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「パニック障害」はわかってもらえないもの?~楽に向き合う方法~

2020年1月18日

こんにちは!

 

「パニック障害」・・・
これが、改善するように、
不安が軽くなるように、

いろいろ工夫をしたり、
本を読んだり、情報を集めたり、
医療機関にかかったり、
セッションを受けたり、

自分なりにいろいろされていたりすると思います。

 

 

最近は、

パニック障害について芸能人、アスリートなどが自分も自身がそうです、といった公表をしたり、メディアに取り上げられたりする機会も増えて、「パニック障害」という名前が世の中に認知がされていくのはいい流れだなと思っています。

 

その一方で、メディアでは取り上げられることがだいぶ多くはなっているものの、
時に、
わかりやすい症状をもっている人がうらやましくなったり、

ましてその人が手厚くサポートを受けているのを見ると、うらめしくなったり、

甘えている!(甘やかしている!)と相手に(サポートをしている人に)腹が立ったり、

症状についてや、困っていることについて、他者が無関心だと悲しくなったり、腹がたったり、

「それは○○と同じじゃない?」と他の症状と同等に扱われたりするとモヤモヤしたり、

「じっくりゆっくりやっていけばいいよ」と言われてイラっとしたり、

効果や実感をあまり感じられない方法や情報だったとすると、そのことにがっかりしたり、いらだちを感じたり、

 

このように感じることが多かれ少なかれあったりしませんか?

このときに、心では何が起きているのでしょう?
今日はこれについてみていきたいと思います(*^^*)

 

「パニック障害」を私はどう見ている?

例えば、
予期不安がでてきたり、できないこと、苦手なことを作り出して生活を制限するパニック障害ですが、
この「パニック障害」を私はどう見ているでしょう?

いつかはきっとよくなるもの、と思っている?
外からはわからないからよくわかってもらえないもの、と思っている?
実際に経験したことがないとわからないもの、と思っている?

 

今回よく感じがちな例として取り上げている
わかりやすい症状の人がうらやましくなったり、
サポートが薄いと感じてしまうのは、

「外からはよくわかってもらえないもの」とか、
「実際に経験したことがないとわからないもの」
という思いで
「パニック障害」を見ているときですよね(パニック障害への投影・解釈)

 

まずは、
「そういう解釈をしている」ということに気づいてあげましょう

どうして私はそんな風に解釈するのだろう?

さて、このような解釈があると、
症状と向き合うときに、どんな感情をもっているでしょう?

・一人でやっているという「孤独感」があったり、
・だれにも理解されていないんだろうなぁという「あきらめ」があったり、
・自分だけが一人で向き合っている感じがしていますから、「心細さ」、「不安感」もあったり、
・「焦り」や「悲しみ」、「怒り」などもあったり、

本当はこれらの感情も感じているのですが、無意識なので、
これをも「パニック障害」に投影をします

なので、これらの感情を刺激されることが起きると、ものすごく反応してしまう、ということが起きるわけです

例えば、
誰かが「パニック障害なんてよくわからない」と言うと、その言葉に傷ついたり、
自分がパニック障害だと伝えていたにも関わらず、その人があたかも忘れているような言動をしてきたときに、「言ったのにわかってくれていない」と傷ついたり、腹がたったり

 

でもこれらが起きるのは、
自分の解釈、感情に「無意識」だからなので、
それらに気づいて、ケアをしていってあげるとよいですね 🙂

 

一人でやっているという「孤独感」があったり、
だれにも理解されていないんだろうなぁという「あきらめ」があったり、
自分だけが一人で向き合っている感じがしていますから、「心細さ」、「不安感」もあったり、
「焦り」や「悲しみ」、「怒り」

こんな風に思っている、感じている、ということに気づいたり、
感じていることを許したり、

EFTをご存知の方はEFTを使ってよく感じながら、感情を流していってあげてもよいでしょう

 

本当の思い、気持ちに気づくと、症状の犠牲者にならない

これらの感情、感覚に光が当てられて、ケアすると、

例えば、
他の症状と自分の状態を比較しなくてもすんだり、
不必要にだれかのサポートや理解がいらなくなったり、
自分がいかに困っているのかをわかってもらうことに無理なエネルギーをかけなくてすんだり
他者の言動が単なるその人の意見なんだな、と自分とはいい意味で切り離してみることができたり

このような変化が自然と起きてきます

この状態で、
症状の改善に向き合うことをしていく方が、

パニック障害の症状はあるかもしれないですが、
自分への信頼をベースに取り組むことができますね

 

私たちは自分と一致している時というのが一番自然で
だからこそ無理なく力も発揮でき、
色々な情報や選択にもオープンな状態で取り組むことができるものです
そしてその時、本当の意味で、情報、医療、セッションが活きてくるでしょう

自分にとって楽なペース、自分らしいやり方で取り組んでいけるといいですね

 

苦しい向きあい方になっているな~と感じていらっしゃる方は、

パニック障害をどうとらえている?というところから、

心の中で、パニック障害の犠牲者になっていないかな?

その犠牲者感を作り出している思いや感情は何かな?

というところを探ってみられるとよいですよ♪

 

今日も最後までお読みくださりありがとうございます!

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

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鬱からの回復に必要なことは?

2020年1月13日

パニック障害から鬱っぽくなったり、外に出にくくなったりすることもあると思いますが、
今日は鬱について、鬱からの根本的な回復に必要なことについて書いてみたいと思います
鬱以外の他の症状でも置き換えて読めると思います・・参考にしていただけましたら嬉しいです😊

 

様々な形で便利な生活、環境の中にいるにもかかわらず、
鬱や引きこもりが問題となっている昨今
医療も発達しているのに何を見落としているのでしょう?

環境を変える、職場(学校)から離れる、休む、抗うつ剤をのむ・・・
これは症状への「対処方法」でしかないでしょう
同じ状況でもとらえ方は、その人それぞれの心(セルフイメージ、ビリーフ)によって違い、
(ある人は例えば、プロジェクトを任されたときに、平気なのに、ある人は大きな重圧と感じてしまうなど・・・)
そしてその心(セルフイメージ、ビリーフ)をもったまま、環境から離れたり、休んでいても、
自己否定があるままなので、体も(脳、自律神経もまきこむ)常に緊張状態の中におかれ、
本当の意味での休養、回復とはならないでしょう

ずっと続く緊張状態から体はシャットダウンし、
動けなくなる、不眠、頭痛、やる気がおきないなどの状態にもなっていきます
(うつから引きこもりになってしまうのはこの流れがあるからでもある)

また私たちは、哺乳類として、つながり、共感をベースに進化をしてきた生き物です
このつながり、共感を感じられること、あることというのが、本来、自然な姿です

しかしながら、このベースを崩される経験があると(継続的に虐待やニグレクトがあった、あるいは人生の中での経験)
心の状態(セルフイメージ、ビリーフ)もネガティブになりがちになり、
その状態が、物事のとらえ方にも影響を与えるでしょう

そういう意味でも、鬱からの回復には、
やはり一人一人のそれぞれの心の状態がどうなのか?どうだったのか?をみていくことでしかわからないでしょう

一見自分にとってはすごく真実味のあるセルフイメージやビリーフも
批判や否定の目ではなく、
受容と共感から向き合うことをしていけば、
必ず変容をしていきます

同時に自分の中にも自ずと力も戻ってくる・・・
自己否定から自己受容ができると
自然と、つながり、共感を感じられる
他者、世界にも興味関心がわく
その中で自分が何ができるのか、したいのかも見えてくる
他者の多様性にも寛容でしょう

今私たちをとりまく世界は
「競争」をベースとした世界にありますが、

自分に力を取り戻す人、
自分が、自分の責任と自由をもって生きているんだ、とわかっている人が増えていくとしたならば、

本当に大切なことは何なのか?に基づいて行動ができ、
それぞれが力を発揮し、
自由で、多様で、循環をベースとした世界ができるでしょう

話はちょっと大きくなりましが、
でもやっぱり一人一人の中の心の状態をみていく、そして変容が起きていく、
それは、大きな流れにつながっていくことでしょう

私も含めて、
今どんな状態であったとして、
年齢も関係なく、
変わることができる
そのこと、忘れたくないな🍀
そう思います🙂

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3つの構造で苦しむパニック障害

2020年1月9日

こんにちは!
心理セラピストの下田屋寛子です

新しい週が始まってはや4日!
お正月気分も抜けて通常モードになってきている頃かと思いますがいかがお過ごしですか?

さて、今日はパニック障害の苦しみの構造と対応方法について書いてみたいと思います

苦しみ①

発作への怖れ、発作が起きた状況への怖れ

ある時突然ある場所や状況で経験するパニック発作
歩いていて突然発作にみわまれたとか、
寝ていたのにふと目が覚めたと同時に動悸が打ち始めた、
こういったタイプの発作を経験された方もいらっしゃるかもしれません

なぜ、発作によって、その後、
その対象、場所、状況が恐怖を感じる対象になってしまうのか?
というのを心のしくみからみていきましょう

私たちは、自分にとって、怖い体験をしたとしたら、同じめに遭わないように自分を守るという防衛反応をもっています
犬にかまれて怖い思いをしたとしたら、その犬がいるおうちは避けて通るなどです
あるいはそれ以降犬がいるペットショップや犬には近づかないなど・・・

自分を守るための戦略ではあるのですが、
一方で、
それぐらいにその体験での意味づけを、心、身体で刷り込んだ、ということも言えますね

つまり、
私たちは起きたことにももちろん影響を受けますが、
それよりはむしろ、その出来事、体験をどう「とらえたか」によって、
反応の度合いに違いが生じるということです

たとえば、

発作という経験が、
自分を圧倒するように感じた
自分を支配されるような感じになった
一人でこらえるしかなかった(そのような一人で対処しなければいけないもの)という風に感じた
気が狂いそうな感覚をどう対処すればいいのかわからなかった、すごく混乱のさ中に落とされる感じだった

など

そして、
このような感じを経験する中で
例えば、
力を奪われている自分とか
小さな存在になっている自分とか
発作の前では、振り回されてしまう力ない自分とか
といった
セルフイメージ、
またこのイメージを信じることで感じる感情、感覚もあるわけですが、
これらを一気に体に閉じ込めます(フリーズ反応ともいいます)

 

そして、
例えば、飛行機の中で発作が起きた人がいた場合、

心の中では、
「飛行機の空間」に

・発作を起こさせるところ
・自分から力を奪うところ

などという意味づけをするのです(投影といいます)

結果として、
それ以降、
飛行機に乗ることを考えると、
発作お起こさせるところ
自分から力を奪うところ
という意味づけで飛行機の空間を解釈するので、
「大丈夫だろうか?といった」不安感や恐怖感を感じる、ということがおきます
(予期不安、広場恐怖につながっていく流れ)

苦しみ①の解消法

さて、そういう意味で、
この予期不安や広場恐怖への流れに行かないようにするには、
発作の経験の中で

・その発作をどうとらえたのか
・またその発作の経験によって、
心の中で自分がどのような自分になってしまったと感じたのか

を探っていくといいですね

 

実際のセッションでは、
発作の経験の中での感情や感覚を解消できるセラピーを用いていきます
(EFTやマトリックスリインプリンティングは臨床のエビデンスも多くでていますし、
発作の経験の再体験をさせないという点でも、クライアントさんに負担がなく、
かつ高い効果を上げている療法だなと思っております)

セラピーを使うことで
飛行機の空間への投影を生み出している感情や感覚を解消ができ、
投影が自然と変わります

投影が変わるのですから、
自ずと、
反応や怖さがなくなるという変化が起こります

 

苦しみ②

怖がること、恐怖の反応(ドキドキする、挙動不審になるなど)をどう見ている?

例えばですが、どんなに怖がっていても、周りが温かい目で見守ってくれるとしたらどうでしょうか?
怖いよ、怖いよとどんなに震えても、
どんなにウロウロと挙動不審になろうとも
だれも批判的な目を向けなく、温かく見守ってくれたら・・・

思いっきり怖さを感じていることを表現できる感じがしませんか?
「あ~それだったらかなりラク~」
と思われた方も多いのではないかと思います(*^^*)

ということは、それぐらいに
怖さを感じたり、恐怖の反応を表すことへの意味づけ(それもよくない意味づけ)があるということです

 

例えば、
自分の弱さを証明することになるとか
変な目で見られて人が離れていってしまうとか

 

このような思いが心の中で走れば、
怖さを感じたり、恐怖の反応を起こすことは
だめ!
みせてはいけない!
ということになってしまいますね

だから、
そのような状況にならないように、
苦手な場所、状況には行くのを避けるようになったり、
誘われたりしても、「体調不良」という理由で断ることをしたり
ということをすることになったりするでしょう

 

また、怖がる自分を抑圧していますので(怖がることは「よくないこと」としているので)、

誰かが「私は飛行機全然平気なの」などと言っているのを聞くと、
自分のことを理解されない感じがして傷ついたり、
その発言に対して腹が立つということもあるかもしれません

あるいは、「大丈夫?」と聞かれたときに、
相手は気遣いから言った言葉かもしれないのですが、
「馬鹿にされた!」と感じてしまったりもするかもしれません

このように
人生の自由度が狭まったり、
人間関係も難しいものになっていってしまいますね。。。

 

でも、いずれにしてもこれらが起きるのは、
「怖がる」ことをよしとしていない、OKとしていない
ということから起こっている、とうことです

苦しみ②の解消方法

では、どうしていけばいいのでしょうか?

それは、
どうして怖がることがいけないことになっているのか?
怖がると、どんなことが起きると思っているのか?
どんな自分になることを怖れているのか?

これらを自分の心の中に探って、
よしとできない理由を理解をしていってあげることです

なぜなら、ここに本当の思いや、
気づいて、受容、理解を待っている自分や声があるからです

たとえば、
弱い自分だって認めることになる・・・
どうして弱いとだめなの?

変な目で見られて人が離れてしまう・・・
それによって何がまずいの?

そうすると、
過去の経験やトラウマ、刷り込み、価値観などに起因していたということがわかってくるかもしれません

ある人は弱い自分でいることは親を裏切ることになると深いところで信じていた、ということもありました

また、
「自分から人が離れていく」というのは、
過去のいじめの経験で受けた感覚と同じだから、絶対に経験したくないこと、となっていたという場合もあるかもしれません

・・・・・・・・・・

ここまで、①の苦しみ、②の苦しみについて解説してきましたが、

①の発作での経験で怖さがあるにもかかわらず、
一方で②の怖さを感じたり、怖さによる反応を起こすのはだめだ、
ということになってしまっているので、

この「怖い」という感情は行き場がなく、
とどまり続けるので、
苦しさが倍増してしまう(予期不安も消えない、かつ、不安を感じることもダメということになっている)ということです

 

そういう意味でも、
①、②とどちらも心の中に探っていくことが大切だということが理解できるかと思います

 

苦しみ③

発作を引き起こすぐらいのどんなストレスがあったのか?

ここでいう「ストレス」というのは、未解消の感情や感覚、思いのことです

私たちの潜在意識には様々な感情や感覚、思いがあり、
それらを通して人、物事、状況、社会、世界を見るという心のしくみがあるのですが(投影)、

特に気づいていない(解消されていない)ネガティブな感情や感覚、思いがあると、(それを投影しますので)

あたかも、
周りがうまくやっているように見える、
人が楽しそうにしているように見える、

一方で私はうまく立ち回れていない
私はだめだめだ
周りから好かれていない、受け入れられていない

そういった世界観を持つことになります

ですが、なおもこれらを抑圧するので、さらに不幸感、劣等感、不足感、欠乏感はたまるばかりです

心と身体はつながっていますから、
これらをずっと感じていれば、
当然、身体(脳、消化器系、免疫系、神経伝達物質などなど)にも影響を及ぼします
そして、パニック障害の場合は、「発作」という反応になって現れる・・・

苦しみ③の解消方法

③の苦しみ、ストレスを見ていくには、
特に初めて経験した発作の時期に
どんなことが人生で起きていたのか、
何かストレスがかかることがなかったか、
緊張や不安を感じることがなかった、
ショックなことがなかったか

をみていきます

仕事の部署替えがあって、緊張状態が続いていたとか
リストラにあった
家族に介護、病人がでて忙しかった
恋愛関係、夫婦関係がうまくいっていなかった
大切な人、存在が亡くなった
などなど

 

ここでも探っていくのは、
このような状況、経験の中で何を感じ、どうとらえたのか(ビリーフ)
心の中の風景の中で自分がどのような存在になっていたのか(セルフイメージ)

そして感情や感覚を解消していくということをしていきます
(ここでもセラピーを用いると、より潜在意識の中にある感情や思いを引き出すことができます)

 

また、
初めての発作の経験が昔のことなので、
その頃に何が起きていたのか思い出せない、
という方もいらっしゃるかもしれません

発作を引き起こすビリーフやセルフイメージは発作の時だけに作用しているわけではありません
人生のあらゆる場面で顔をだし、作用し、影響をしているはずです

つまり、今現在、問題になったり、悩みとなっているものが、
発作に作用したビリーフやセルフイメージとも大いに関係していることがありえるのです

そういう意味で、今生きづらさを引き起こしているテーマを見ていく中で、
発作の原因となったビリーフ、セルフイメージも解消されていくということもあるということです

ということで、初めての発作の時期に何が起きていたのか思い出せないとしても、大丈夫(*^^*)

 

まとめ

さて、今日は、

パニック障害は3つの苦しみの構造があるよというお話をしてきましたが、

共通しているのは、

どうとらえたのか、どう解釈したのか、
その時心象の中で、自分はどんな風になっているのか?
また、それはなぜなのか?

を自分の心の中に見ていってあげることです

私たちが苦しくなるのは、
心の中に
閉じ込めてしまった本当の思いや感情、
気づかれることなく置き去りにされた自分がいる
ときです

ならば、
その存在、声に気づきにいってあげませんか?

 

1月18日に開催する下記のセミナーでもこの辺りのことや、
セルフケアの方法などについてお話させていただきます。

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パニック障害と生きづらさから自由になっていくために大切なこと

2019年5月12日

今日はオンラインでの「パニック発作、予期不安から解放されるパニック障害セミナー」を実施しました

うっすらいつもある不安感
この前も(発作が)来そうになった
なにかいつも本当の意味でのびのびできてない
安心していない感じがある

このような感じはパニック障害につきものですよね
こうしたパニック障害があることでの生きづらさから自由になっていくために大切なことを学んでいます

1つ目は、心と体のしくみから、発作、予期不安・広場恐怖が起こるメカニズムを知ること

2つ目は、対応、対処する(方法を知る):しくみがわかるから、対応、対処の方法が見えてきます(セラピーや療法が最大限に活きるのは、なぜそれを使うのかがわかっている時ですね♪)

3つ目は、症状や反応から、自分の傾向を理解し、対応する:症状があることで陥りがちな傾向は、パニック発作を引き超す要因とも関連があることがあります
ここがわかると、根本的な解決の道も見えてきますね

不安感や恐怖感、症状をなくす、という視点ではなく、
それらがなぜ生まれているのかを見ていく視点
それは根本的にラクになっていく道であり、
その視点に立ててる時は、症状があったとしても
決して力を奪わないので、
単純に、症状や反応への「好奇心」に変わっていきます
その中で向き合える方が自分もラクですよね♡
うん、自分に優しいです

次回は対面セミナ―になりますが、6月23日(日)@東池袋です
ご参加お待ちしております☺️❣️

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

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パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー
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しくみから、改善へのアプローチがみえてきますよ♪

2019年6月23日(日)13:30~16:30@東京 東池袋

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☆開催概要
【日程】2019年6月23(日)
【時間】13:30~16:30
【会場】あうるすぽっと 3F 会議室B1
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F
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あなたのパニック発作のタイプはどちらですか?その原因と対応方法

2019年3月20日

こんばんは!

今日は発作のタイプについてです。

唐突ですが、みなさんの人生で初めての発作はどんな感じで体験されましたか?

というのも、脳内の恐怖回路の流れや、
自分の経験やセッションでお会いする方々のお話からも、
2つのタイプがあるなーと思うからです。

ということで、そのタイプごとの原因や対応方法について書いてみたいと思います♪

タイプは以下なのですが、

ひとつは、
(A):ある状況や環境などについて「ここは危険だ」、「ここは自分にとって危ない」という判断、認識がおきて、それから体の反応(いわゆる発作:ドキドキ、息がしづらい、現実感がなくなるなど)が起きたというタイプ

もうひとつは、

(B):なんらかへの認知は関係なく、突然体の反応(発作:動悸、ドキドキ、呼吸難、現実感がなくなるなど)が起きたというタイプ(夜中ふと目が覚めると突然発作が来た、など)

 

発作は一見一瞬のことのように感じますが、どうだったけ?とスローモーションのように思い出してみると、
認識が先だったな、とか、いやいや突然体の反応が起きたよ、
など、上記のような違いがあるのではないかと思います。

みなさんは、どちらのタイプでしょうか?

ちなみに、私は、(A)のタイプでした。

私の一番最初の発作は、グアムでの体験スキューバダイビングをしていた水の中でだったのですね。自然の洞窟を利用した海水(半自然、半人工的な環境を作ってあったと記憶しています)の中ででした。
少しもぐったあたりで、
「あっここは狭くて、だめだ 私にとっては危険!」と判断が起きて、
それから動悸が打つなどして、慌てて体験を中断した、というものでした

で、よくよく思い返すと、小さい頃から暗くて、狭いところは苦手で、
押し入れ、こたつの中など苦手で、遊びで押し入れに入ってかくれんぼするなども本当は怖くてしょうがないのに、我慢しながらやっていたということを思い出します。

また、トイレも鍵をかけることを躊躇するような子供でした(実際、幼稚園の頃は、鍵をかけては入れず、小学校にあがっても低学年までは、休み時間にトイレに行けず、わざと授業中に行って鍵をかけずに用をたしていたということもしていました^^)

こんな風に、小さいころから狭いところ、暗いところに対して怖いところ、
自分にとって危険なところと認識していて、当然そこには恐怖感などがくっついていますので、
なので、大人になって、同じような状況に遭遇したときに危険信号が発信された、といえるかと思います。

また、さらに悪いことに、
そもそも苦手意識(恐怖感)があるところに(ケアされていないので、ずーと潜在意識にとどまった状態)、

例えば、
自己肯定感が低くて、いつも周りの評価を気にしていたり、比較ばかりをしていたとしたら、
当然、緊張や焦り、不安を感じますよね。
そしてこれらの感情にずーとさらされている生活を送っていたらどうでしょうか?
*ちなみに、私は、特に大学生時代から自己否定感がより高まり、
「私は、人生の落後者」と思って生活をしていました^^涙

心の中は、針でつつかれたら、いつ爆発してもおかしくない
そんな状態になっていないでしょうか?

発作が起こるわけですよね~

 

ということで話を戻しながら、
パニック発作を生み出す原因へのアプローチですが、

私のような(A)のタイプの場合は、

(1)人生で最初の発作で経験した状況や環境に対する認識、反応が、過去にもなかったかを探って、ケアしていく、

かつ、

(2)(1)を刺激するコアなビリーフや、自己イメージ(私は無力だとか、私は弱いとか、私は無能だ、などなど)を探って、ケアをしていく

 

では、タイプ(B)の場合は、どうでしょう?

状況や環境への認識がなくて、突然発作!という反応のでかたなので、
上記の(2)を探って、ケアをしていく、ということになります。

 

ちなみに、(2)のコアビリーフや自己像を探って、ケアをしていく、と文章ではさらっと書いておりますが、
実はこれらは、私たちの潜在意識の深いところにあるので、どんなものを自分はもっているのかというのは、本当の意味では気づいていないのです。

で、これらを探るには、

発作を経験する前、経験した頃に、ストレスがかかる出来事がなかったか、その時にどんなことを感じていたか、など、感情や思いから、潜在意識にある思いやビリーフにたどりつくことができるのです。

また見つかったビリーフや自己像を変容させるのに、感情や感覚にアプローチするフォーカシングという手法や、EFTやマトリックスリインプリンティングなどのセラピーを使っていきます。

*(1)の過去の恐怖感などの感情解放にもセラピーを使っていきます。

 

ちなみに、タイプ(A)、(B)に共通する
(2)のストレスを生むビリーフや、自己像は、発作の引き金となっているだけではなく、
人生のあらゆる面にでてきて、私たちの行動や判断に影響をしていますので(私たちはビリーフを生きますので)、
私たちの生きづらさを生み出しているものでもありますよね

 

なので、この部分がケアされると、

発作を生み出す引き金ではなくなりますし、

かつ、
自分への認知も変わりますので(例えば、私は無能だ → それなりにできてて大丈夫だ など)、
生きやすくなる、という変化も自然についてくるわけです

その時は、「つらい発作や予期不安、広場恐怖は私の敵だ!私はパニック障害の犠牲者だ!」

というものから、
私が気づいていない思いや感情に気づかせてくれ、
生きやすさへと変化させた「私へのギフトだった」と思えるのではないかと思うのです

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます♪

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東京都中央区(最寄り駅:都営大江戸線 勝どき駅)
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パニック発作の繰り返し、長期化させないコツ~自分の思いや感情に気づこう~

2019年2月28日

誰にとっても不快だなと思う、パニック発作の時の体の反応

ですが、この反応は、危険から私たちが生き残れるようにと起こしている
防衛反応としての反応なので、
体の機能としては、全く正常な反応なのです

危険と遭遇したときには誰もが、闘うか逃げるかの体制をとりますが、
発作も、同じ反応です

そういう意味で、自分を守るために作用している
ある意味とても大切な反応ですので、

発作がでる自分を責めたり、
発作自体を嫌うのではなく、

むしろ、危険がないのになぜこの反応がでているのか?
に目を向けてあげるといいですよ(*^^*)
(*発作自体の怖さや不快さは十分理解しております)

発作が出るほど、
日ごろあまり意識されていなかった疲労や
いつも頭の中で回っている声(あれができていない、これはこうすべきだ、私はこうあるべきだ、などなど)
解消されていない気持ちや、感覚たち(焦り、不安、怒り、緊張などなど)
そういったものがないかな?なかったかな?

というところに目を向けてあげるということです

発作そのものから解放されていくには、
発作ひとつひとつの体験で経験した恐怖感や、思いなどを解放していったり、
そもそも発作を起こす原因となったトラウマがなかったか、や
発作を経験した(特に一番最初の)頃にどんなことが人生で起きていたか、
その頃にどんな感情や思いを持っていたか
を見ていくことが必要ですが、

とはいえ、
日常の中で意識的に自分の感情や思いに気づいていくことは、
パニック発作を繰り返すことや、広場恐怖への連鎖を断ってくれます。
長期化させないコツがここにあると思います

本当は疲れていない?
緊張してる?
こうあるべきって思いに縛られていない?それって本当?そうしなかったら本当にまずいことが起こるの?
強がってない?
本当は心細さもあったりしない?

疲れているからってすぐに休めとか
何かをやめてしまえ
とかといったことを言っているのではなく、

私たちは、
自分の気持ちや思いに気づいてもらえると(気づくと)
思いも、感情も体感も、ふわっと必ず緩みます
その瞬間は、自分を縛っていた、こだわっていた思いや感覚から自由になれる時ですし、
感情や思いが動きますので、
無意識に心の中に感情や思いを溜めなくてすんでいきますね

そして、
なぜ自分はこれらの思いや、行動にこだわっているのかな?
と自分にさらに目が向き始めるかもしれませんね

私たちは、
とどめてしまっているもの
抑圧しているものに無意識だと
必ずコントロールされてしまうんです(それも無意識に!)
そういう心のしくみを持っているんですよ

なので、逆に
それらを解いていくことで

楽になっていける
本来の自分らしさに出会っていける
本質のエネルギーに還っていく

ことができますね

そういう意味でも
「発作」を悪者扱いせずに、
「発作」を入り口に
自分の中にある声に気づいてあげる機会としていただけるといいなと思います

「闘い」は抵抗であり、停滞を生み、抑圧と同じになっちゃいます
そうではなく、
気づくことから動きや変化が生まれますよ
なぜなら感情や思い、感覚は、動き、変化する、というのが、もともとの性質なのですから

 

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

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◎セミナーについて:https://bit.ly/2GTvxkd

◎開催概要
【日程】2019年3月31(日)
【時間】13:00~15:30
【会場】下田屋寛子セッションルーム
東京都中央区(最寄り駅:都営大江戸線 勝どき駅)
お申込みの方に詳細をご案内いたします。
【参加費】8,000円
【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
【お申し込みフォーム】
パソコン・携帯共用:http://ws.formzu.net/fgen/S59511152/


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