動画では、息を吸っているときと、吐いているときに、
体の中でどのようなことが起きているのかを、呼吸、横隔膜、心臓、脳、心拍数の関係から説明しています。
(26:00ぐらいから)

 

それはこうです。
まずは、息を吸う時

 

息を吸うと、横隔膜がぐっと下に下がります。
するとスペースができるので、心臓が少し拡張します。
心臓が拡張すると、面積が大きくなる分、血流が遅くなる
それが脳に信号として送られ、
すると脳が今度は心臓に「もっとスピードアップして」と信号を送り返す
つまり、息を「吸う」のを長くすると、結果的に心拍数があがる、
ということです。

*息を吸うのを勢いよくやると、たとえ吸う時間が短くても、同じく心拍数はあがる、とのこと。

 

 

ということは反対に、「吐く」を長くすれば、心拍数がさがるということですね。

 

吐く時は、吸う時と逆で、

息を吐くと、横隔膜が上がります。
心臓が少し小さくなり、
それによって、血流が流れる部分がコンパクトになり、早くなる
それが脳に信号が送られ、
脳は、今度は心臓にスピードを落とすように信号を送る、

というわけです。

 

吸う/吐くの長さ、勢いが
横隔膜、心臓、脳、心拍とこんな風な関係があるのですね。

 

私も沢山経験がありますが。
パニック発作寸前のギリギリのところでもちこたえているときは、
恐怖のストーリーに取り込まれそうになっていて、
現実感がなくなったり、離人感があったり、集中力が散漫になる感覚があったり、
とにかく落ち着かない感じになると思います。
そんなときこそ、「呼吸」という、
安心安全モードへと促してくれる、
自らがもっている心強いツールを使っていきましょう!

*普段からも深い呼吸ができるようエクサイずしておくとなおよいですね

 

☆過去の記事:

浅い呼吸になっていませんか?

緊張や不安からの神経のたかぶりになぜ深呼吸が大切なのか?

 

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ブログ 不安なときの対処方法

【聴くセラピー】不安感から離れたいとき|身体の内側の感覚を感じてみよう

2021年1月3日

新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

今回も【聴くセラピー】として、「不安感から離れたいとき」と題して音声を1本を掲載しますね

不安を感じているとき、考えてもしょうがないとはわかりつつも、
すっきり切り替えができない

そんな時は思考活動に没入してしまっているか、
あるいは、
考えてはいるのだけれども、実は何が一番つらいかが整理されていない時….
です。

で、この状態で何かの答えをだそうとしても、それはとても難しい。。。
で、なおさらモヤモヤしてしまう、という悪循環の中に入ってしまいますね。

なので、一旦思考活動から離れる必要があります。
それには、やはり、身体の感覚に意識をもっていくことです。

ということで、今回は、身体の内側の感覚を感じていくワークをご紹介しています。

どうしてこれが有効かというと、
ぐるぐるとした思考活動は、意識の4~5%の領域で行われている活動で、
この領域では、反応に反応をするという性質があり(朝は◎◎と思っていたのに、夕方には△△からもしれないと妄想にかられたり、、なんてことありませんか?)、とても流動的です(ぐるぐるのゆえんですね)
この思考が不安感を刺激する思考であれば、それはもう、不安感が爆走して当たり前の状態です。

 

では、そこから抜け出すには、やはり、身体の感覚です。

身体は潜在意識への入り口なので、
自分の本当の気持ち、思いなどを見つけることができる場所なんですね。
その場所をちゃんと感じてみる、という経験は、
自分自身との一致感をもたらしてくれます。

 

思考や頭の中での答え探しではなく、
自分自身の中で起きている直接の体験を通して、自分を感じることは、
自分を生きることでしょう。
4~5%の領域の思考以外に、信頼できる場所があると知っていることは、
それは、いつも私たちに力を与えてくれますね♪

 

*特にこのエクササイズ、思考型の方(かくいう私も思考型です!^^)におすすめしちゃうのですが、
それは、自分の感覚や感情に気づく筋肉をつけてくれるので、感情や感覚にアプローチするセラピー(例えば、EFTやマトリックスリインプリンティングなど)の効果も高めてくれますよ(*^^*)

◎関連音声:「不安な気持ちを落ち着かせたいとき」https://youtu.be/CkHVuTluzso

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パニック障害セミナー ブログ 心のしくみを理解し安心をとりもどす

【パニック障害セミナー】どうしてつらいの?なぜ不安になるの?心のしくみから解説

2020年12月31日

こんにちは!
2020年大晦日の日の投稿になりました♪

今年も当ブログを読んでくださり、また動画を観たりしてくださりありがとうございました。
また、セッション、セミナーでご一緒させていただきましたみなさまもありがとうございました。

私がパニック障害の症状で苦しかった時は、
不安なのに加えて、何をしたらよいのかがわからなかった、というところで苦しみを深めていたと思います。
(正確に言うといろんな対処方法はやっていましたが、それがなぜか効かない、根本的にすっきりしない、ということが起きていて、対処方法を探しまくる迷い子になっていた)

ここからラクになっていけれたのは、
不安感が生じるしくみ、発作が繰り返すメカニズムを心、身体のしくみから理解することができたからでした。
しくみをわかった上で、初めて何をしたらよいのかがわかったからです。

なので、どうしても、セッション、セミナーでは、”しくみ”を理解していただくことに、
喜びを感じてしまいます^^(笑)
セミナーでも熱く語ってしまう(笑)熱い熱い💦(笑)

 

ということで、2021年も変わらずに、心のしくみ、身体のしくみ、脳のメカニズムをベースに、
パニック障害、不安症を理解していく機会を提供し続けていきたいと思います。
それを通して、必ずどう向き合っていけばよいのかが見えてきますよ!
ご自身の中にある力を取り戻しながら、回復へのジャーニーを進んでいかれることをサポートしていきたいと思います!

 

引き続きよろしくお願いいたします(*^^*)

 

12月26日が今年最後の「パニック障害セミナー」だったのですが、20201年も定期的に開催をしていきます。
1月、2月の開催分の詳細は下記です♪

 

パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー

~パニック障害、不安症の症状に悩んでいる方、またそのご家族などに~

心のしくみの観点から発作、不安感、恐怖感が起こるしくみを解説しています。
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一緒に、根本的な改善に向けて歩みだしましょう!
私の経験、学びも惜しみなく出させていただきます♪ 🙂

◎1月開催:2021年1月30日(土)10:00~12:30

◎2月開催:2021年2月27日(土)10:00~12:30

フォーム:http://ws.formzu.net/dist/S2276840/

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪
よいお年をお迎えください♡


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ブログ 不安なときの対処方法

【聴くセラピー】不安な気持ちを落ち着かせたいとき

2020年12月19日

不安でどうしようもない、そわそわして落ち着かない、集中できない
そんな時は身体の内側に意識を持っていく、呼吸に集中するなどが有効です

不思議と活発だった思考が落ち着き、心も鎮まります

思考活動に取られていたエネルギーを、別のところに使うこともできるようになりますね

 

デヴィッド・I・ローム著「マインドフル・フォーカシング」を参考にしたフォーカシングのアプローチを紹介しています

セッションからの音源になりますが(クライアントさんの声などは入っておりません)ご活用いただけましたら嬉しいです♪

 

 

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パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー

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根本的な解消に効果のある最新の心理療法についてもご紹介します。

◎1月開催:2021年1月30日(土)10:00~12:30

◎2月開催:2021年2月27日(土)10:00~12:30

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今日も最後まで読んでくださりありがとうごあいます!


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【パニック障害】症状がつらいのは?発作がでるのは?心のしくみから解説

2020年9月13日

こんにちは!

パニック発作を経験することから始まるパニック障害

 

1.発作への意味づけができあがると(例:「発作とは怖いものだ」など)

発作がでそうになることが怖くなる、
でるのではないいかと気になって、回避行動をとってしまう、

いろいろな状況や環境が怖くなって、不安感が常に伴う

ということがおきます。

 

また、

2.「できないこと、行けないところがあること」への意味づけがあると(例:「それは大人として、弱いことを意味する」など)

 

できないこと、行けないところがあることで自分を責めてしまう、

いつになったらよくなるのだろうと焦る、あきらめさえ感じる

 

ということも起き、それで苦しむということになっていきます。

 

 

3.また、「発作」がでるというのは、
それほどまでにストレスがあった(解消されていなかった思いや感情があった)ということですから、

どれほどのストレスがあったのかを見ていくことは、

普段自分がどのように自分のことをみていて、
それを通して、社会や世界をどのように見ているのか、

に気づいていけることでもあるんですね。

例えば、自分のことを「自分は愛されない存在だ」と心の深いところで信じていれば(普段は意識していなくとも)、

社会、世界は冷たいところと映り、

その中で生き残っていくことに邁進するという生き方をしなければいけなくなります。

そこで感じるであろうストレス、感情、感覚、思いは想像にかたくないですね。

またさらに、私たちは、自分の感情をどうケアするのかを教えてもらえないので、
生き残りに邁進しながらも、ストレス(思いや、感情、感覚)はたまっていく一方です。

そんな中で、人生歩んでいる中で、上手くいかないことも時には起きますよね。
そのことがさらに自分のダメージとなり、ストレスの上にストレスが重なっていく(「私は愛されない存在」という思いも強化していく)、ということも起きますね。

そんな中、何かの刺激によって、「パニック発作」という形で、でてしまう、それがパニック障害であるわけです。(もしかしたら、喘息とか、蕁麻疹とか、他の疾患という形ででる場合もあるでしょうけど、パニック障害の場合は、「発作」という形ででるわけです)

 

なので、自分のことをどう見ているのか、またそれはなぜなのか?を癒していくことが、ストレスからの解放にもなりますし、ひいては、発作がでない状態にもしてくれます。

また、自分への見え方、社会、世界への見え方も変わっていきますので、生き方も生きやすい方へと変わっていくのです。発作もでなくなるし、なんだか気づくと楽だわ~という感じのことが起きていきます。

 

私は回復、克服までに14~15年ぐらいかかりました。(最初のパニック発作は1997年でした)

投薬、通院なしで、試行錯誤でいろいろ試していましたが、
先に書いた「意味づけ」や「解釈」で、反応が起きる、というそんなしくみを心は持っているんだよ、ということを教わったのが、2010年のことです。(この心のしくみは、万人共通です)

それは、目からウロコの体験でした!

それまでの試行錯誤は、反応の部分をなんとかしようと頑張っていたんだ、だから難しかったんだ、ということに気づきました。

 

そして、反応が起きないようにするには、

・私なりの意味づけや解釈がどんなものであるのか
・そしてその意味づけを持つに至った理由

を探っていくことなんだな、と視点や見ていく方向を180度変えました。

意味づけがなければ、反応は起きないのですから!

 

100人のうち2~3人が罹患するともいわれ、
この15年の間で「パニック障害」と診断される人数は9倍にも増えているともいわれています。

診断される人数が増えているというデータを見るたびに、
何か見落としていることがないだろうか?といつも思うのです。
私がそうだったように、、、

いろいろな治療法や方法があって、それを採用されている方もいらっしゃると思います。

またいろいろ試したけど、すっきりとした改善につながっていかないと思っていらっしゃる方もいらっしゃると思います。

 

そこでおさえておくとよいのは、心がもつしくみについて知っておくということです。
また、心と身体はつながってもいますから、どのようなつながり、作用があるのかについても知っておくということです。

車が動くしくみ(どこにどんな部品があって、どのような作用をするのか)を知っていれば、
修理するときに、どこをどんな風に触ったり、変えたりすればいいのかがわかりますよね。

そんな風に、
まずは、心の「しくみ」を知っておく。
わかると、
次にどうしたらいいのか、どこの苦しみを軽くしていけばいいのか、

ということも考えていけるんですね。無駄な苦しみをしなくてすみます。

 

自分がいつも選んでいける、という立ち位置を持っていられるのは、
症状や反応の犠牲者にならなくてもすむ分、それは絶対に楽です。

 

ということで、自分に力を携えた状態で向き合っていくことを可能にする「しくみを知る」機会に触れてみませんか?
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私の経験、学びも惜しみなく出させていただきます♪ 🙂

 

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心のしくみの観点から発作、不安感、恐怖感が起こるしくみを解説しています。
しくみを踏まえると、心、身体(神経系、脳科学)に起きている反応に対して、どのような方法、アプローチをとればいいのかも見えてきます。
根本的な解消に効果のある最新の心理療法についてもご紹介します。

◎9月開催:2020年9月27日(日)10:00~12:30

◎10月開催:2020年10月24日(土)10:00~12:30

フォーム:http://ws.formzu.net/dist/S2276840/

 

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【不安感の解消のコツ】組み合わせと比較でわかる「何に反応しているの?」

2020年9月7日

こんにちは!

今日は不安感、恐怖感の解消のためにポイントについてです♪

 

何が怖いのか、何によって不安を引き起こされているのかが、整理をされればされるほど、
獏とした不安感、恐怖感に悩む、というところから抜け出すことができます。

 

いやいやそんなの当たり前でしょ、
それができてりゃ悩んでいないよ、その方法を教えてよ、という声が聞こえたような。。^^

 

ということで、整理の仕方について、お教えしますね♪

順番は、

1.対象についてのファクターを出す(出せれば出せるほどよいですよ)

2.その中で組み合わせて、比べてみる

です(*^^*)

パニック障害、特に、乗り物恐怖でやってみましょう!
例えば、「電車が怖い」といった時に、
電車にまつわるファクターがいろいろありますよね

例えば、

・混雑の度合い、
・スピード、
・各駅停車かそうじゃないか、
・空間(閉じられた空間である、など)、
・地上か地下か、
・周りにいる人、
・同乗者(自分がパニック障害であるということを知っている人かどうか)、

そして、この中から何に一番反応をしているのか?を見ていくときに、
組み合わせをして、比べてみる、ということをしていきます。
すると、ファクターの中から落ちていくものがでてきます。

こんな風です・・・

◎混雑しているけれども、同乗者が自分の状態を知っている人と乗っている場合はどう?

⇒もし、答えが、同乗者がいれば混雑していても大丈夫、ということであれば、
「同乗者が知ってくれていない」ということが不安感、恐怖感を生み出しているファクターである、ということになってきます

また、
◎混んでいるのだけど、周りにいる人がみんな優しそうな人だったらどう?

⇒もし、答えが、混んでいても周りの人が優しい人に見えるなら大丈夫ということであれば、
「周りの人」のことを自分がどう見えているかで、不安感、恐怖感が生み出されている、ということになってきます。

 

 

こんな風に、まず自分が不安や怖いと思う対象物にまつわるファクターを出す=全体を見渡し、
ファクター同士を組み合わせて、より反応しないものをつぶしていきます。
これだけなのですが、あなどるなかれ、

自ずと自分がこだわっている部分、反応する部分が必ず見えてきます!

 

何が一番怖いのか、不安なのかがわかるだけでも、不安感、恐怖感から根本的に解放されていないも関わらず、かなりすっきりし、落ち着くことができますよ

それは、「あ~私はこれに反応しているんだ~」と、
「自分の反応ポイントを自分がわかっている」ので、力を取り戻せているからですね。
(時には、なるほど~ふふふと笑みがでることもあります)

 

それぐらい、

何に反応をしているのかがわかっていない状態っていうのは、
私たちを振り回し、苦しくさせている、ということですね。。。

 

この後は、
今度はどうして、そのファクターが怖いのか、不安なのか?
と自分の心に探っていくことができていきます。

これまでの記事でも書いていますが、
反応が一番でるところというのは、
そのファクターに、意味づけ、解釈が乗っているということでもあり、
その意味づけ、解釈を信じこませる、ビリーフや自己像があるということですから、それらを心に探っていけばよい、ということです。

 

例えば、自分のことを無力と信じている自己像があれば、自分の周りにいる人には、助けてくれる人として存在してもらわないと困ります。(周りの人が優しく見えるか見えないかがすごく大事になってくる。優しく見えないと不安や恐怖感を感じることになるので))

ここで癒していく対象となるのは、「自分は無力」と信じてしまっている自分です。
(なぜそう信じていしまったのか?そこにはどんな感情や思いがあったのか、などを自身と対話しながら進めていきます。セラピーも使います)

 

「自分は無力だ」というウソから自由になれれば、
電車の中にいても安心していることができますよね
また当然、周りの人の状態に依存しなくてすむようにもなっています

 

 

さて、話を最初に戻して、

不安感、恐怖感を解消していく最初のステップは、

1.対象についてのファクターを出す

2.その中で組み合わせて、比べてみる

ここからです!

例では「電車」についてやりましたが、ぜひぜひご自身の対象のモノで
漠然としているところから、特定・絞り込み、やってみてくださいね!

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪


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ブログ 乗り物恐怖 会食・嘔吐恐怖 その他恐怖症 心のしくみを理解し安心をとりもどす

呼吸がうまくできるか不安です~相手が上、私が下になっていない?~

2020年2月22日

こんにちは!

パニック障害の方にとって、
美容院に行く、
歯医者に行く、
病院で検査をしてもらう(胃カメラとか大腸がんの検診、MRIなどなど)などは、
ハードルが高いものと感じていらっしゃる方も多いのではないかと思います。

 

多くは、美容院、歯医者、検査について、
「自分のコントロールがきかない状況におかれる」と感じるので、
それによって発作のようなものが出ないか、出たらどうしようか、
という予期不安を抱く、という流れが働くというものだと思います。

その結果行くのをすごくためらう、
予約は入れたものの気乗りしない、
予約取り消そうとまで思う、、なんてことまで起こりますよね。

 

さらに、コントロールがきかないところでも冷静に対応ができるように、ということでいろいろな方法を考えたり、冷静に対応ができているかどうかのバロメーターとして身体の状態を基準に置いたりもするのです。

今日はそもそも
美容院、歯医者、病院の検査(医師など)をどう見ている?というお話です。

私たちはついつい
サービスを受ける、治療をしてもらう、検査を受ける、
といったときに、
無意識に、心の中で自分が立場が下で、相手が立場が上、
ということになっているということがあります。

自分を振り返ったときにそのようになっていないか、を探ってみるとよいです 🙂

私も気づくとなぜか医師の方が立場が上で、自分が下、
だから相手の言うことは正しくて、こちらか何か要望を言ったり、質問をすることができない
と思いこんでいる、あるいは思いこんでいることにも気づいていない!ということも多々ありました(今も知らないうちにそうなっていることがあって自分の思いこみにびっくりすることもあります!)

 

みなさんはどうですか?よく振り返ってみるとそうなっていたりしませんか?!

 

このように心の中で相手が上、自分が下、ということになっていると、

当然、
自分の状態について説明するとか、
不安になることがあるので、その時は治療を一旦ストップしてほしい、とか
時々声をかけてほしいとか、
自分のペースを尊重してほしいとか、

といったことが言いにくくなってしまう、我慢するのが当たり前だと思う、
ということになってしまいます。

 

でも実際は、
例えば、私たちは一人の顧客として、
サービスを受けたいという意思があり、
そのお店や医院を選び

そして美容師さんや医師は、
自分がこれまで習得したスキルや知識を提供しますよーとお店や医院にいる

サービスを享受したいというニーズがあって、
サービスを提供したいというニーズがあって、
それが合致している(選び、選ばれ)という関係性があるだけ

そういう意味では、
立場が上とか下とかが関係なく、完全にイーブン、対等!

(たとえ、どんな素晴らしい美容学校を卒業していても、どんなランキングの高い学校を出ていたとしても関係なし♡
むしろ自分のためにスキル、知識を積んできてくれてありがとう!という感謝すらでてくるかもしれません^^)

 

この「対等な関係性なんだ!」ということを認識して、
美容院に行く、歯医者に行く、検診に行くなどの状況をもう一度イメージしてみましょう

 

立場の上下はどうでしょう?

自分の中に力が戻ってくる感じがしませんか?

 

その状態で、自分の中に要望や希望がある場合、
どうしたいか、何ができるかもよくイメージしてみましょう

あるクライアントさんは、

歯医者さんに行くのに、

「自分の状態を説明した上で、不安になったら一旦止めてほしい、と言いたい」
「時々声をかけてくれたり、自分の状態を確認してほしい」

と思ってはいたのですが、
これを言ってはいけない、言うのはばかられると思われていました。

そして、これらを我慢する代わりに、呼吸がうまくできていれば治療に対処ができるかも、と。

コントロールがきかないところでも冷静に対応ができる方法をいろいろ考えたり、
冷静に対応ができているかどうかのバロメーターとして身体の状態を基準に置いたりもするのです。
このクライアントさんの場合は、「呼吸がうまくできているかどうか」を基準に置かれていた、ということです。

しかしながら、呼吸は、不安感を抑圧するためのお守りのような存在ですから、
呼吸がうまくできるかどうかが、今度はすごく気になり始めるわけです。
セッションにいらしたときは、
「歯医者に行ったときに、呼吸がうまくできるかどうかが不安」とおっしゃったのですが、
これは本当のテーマではないわけです。

 

そこで、改めて、歯医者さんと自分について、
無意識に心の中で上下関係になっていたこと
(自分が下と思っているので、当然「コントロールできない」という世界観になり、不安感も伴ってしまう)、

でも、サービスを提供する、受けるという点においては、
本当は「対等の立場にある」ということに気づかれたことによって、

「あれ?不思議。。。自分の要望をちゃんと言ってもいいと思える」
「だとしたら、呼吸がどうかはあまり問題じゃなくなる、あれ?あんまり気にならない!」

となられました 🙂

 

というわけで、
こんな風に、いつの間にか無意識に相手が上(下)で、自分が下(上)といった
自分の心の中で、誰かや何かと上下関係を作っていないかな?
というのを確認してみることは大切ですね

これを見逃したままサービスを受けようとしても、

私はあなたにすべて任せてしまいます、あなたの状態に頼りますといった、
相手に力を明け渡してしまっている状態にあるわけですから、

この無力な状態を無意識に補ったり、
抑圧しておくための(向き合わないための)何かを見つけたり、
気を付けたりしなければいけなくなるわけです

ここにはそれなりのエネルギーを知らず知らずのうちに使いますので、
疲れてしまって、

もうサービスを受けることをやめようかという話にまでなってしまう・・・

でもそれは、
本末転倒な結果になってしまいますね

 

今回のクライアントさんの場合は、
思考のレベルで認知が変化したケースですが、

もしそれでもやっぱり上下関係があるように思えるという場合は、
権威とか学歴とか、職業、また自分がパニック障害であることに対して、
どんな風に思っているのか?感じているのか?を探っていくといいですね

もしかすると、自分の中にある無力感や恥ずかしいなどという気持ちを通してこれらを見ているのかもしれません

無力感や恥を持つのが悪いということではなく、
どうしてそう思っているのだろう?と自分に寄り添い、対話していく(セラピーを使うのもよいでしょう)ことで理由もわかってくるでしょう。

そして明け渡してしまった力が自分に戻ると、
サービスの授受も信頼と感謝をベースにしたものに変化します
そんな状態で美容院、歯医者、検診に行ける方がシンプルで自分にとっても優しいですよね

ということで、
誰かや何かの上になっていない?下になっていない?と、
無意識に当たり前にしてしまっている自分の思いこみを確認してみること
これ、大切ですね♪

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます!

自分にやさしくお過ごしくださいね♡

ランキングに参加しています。励みになります。いつもありがとうございます

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パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー

発作の原因、予期不安、広場恐怖へと広がらせない方法について、
心と体の観点から、自分の身体に起きていることを理解し、対応していく方法についての知識をつけていきませんか?

理解をしながら、実践的に対応のヒントを得たいと思われている方、
なかなかよくならない、改善の鍵を求めていらっしゃる方
是非ご参加ください!
ご参加お待ちしております♪

☆セミナーについて:https://bit.ly/3beflXx

☆開催概要☆
【日程】2020年3月15(日)
【時間】13:30~16:30
【参加費】8,000円
【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
【お申し込みフォーム】
パソコン・携帯共用:https://bit.ly/2SUbnfR

 

パニック障害セミナー ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす

パニック障害改善の鍵~症状を生み出す元を見よう~

2020年2月10日

週末はOAD心理セラピスト養成講座でした
来月で昨年4月から始まった養成講座も終わりを迎えます

今月は、パニック障害、トラウマ、セルフワークの進め方というカリキュラムを通して、
改めて、自身の心と身体のつながり、その上で心からも身体からも、心の状態にアプローチする意義、理由、その方法を2日にわたって学ぶ時間となりました

私は、「パニック障害のしくみと対処方法」の講師を務めました🙂

症状があったり、「〇〇障害」という名前がついていたり、それによる苦しみがあるとしても、
それらは自分が見えていなかったもの、気づいていなかったものと出逢わせてくれている大切なものなんですね、と受講生の方がおっしゃいました

まさに!本当に!そう!なのです

自分との感情、感覚、思いとの関係性
自分の状態との関係性
自分の身体との関係性
自分との関係性
これらの関係性が変わると、嫌っていたものが、大切なものだった、と心から思えたりするのですよね

そしてそのシフトへと導くのは、
「症状を消す」というのではなく、
症状を生み出している心の状態をみる、ということ

その時に、
心のしくみ、
身体のしくみ、
トラウマと心と身体の関係
これらを理解していることはどれもかかせない

2日間かけて改めてしみこませた時間でした

発作や不安になっている時の自律神経の状態やそれをどのように落ち着けていくのかについて説明をしました

パニック障害で悩まれている方に
パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー
を開催しています。

理解をしながら、実践的に対応のヒントを得たいと思われている方、
なかなかよくならない、改善の鍵を求めていらっしゃる方
是非ご参加ください!
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パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー

予期不安、広場恐怖へと広がる理由、発作の原因について
心と体の観点からしくみを理解しませんか?

しくみがわかると
どのようにケアしていけばいいのか
どんな風にアプローチしていけばいいのかが
自ずと見えきますよ

☆セミナーについて:https://bit.ly/3beflXx

理解をしながら、実践的に対応のヒントを得たいと思われている方、
なかなかよくならない、改善の鍵を求めていらっしゃる方
是非ご参加ください!
ご参加お待ちしております♪

☆開催概要☆
【日程】2020年3月15(土)
【時間】13:30~16:30
【参加費】8,000円
【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
【お申し込みフォーム】
パソコン・携帯共用:https://bit.ly/2SUbnfR

パニック障害セミナー ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす

パニック発作、予期不安のしくみを知ることから見える改善、解消のヒント~パニック障害セミナー(オンライン:2020年3月15日)~

2020年1月26日

こんにちは!

100人のうち3~4人がパニック障害に悩んでいると言われ、
この15年で診断を受ける人の数が9倍にも増加しているとも言われています。

薬物療法、行動療法が改善の方法として取られることが多いパニック障害ですが、
診断を受ける人が増えていたり、
症状が長期化したり、
それに伴って、制限された生活からなかなか抜け出すことが難しくなるのは、なぜなのでしょうか?
私たちは何を見落としているのでしょうか?

私が初めて発作を経験したのは、1997年
不安感、制限される生活に苦しみ、
様々なことを試し、上手くいかず、悪戦苦闘し、
10年超にわたって苦しい時期を過ごしました

ストレスが発作を引き起こす?
脳内の伝達物質の異常が発作と関係ある?
そのストレスって何?中身は何?
伝達物質がどんな風に作用、関係があるの?

こういったことを苦しみながらも探し求めていた10年でした

そして、その探求の中で出会ったのが
心のしくみ、トラウマのしくみ、自律神経のしくみ、脳のしくみ
でした
それらが複雑に絡みあって、発作や不安感、恐怖感といった反応を引き起こしている(いた)
ということがみえてきました
また心、自律神経、脳の”しくみ”をベースに、
症状や反応を断つことができる心理療法に出会えたことも助けになりました
(*私の先生である溝口あゆかさんが提唱されているインテグレイテッド心理学やOADという癒しのプログラム(カウンセリングとセラピーの組み合わせ)との出会いがありました)

当時は無自覚でしたが、
かなりの生きづらい世界観の中に生きていましたし、
これじゃ~発作や症状がでてもおかしくなかったなと今は思えます 🙂

”しくみ”や心理療法に出会ったのが2010年
それ以来セッションを受けたり、セルフワークをしたりしながら、
約2年で不安感、恐怖感が消え、
症状から解放されましたし、
さらに、「生きる」ということが楽にもなっていきました
症状がなくなっていくのと同時に、
症状とは関係のない人間関係や、生き方、自分への見かた(大嫌いだったのが、こんな私でもよいかもという緩んだ見かたに変わっていけた)にも大きな変化をもたらしました

ということで、
パニック障害という症状を通して上記のような経験、プロセスを経た私なのですが、
このセミナーでは、
心のしくみ、トラウマのしくみ、自律神経のしくみ、脳のしくみをベースに、

・発作の時に体におきていること
・発作から予期不安、広場恐怖へと進む理由
・発作がおこるメカニズム・原因と心の深いところにあるセルフイメージやビリーフについて
・症状がすっきりしない、長期化する理由
・有効な心理療法について
・なぜ感情、感覚にアプローチすることで症状が改善したり、解消するのか、そのメカニズムについて
・セルフケアの方法について

お話していきます

心と体のしくみから、
なぜ、発作、予期不安・広場恐怖が起こるのかというメカニズムを知ることができるます。
また、その上で、
どのような対応、対処の方法が有効なのかについても見えてくるでしょう
(セラピーや療法が最大限に活きるのは、なぜそれを使うのかがわかっている時ですので)

自分の体、心に起きていることに理解ができるのは、安心にもつながりますね
そして、それは、あなたに力を与えてもくれることでしょう
「症状の犠牲者」のまま向き合っていくのは、つらいプロセスになってしまいますものね

 

理解をしながら、実践的に対応のヒントを得たいと思われている方、
なかなかよくならない、改善の鍵を求めていらっしゃる方
是非ご参加ください!ご参加お待ちしております♪

☆セミナーについて:https://bit.ly/2U0vt52

☆開催概要
【日程】2020年3月15(日)
【時間】13:30~16:30
【参加費】8,000円
【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
【お申し込みフォーム】
パソコン・携帯共用:http://ws.formzu.net/dist/S2276840/

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