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7月 2020

ブログ 呼吸 心のしくみ

「呼吸が気になる」ことと、そこにあった大切な理由

2020年7月15日

こんにちは!
心理セラピストの下田屋寛子です。

 

さて、私たちが苦しむのは自己否定が走っている時ですね。

そういう意味で、否定していたものを受容できていくことが癒しに大きく関わってくるでしょう。
そしてその受容を起こすことの一つが、自分の中に起きていたことへの「理解」です。

 

 

例えば、顕在意識上では、「やめたい」と思っていることが、どうしてもやめれない、といったときに、
やめられない自分を責めれば(否定すれば)それが苦しみになるわけですが、

この時に、やめられない理由が見えてきたとしたらどうでしょう?

それも自分にとって、”辻褄”のあった形で心の中から目の前にその理由が立ち現れてきたとしたら、、、

 

今日はそんなケースのご紹介です♪

パニック障害の方で、呼吸が気になるという方も多いのではないかと思います。
ちゃんと呼吸ができているか、吸えているか、吐けているか、といった風に。
そして上手く吸えていないんじゃないかと思うと、なお、息苦しさを感じて、さらに上手く呼吸ができににくなる、、みたいな。
私もよくありました。

 

このクライアントさんは、何か特定の状況の時に「呼吸ができているか」が気になる、というわけではなく、

家で掃除などの家事をしているときや、

普通に何気なくリビングでソファに座っている時にふと気になる、ということでした。

それもそれなりの頻度で「気にする」ということをしてしまう、と。

 

 

先ほど「辻褄」という言葉を使いましたが、
私たちは、潜在意識にある自分の信念体系に沿って、行動、ふるまいをします。

この信念体系は、自分が「意味や意義」を置いたもので構成されてもいます。

例えば、「私はバカだ」とか「私は迷惑な存在だ」という、
自分への意味づけをしていれば、

いくら仕事をほめられてもその言葉が受け取れなかったり、
ママ友仲間で会食といったときに自分はこのグループで受け入れられているかどうかがすごく気になったり、

こういうことが起きるでしょう。

これらが「信念に沿った行動、ふるまいをする」という意味です。

なので、いくら頭では、気にしなくてもいいとわかっていても、
気にしないといけない理由や気にする「意味・意義」があれば、
当然「気にする」ということが起きてしまう

 

そして、この信念体系や自分の意味づけが、
潜在意識の中にあり、普段気づけていないので、
だからこそ、分かった時に、びっくりするとともに、
自分の行動のワケが深く理解、納得ができる(辻褄があっていますから)わけです。

 

さて、この方にとっての「呼吸を気にする、意識する」ことへの意味づけは、

・自分の存在を確かめられるもの、
・自分がそこにいるという感覚を感じることができるもの

ということになっている、ということに気づかれました

*ちなみに、潜在意識にある思いを探るのに「気づきの問いかけ」や体にアプローチするフォーカシングやEFTなどのセラピーを使っていきます。

 

そしてこれは、呼吸をちゃんとしているかを確かめて、自分の存在を確かめないといけない事情、理由がさらにあるということを示唆しています。


「私、たくさんのコントロールされる状況に遭ってきたのです・・・」と、ぼそりとつぶやくようにおっしゃいました。

 

これは、クライアントさんが感じていらした

「呼吸を確かめないと、自分の存在を確かめられなくなる・・・
自分がそこにいる、という感覚を感じられなくなる・・・
すごく悲しい感じ」

というこの「悲しい感じ」を感じていく中で、自分がいるという感覚を希薄にさせられた体験、記憶がでてきた結果の言葉だったのでした。

感情や感覚は感じていくと、ちゃんとそれらの感情・感覚をもつに至った記憶を自然に浮上させてくれるので、すごいです☆

 

さて、このクライアントさんですが、なぜ呼吸を気にしていないといけなかったのかについて、当然ですが、腑に落ちていらっしゃいました。自分の中から出てきたのですから 🙂

私たちは、苦しかった理由がわかると、それまでの(呼吸を気にしていた)自分への否定が解け(自己否定からの解放♪)、
今度は何を(どの経験を)癒していけばいいのかがわかるので、かなりこの時点で落ち着けたりするものです。
何が苦しいのかがわからないときほど苦しいものはないですものね・・・



このクライアントさんとは、

幼少期の「たくさんのコントロールされる状況」の中にいた”私”の感情を解放をしていくセッションが継続中です。
(暴力的な家族の中で、じっと耐えている“自分”の癒しをやっています)

 

ここの癒しが進んでいけば、

自分の存在を確かめなくてもよい、ただいるだけでもOKな自分になっていきますし、
その結果、「呼吸を意識する」ということにもエネルギーを使わなくてよくなる(気にならなくなる)、ということが起きていく、でしょう





ということで、このクライアントさんのように、

やめたいと思っていることがある場合、

それを“どうやって“やめるかの方向で考えるのではなく、

やめられない理由を自身の心に見つけ、癒していけば、
それは、本当の意味で「やる必要がなくなる」ことへと導かれる、ということです。

 

このように、自分への真の理解は変容、癒しをもたらすパワフルな鍵となります
否定していたことすらも、愛しいもの、愛すべきものとして、存在し始めるのですから

「呼吸が気になる」ということがそうであったように

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます☆


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ブログ 不安がとまらない 心のしくみ

不安の解消方法~解釈の中に生きている?事実が見えている?~

2020年7月5日

こんにちは!

心理セラピストの下田屋寛子です。

先日Facebookのページで投稿した記事をこちらのブログにもアップしておきます。

 

14人に1人が不安障害に悩んでいると言われ、不安感の悪循環に陥ると鬱や引きこもり、自殺にまでつながってしまったりもする

が、ケンブリッジ大学の調査によると、

貧しい地域に住んでいる女性と、豊かな地域に住んでいる女性を比較すると、
貧しい地域に住んでいる女性の方がよりリスクが高いという結果が出た一方で、

その地域の中であっても、不安感への何らかの対処方法を持っている場合は、不安感を感じないという結果もでているとのこと。

 

また、別の調査では、紛争や自然災害の被害に遭っても、何らかの対処のリソースを持っていた人は、その後も精神の病に罹らずに健康でいられた、とのこと(添付動画から引用)。

 

 

そういう意味で、どんな対処のツールを持っているのか、ということが大切なのだろう

「対処のツール」と言っているが、それはどれだけ「意識的か」と言い換えることができると思う

不安障害に関わらず、私たちが苦しむのは、意識的であれなくなったときであるから

苦しみの中にあるときに、「自分らしく生きたい」とか「自分の本当の声を聴きたい」という言葉に惹かれることからもそれはわかる

私がおすすめしたいのは、事実と解釈に分けること

不安に取り込まれているときは、事実(実際に起きている(た)こと)が見えなくなっていて、自分の解釈の中で不安を増幅させる、ということが起きるので

 

例えば、

明日人と会う約束がある、私は今机の前に座っている(←これらは事実)

ちゃんと話せるだろうか?相手がどんな反応をしてくるかわからないから怖い(←これらはすべて解釈)

 

この「事実」の平和で、中立な立ち位置に触れる時間が増えれば増えるほど、
自分が、解釈を選択できること、自分が選べるんだという感覚も育ってくるだろう
ここでも意識的になれるのだ
自分の中に力が戻ってくることも感じられるだろう

 

また、この立ち位置にいられればいられるほど、
不安のストーリーへ引き込む自分なりの解釈やその解釈にくっつく、感情の大きさにも気づいていくことができていくだろう
また、解釈の中に「自分らしさ」や「本当の声」への答えがないことにも気づくだろう

 

だからこそ「解釈が選べるのに、どうして私はこう解釈するのだろう?なぜなの?」
「事実を見えなくさせるものは何なの?」
という自分の心への興味、好奇心へと導かれる

 

そしてこの先に、不安を生み出す、気づいてほしいと待っている声があるのだ
そう「自分らしさ」や「本当の声」に開かれている場

この場が自分の中にあるという経験を重ねれば重ねるほど、
安心して不安になれるのだ(なんということだ!^^)




さぁ、「意識的である」というツールを持とう、身に着けよう
(「事実と解釈に分ける」ことはまずその一歩!おススメですよん)

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます☆


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