Browsing Category

乗り物恐怖

ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす 活動と実績

パニック障害からの快復~意味づけの解体が鍵~

2019年2月12日

週末はハートレジリエンス協会のOAD心理セラピスト養成講座にて「パニック障害とその対処法」の講師を務めました

「パニック障害です」と診断を受けなくても、
発作を経験したことがあって、〇〇が怖いんだ、発作が起きないか不安と感じている方は実は多いと言われるこのパニック障害
そういう意味で実は身近なモノだったりするものかもしれないですね

薬物療法、行動療法がとられることが多いですが、
薬の副作用に苦しまれる方、行動療法がさらなるトラウマになりうることもあります

じゃーどうやって副作用やトラウマにならずに、
症状を軽くしたり、改善、快復へ進めていくことができるのか?

それは、ジャン!「自分の意味づけを解体」していくこと

発作や発作を引き起こす対象への意味づけ
症状があること、そこから派生する状況への意味づけ
発作を引き起こす引き金となった状況・状態への意味づけ

をそれぞれ解体をしていくんですです

解体するのにベースになるのが、
すべての人がもっている心のしくみ・作用
自我の性質

そして意味づけは潜在意識にあって、
普段は気づいていないので、
ここにセラピーを組み合わせていく

意味づけのない世界は、
事実が事実としてあるだけ、になり
事実のやさしさが見え、
本当の安心に触れることができます

症状だけでなく、
世界の見え方も変わるので、
自然と生きやすくなってるというおまけもついてきます🤗
いやむしろそっちの方が大きなギフトかもしれないですね🙂💗

 

*参考:「意味づけ」について書いた記事
◎「乗り物恐怖~不安の中身を整理する~
◎「乗り物恐怖~乗り物が止まったり、混雑しないか気にしていますか?~

 

深呼吸して~ 自分にやさしく♡


パニック障害ランキング

ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす 気づきの問いかけ

乗り物恐怖~へっちゃらな自分になろうと頑張っていますか?~

2019年1月19日

こんばんは!

乗り物恐怖シリーズも3回目ですね
前回の意味づけからの話の続きですが、引き続き心のしくみから書いていきたいと思います

前回は、
私たちは「電車」が怖いと思っていますが
(乗り物の種類はたくさんありますが、前回からの流れで電車の例でいきますが、対象は違ってもしくみは同じです。ご自分が苦手と思っているもので読み替えてくださいね)、

実は、心の眼には、電車そのものは映っていなくて、
自分の頭の中(心の中)にある

例えば、

・自分を焦らせ、不安にさせ、私のぶざま姿を友人に見られる可能性のあるモノ
・私を不安で圧倒させるモノ

という意味づけを電車に見ている、ということをお話しました。

さて、私たちはなぜこういった意味づけをするのか?ですよね

これらの意味づけは、心の深いところ(潜在意識)にある思いやビリーフ、セルフイメージが関係しています。

例えば、
心の深いところで、「私はなんとかやれる人」と思っている人と、
「私は弱い人」と思っている人の場合、
友人と一緒に電車に乗る、とか、
快速電車に乗る、

という状況への意味づけはどうでしょう?

当然違うものになりますよね

そういう意味で、

誰かから「友人と一緒の何が嫌なの?むしろ助けてもらえるかもしれないからいいじゃない」

とか、

「快速電車だって、各停電車だって、安全なのは同じだよ」

と言われ、説得させられたり、納得しようとしても、

心の深いところの思いが意味づけを生み出している以上、

本当の意味で
「友人がいても気にならない」

とか、

「どの電車であっても安全」

などとは思えない、のです

反対に無理して思おうとしても難しいのはこういうしくみが働いているからですね

なので、「思えたらいいけど、思えない」そんな自分を責めるということをしばしばしがちですが、
自分を責めなくていいですし、

「友人がいても気にならない自分」や「快速電車がへっちゃらな自分」に頑張ってなろうというのではなくて、

それよりはむしろ、
私たちは、
心の深い部分にある気がついていない思いやセルフイメージ(自分から自分をどのように見ているのか)を通して、対象物を見ているわけですから

どんな思いやセルフイメージが自分の中にあるのかを探ってあげる、
ということをする方が、対象物の見え方を変えるにはいいですよね

ちなみに、
心のしくみに沿って、心の深い部分にあるものを探っていくというのは、
自分にとって納得感がありますし、
納得感がある中での癒しは、自分がどうしたいかを選択していける、
癒しのプロセスに責任を持てるといった意味でも
自分に力があるということを感じながら向き合っていけますね。
そんな風に今起きている反応の元を探っていけるのは、
自分を大事にしているなとも思えると思います

さてさて、「心の深い部分」と言っている潜在意識については、
次回また書きたいと思います。

深呼吸して~~ 自分にやさしく♡


パニック障害ランキング

ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす

乗り物恐怖~乗り物が止まったり、混雑しないか気にしていますか?~

2019年1月15日

こんにちは!

前の記事で不安な時は、不安の中身を整理するといいですよ、ということを書きました(「乗り物恐怖~不安の中身を整理する~」)

 

で、なぜ中身を整理するといいのかというと、

私たちは、不安や恐怖感を感じるものがいくつかある場合、
その中での強度の違いがあるはずで、
それは、自分の中での「意味づけ」が違うからで、

そこを一緒にしてしまうと自分が一番何を怖れているのか?
苦手と思っているのか?がはっきりしなくなって、さらに不安が増してしまうからでしたね。

例えば、電車に乗ることを例にした場合、

一人で電車に乗るのは気楽でいいけど、
友人や同僚が一緒だと嫌だな・・・
とか、

各駅に停車する電車には乗れるけれども、
快速は苦手だぁ~ 乗れない・・・

というのもあるかもしれませんね。

この違いが「意味づけ」の違いです

「友人や同僚と一緒であること」や「快速電車」に
「一人で乗ること」や「各停の電車」よりも
違う意味づけを持たせていて、かつ、他方(一人/各停)より、自分にとってより困る解釈をしているということです。

 

例えば、
友人と一緒ということは、
自分が焦ったり、不安になることを見られてしまう可能性が高まる、それはまずいな
と思っているのかもしれないですし、

快速だと、
不安になった時にすぐに下りられなくて、不安に圧倒されてしまう、と思っているのかもしれないです
(※ちなみに、普段はあまりこの意味づけすらもうっすらとしか意識されていないことが多いです。)

ということは、「電車」に、
これらの思いを「投影」している、ということです

 

つまり、電車そのものは私たちの眼には映っていなくて、
自分の頭の中にあるこの意味づけを、電車に見ている、ということです。

例えば、

・自分を焦らせ、不安にさせ、私のぶざま姿を友人に見られる可能性のあるモノ

・私を不安で圧倒させるモノ

という風にです

 

う~~これじゃ電車は怖いモノに見えてしまうし、
当然乗るのをためらう、苦手な対象と見えてしまいますね

 

そして次に、私たちがやり始めるのは、
相手(対象)を攻撃し始めることです

私も、
電車が遅れたり、事故で止まったりすることで混雑することが耐えられなかったので、そういうことを起こす鉄道会社が悪い!と本気で責めていましたし、

ラッシュアワーがある都会の生活を嫌っていたり、
そんな中で生活している自分を責めたりもしていたものです

でもでも、本当は、
自分の意味づけによって、
不安になったり、恐怖感がわいたりしている、のにです!!!

ということは!!逆に言うと、

自分のこの意味づけが変われば、電車が単なる電車として見え始める!
不安や恐怖を与えるものから、単なる「電車」に見えるということです!
そう、あの、何も怖いとか不安だとか、そんなことを感じていなかったあのときに戻れる、ということです

意味づけをしているのは私なので、
私の中の意味づけが変われば、
私は、電車の被害者でいつづけなくてもよくなるのです
今どんなに不安や怖さがあっても、自分に力を取り戻すことができるということ

でもそれはどうやってできるのでしょうか?

次回は、その意味づけを変えること、方法について、
引き続き心のしくみから書きますね!

深呼吸して~~ 自分にやさしく♡


パニック障害ランキング

ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす

乗物恐怖~不安の中身を整理する~

2018年12月18日

乗物恐怖に悩んでいらっしゃる方いますか?

私はパニック障害の中で、特に乗物恐怖に悩みました。

最初は混んでいる電車が苦手になって、

それからだんだん時間がたつにつれて、混んでいなくても、苦手意識が強くなりました。

また、途中止まらない急行が嫌だったのが、最後は、各駅停車の電車でもだめになったりもしました。

このように苦手な範囲が広がっていって、生活に不自由な思いをされている方も多いのではないかと思います。

不安の対象がざっくりだとなおさら不安が増す

乗物が苦手になっていて、乗りたいけど、でも不安・・・

そんな時には、不安の対象の整理をしてみるといいですよ

なぜなら、私たちは、自分が何に一番不安感を感じているのか、わかっているつもりでも、結構わかっていなかったりするんです。

だから、整理をすることで、それだけでもラクになれたりします

不安感、恐怖感に限らず、
自分が何に悩んでいたのかがわかるとそれだけでちょっとすっきりするという経験をされたこともあると思いますがそれとおんなじです。

 

整理には「一番嫌なものを探していく!」

あるクライアントさんのケースで説明していきますね

電車やバスに乗りたいと思っているけれども、まだ怖さがあって乗れない、とおっしゃっいました。

まずは、電車とバスどちらがより怖いかを比べます。

すると「電車」という答えでした

 

次は電車でもどんな状態や、どういう電車、どんな部分が不安なのか?をみていきます。

 

この方の場合、

・混んでいる (> すいている)

・長い車両編成の電車 (> 短い車両編成の電車)

・急行など、各駅に停車しない (> 各駅に停車する)

・地上を走るもの (>地下鉄)

 

という点が不安、ということが分かりました。

 

みなさんはどうですか?

ご自分が怖かったり不安を感じるものが「同じだ~」と思うものもあれば、

「違うなぁ~」という部分もあるのがわかるのではないでしょうか?

 

これは、対象への意味づけが各々違うからなんですよね(これについてはまた書きますね)

 

さて、整理に話を戻して、

このいくつかの苦手ポイントの中でもどれが一番嫌なのか?怖いのか?をみていきます

 

比べ方は、こんな感じです↓

・すいてるけど、急行だったらどう?(空間と、止まる・止まらないの比較)
・混んでるけど、各駅停車だったらどう?(空間と、止まる・止まらないの比較:上記の逆の比較のしかた)
・短い編成なんだけど、急行だったらどう?(編成と、止まる・止まらないの比較)

 

などです。

 

この方は、混んでいるのと、急行とがかなり同じぐらい怖いとおっしゃったのですが、

より怖い方はどっちかを探ってもらうと「急行」とお答えになりました。

つまり、

「私は、各駅に停車しない」ということに一番不安を感じているんだな、ということがわかったということです。

 

何度もいいますが、

私たちは何にどんなことを感じているのかが整理されると落ち着くものです

不安や恐怖感の場合は、漠としていればいるほど、さらなる不安感や恐怖感を生み出してしまいます

しかしこの不安感、恐怖感のスパイラルから抜けるために

「一番何が嫌なのだろう?」

「一番反応する部分はどこだろう?」

と整理をしてみる

やってみませんか?

 

一番嫌なポイント、一番反応する部分がわかったら、

次は、それはどういうことなのか?については次回お話ししたいと思います。

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます☆

深呼吸して~ 自分にやさしく♡


パニック障害ランキング

ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす

パニック発作と予期不安の関係を心のしくみと感情・感覚から読み解く

2018年11月30日

こんにちは!

今年は比較的暖かい日が続いていますね。

さて、最近、私の身近な友人の中にも、発作がでてしまった、〇〇の場所が苦手になっている、〇〇のことを考えたりすると動悸がしたり、汗がでたりする、といった相談があったり、

また芸能人もパニック障害で休養に入る、などのニュースも耳にしたりで、

改めて、パニック障害に悩む人は多くなっているな~と思います。
(「パニック障害」という名前が昔よりも認知がされるようになったというのもあるとも思います)

 

さて、このような相談を受ける時には、発作と予期不安の関係を少しお話したりして、なるべく早く、発作の時の感情的なショックを解除することを奨めるということをします。(もちろん最終的にどうされるかの判断はご本人によりますが。)

ということで、少し、発作と予期不安の関係を
心のしくみと感情・感覚という観点から説明をさせてください。

パニック発作を経験された方はよくおわかりだと思うのですが、

動悸、息がしにくい感じ、現実感がなくなる、死ぬのではないかという大きな恐怖感などなどを経験しますね。

で、もし発作を何度も繰り返したり、あるいはこの発作自体が自分にとって感情的に(無意識的であったとしても)ショックが大きな経験だとすると、

◎「パニック発作」を怖がる予期不安へと発展しますし、

◎パニック発作と、発作を経験した場所や状況とが結びつくことによって、
予期不安+広場恐怖へと広がる

ことも起きます。

この連鎖で苦しいのが「パニック障害」なわけですが、、、。

 

では、なぜこのようなつながりが起きてしまうのか?ということです。

私たちは感情・感覚で経験を学習する

ちょっと話が飛ぶようですが、
例えば、幼い頃に、犬に吠えられて怖い思いをしたとか、噛まれた、などの経験をしたとしましょう

それ以降、犬が怖いといった犬恐怖の人がいるとします

その人にとっては、小さなチワワも、もしかすると犬の置物ですらも、怖い存在として映ることでしょう。

この時何が起きているのでしょうか?

それは、幼い頃の、吠えられて怖かった、噛まれて痛くて怖かった経験の中で感じた感情や感覚を通して、このチワワや犬の置物を見ているからです。

つまり、実際のチワワや置物ではなく、
心の眼では、幼い頃吠えられた犬や噛んだ犬を見ているわけです。

何十年も前の話だから怖くないでしょう?と言っても、
この人にとっては、意味がないことがわかりますよね

さて、それでは、パニック発作を経験した後に、
発作や、発作が起きた場所や状況に対して怖くなるという状態に話を戻して考えてみましょう

これも犬が怖い人のケースと全く同じしくみです。

パニック発作時に経験した感情や感覚を
「発作」や「発作が起きた場所や状況」に対して、
投射します。(「投影」ともいいます)

「発作」や「発作が起きた場所や状況」は怖いものとして心の眼には映ります。
それが予期不安や広場恐怖ですね。

 

また、パニック発作で感じた感情や感覚というのは、当然ですが体で感じていますので(体がないと何を感じているかわからないですよね)、
きちんとケアをしたり、リリースをされていないと、
ある意味、体に留まっています。

感情・感覚にアプローチすれば“怖いもの”という認知が変わる

そういう意味で、発作での感情や感覚にアプローチする際に「体」も鍵になってくるということです。

ここで私がいいなと思うのは、ちゃんと体を使いながら、感情や感覚にアプローチする心理療法(セラピー)がある、ということです。

一つは、感情解放のテクニックEFT、

もうひとつは、EFTの発展型のマトリックスリインプリンティング

です。

 

両方のセラピーとも、体のつぼへのタッピングで、物理的に体に滞った感情を流していけるのと、

タッピングしながら、アプローチしたい(解消したい)感情を“感じること”で、

違う感情や感覚、思い(例えば、ここは安全だとか、安心感など)にシフトが起こすことができる手法です。

 

心は、

違う感情や感覚、思いへとシフトが起きると、
今度はそれを通して、対象を見始めますので、
自ずと「怖い対象」とは映らなくなる(チワワがそのままチワワに見える)

ということが起きていきます。

 

ここまで書いてきたことは、

私たちがもつ心のしくみや感情の性質をベースにするから理にかなってもおり、だからこそ自然で無理がない変化が起こる

とも言えるなと思います。

もちろん副作用もないです(*^^*)

 

長くここまで書いてきましたが、

予期不安や広場恐怖に悩まされないために、

パニック発作の時の感情的なショックを解除するといいよ、というのは以上の理由になります。

またその方法もあるよ、ということです♪

 

私も予期不安や広場恐怖に長い期間悩みました。

ですが、そこから自由になることができました。

そのプロセスにあったのは、感情や感覚を見ていくということでした。

しくみを理解して、滞りを解除していく、解放していくということをしていけば、必ず変わりますよ♪

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます☆

深呼吸して~ 自分にやさしく♡

パニック障害ランキング

パニック障害セミナー ブログ 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす

パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー (2018年8月26日)

2018年7月26日

こんにちは、毎日暑い日が続いていますね。

私はちょっとバテつつもなんとかやっております~^^

 

さて、8月にパニック障害のセミナーを開催します。

セミナーでは、10年以上にわたってパニック障害(乗物恐怖、広場恐怖)で悩んだ私が、約2年で投薬、通院なしで克服した理由、またその方法をお伝えしたいと思います。

パニック発作や不安になっている時に、体がどのように反応しているのか、またそれはなぜなのかを、
体と心の両方の側面から解説をしていきます。

まずは自分に起きていることに理解をしていくことが、
何よりの安心につながりますね。

私自身の「パニック障害史」をご紹介しながら、苦しんでいた約10年間で見落としていたポイント、効果がなかった理由を「心のしくみ」という観点からも解説していきます。
なかなかよくならないと感じていらっしゃる方には、改善の方法として参考にしていただけると思います。

セミナーの帰りからすぐに使える不安感や恐怖感を軽くする方法についてもお教えしますので、

理解を深めながら、実践的に対応をしていきたいと思われている方、是非ご参加いただければと思います。

❖こんな状態だったり、こんな風に感じていませんか?
・突然パニックアタックを経験して混乱している
・常に不安感があってざわざわする
・ある特定の状況、場所への恐怖心があって避けてしまう
・パニックアタックを何度も繰り返している
・パニック障害に何年も苦しんでいる ・車、電車、飛行機などの乗り物が乗れなくなった
・人が多い場所、混んでいる場所が苦手で避けてしまう
・美容院、歯医者など特定の場所を避けてしまう
・突然不安に襲われる
・呼吸がしづらい
・ずーと緊張している、リラックスできない、眠れない
・パニック障害に有効なツールを探している
・薬になるべく頼りたくないと思っている
・対処的な方法ではなく、根本的な解決方法を知りたいと思っている
・自分と同じ経験をした人がどうやって克服したのかを聞いてみたいと思っている

❖セミナーの内容
・パニック発作と防衛反応の関係
・心のしくみや、自我の性質から読み解くパニック発作の原因
・パニック発作とトラウマ
・パニック発作とパニック障害について
・不安感、恐怖心が取り除けないワケ
・不安感、恐怖心を解消するのに忘れてはいけないポイント
・発作が来そうだの時の対応方法
・パニック障害改善に普段からやるといいこと、そのやり方
・パニック障害改善、克服の先にあるもの~自分を愛すということ~

❖このセミナーに参加することで
・不安感や恐怖感のメカニズムがわかり、これらの感情に対応ができるようになります
・パニックアタックへの対応方法がわかります
・予期不安が膨らむ理由が理解でき、その対応方法がわかるようになります
・パニック障害を根本的に解決するための方法がわかるようになります
・緊張を緩めて、リラックスできるよう方法がわかるようになります
・不安や恐怖から解放されて、エネルギーがアップするので、生活の質が向上します
・自分へのやさしいまなざし、自己肯定感がアップします
・ハートベースの生き方への第一歩を踏み出せます

❖これまでに参加いただいた方がたの感想
・発見がいろいろあって、本当に参加してよかった
・ためになる内容で、無理なく続けられそうなので、教えてもらったことをやっていきたい
・自分に起こっていたことが理解できて安心できた
・パニック障害の改善だけでなく、自分の思いこみなどに気づくことで楽になれるんだとわかった役立つ知識がたくさん学べた、しかもすぐに使えそう
・図を用いて説明してくださったので、どの時にどんな方法を用いるのか、何がポイントなのか、どこに働きかけているのか、分かりやすくて勉強になりました
・体験談もお聞き出来て、また、実際の色々なケースもお聞き出来て良かったです
・自分と同じ経験や悩みを持っている方がたとも出会うことができて、自分だけが悩んでいるのではないとわかったのもよかった
・お話も面白く自然で、とても聞きやすく、勇気をもらった
・過去の自分、トラウマのことも向き合っていこうと思った
・何よりこの症状をわかってもらえることがともても励みになり、勇気がでました。ありがとうございました。

などのご感想をいただいています。

◎開 催 概 要◎

【日程】2018年8月26(日)
【時間】13:30~16:00(受付開始:13:15~)
【会場】あうるすぽっと 3F 会議室 B1
東京都豊島区東池袋4-5-2ライズアリーナビル
https://www.owlspot.jp/access/
【参加費】8,000円
【対象者】パニック障害、不安症の方、またそのご家族など
【お申し込みフォーム】
パソコン・携帯共用:http://ws.formzu.net/dist/S59511152/

ご参加お待ちしております♪

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

暑さ続いておりますが、水分補給しながらご自愛の上、お過ごしください💛

 

セッションの効果 ブログ 乗り物恐怖

飛行機に乗ることについての不安を癒す

2017年3月10日

私のセッションは、心のしくみ-心を解剖していく”問いかけ”ー変容させるセラピー、これら3つの要素で構成される「オープン・アウェアネス・ダイアローグ(OAD)」という手法を用いています(これまでもずっとやってきてたのだけど、今回名前が付いたの!)。

クライアントさん本人が、自らの心の声と向き合い、自らの中からの気づき、変化を促すプログラムです。

セッションを続けて受けてくださっているクライアントさん。
飛行機に乗ることについての不安感を生み出す思いや感情について向き合ったセッションへの感想をいただきましたので掲載いたします。

「不安感」は、心の階層でいうと、上層部にでてきている感情。
心の深部には、怖れていたり、避けていたりする何かがあって、そうならないようにという思考が走るので、結果、「不安感」となって表層にでてくる。
そういう意味で、不安感のホントの解消には、この深い部分で、何をどんな風に怖れているのかを探っていくことが鍵になってきますね。

今回のクライアントさんが怖れていたのは、「おしつぶされそうなアリ」のようになる自分でした。

「おしつぶされそうなアリ」にならないように、
いつも「和を乱さないように」、「自分が対処できるように」している

「おしつぶされそうなアリ」の私からは、
パニック障害について知識や理解のない人たちは、信用できない人たちに見え、
当然一緒に飛行機に乗って旅をする、となると「不安感」を引き起こす対象としてい映るわけですね。

しかし、この「おしつぶされそうなアリ」という、自分から自分に与えているイメージ(思い)も、
この思いにくっついている感情や感覚を解放することで、
思い自体の真実味がなくなっていく。。。
「おしつぶされそうなアリ」なんてどこにもいなかった、と。

セッションの中では、クライアントさんは、この思いにくっついている感情や感覚を感じ、受容していく中で、その感情を持っていた理由や役割に気付いていかれました。

私たちは、「ネガティブ」な感情や感覚に対して、
持っていてはいけないもの、と無意識に思っていたり、
持っていることを心の底から受け容れていなかったりするものです。抵抗ですね。

しかしながら、その感情や感覚を持っていた理由や、それらの本当の役割に気付いたときに、
それらへの理解が生まれ、抵抗が解け、ひいては本当の意味での受容が起こる。

そんなプロセスを体験されたセッションとなりました。

前置きが長くなりましたがどうぞ~♪

==================================================

下田屋さん

 

いつもありがとうございます!

下田屋さんにカウンセリング、セッションをお願いしていて本当に良かった!!! といつも思います。

 

今回のセッションでは、

飛行機に乗ることにまつわる、「その先で会わなければならない人々」「一緒に飛行機にのる人」に対して、彼らへの私なりの解釈、その解釈を生み出している思いや感情をみていきました。

子供の頃から他人に対する不信感が強かった私は、「一緒に飛行機に乗る人たち」が、パニック障害自体を殆ど理解せず、発作が起きたときに対処する術を知らないことに対して非常に不安を抱いていました。発作が起きたときに対処できないだけでなく、そのことを他の知人や友人に言いふらされたらどうしよう? という思いがありました。

だから、私はいつも「和を乱さないように」、「自分が対処できるように」していなければならない

 

パニック障害について知識がない人たちと一緒に飛行機に乗る、その自分を想像して、自分の中の感覚や思いを感じていると、「おしつぶされそうなアリ」という自分像やそれに伴う感覚がわいてきました。

 

おしつぶされそうなアリの私は、子供の時から、私の意見はそっちのけで、勝手に物事が決められていったり、姉や誰かがいつも優先されることに対しての怒りや嫌悪感を抱いていました。(ちなみに、初めてパニック発作を経験した時もこの感覚を感じていたのもセッションの途中で気づきました)

 

そして、その怒りの下には、大きな「寂寥感」もありました。
それは、「誰か私を愛してくれないかな」、「誰も自分だけを見てくれない」
という思いでした。

セッションでは小さな私のこうした思いや感情を受けとめていきました。

小さな私の中の思いや感覚を受けとめていくにつれ、
「自分だけを見てほしいとは考えてはいけない」という思いが。

しかし、その思いには、実は、深くて大きなやさしさ、思いやりが、あったことに気づきました。ちょっと驚きました。それは、明晰さやすっと先を見ている透き通ったエネルギー、それは静かでとても落ちついた感覚で、私の中にずーっとあったなという感覚です。驚きとともに、寂寥感を抱きながら、いつも「和を乱さないように」、「自分が対処できるように」していなければならなかった私への、新たな理解や見え方、受け容れがわいた瞬間でした。

 

今年は仕事の関係で飛行機などの交通機関を利用する機会が多くなりそうです。
以前はなるべく避けたり、断っていたりしましたが、様々な投影が外れてきているおかげか、不安感や恐怖心が軽くなってきていると思います。いろいろチャレンジしたいと思っています。

下田屋さんのセッションは、パニック発作や、不安感、恐怖心だけを見るのではなくて、それがどこから来ているのかを一緒に見て行ってくれます。根本的な原因を一緒に探っていく感じです。

パニック障害を解消したいという思いで最初はセッションを受け始めましたが、セッションでは、私の中で忘れさられていた声を一杯聞いてあげる、私自身への癒しになっているなと実感します。その過程の中で、パニック障害の改善が自然と起こっているという感じです。

Mさん(女性)

 

 

パニック障害のクライアントさんが、本人自らの声と対話することで、得られた気づきとはどんなものだったのでしょう?

感想をいただきましたので、掲載させていただきます♪

パニック障害セミナー ブログ 不安なときの対処方法 乗り物恐怖 心のしくみを理解し安心をとりもどす

不安が頭から離れないあなたへ~セミナーのお知らせ~

2017年1月10日

2017年1月29日にハートレジリエンス協会のショートセミナーで

「不安がなかなか頭からはなれないあなたへ~「起きては困る未来予想図」から見る不安と心の癒し~」と題してセミナーをさせていただきます。

以下は、ハートレジリエンス協会の告知ページからの貼付です♪

不安感の癒し、不安から解放されたいと思われている方、是非いらしてください☆

【1月29日】不安がなかなか頭からはなれないあなたへ~「起きては困る未来予想図」から見る不安と心の癒し~

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

あなたが今、不安で一杯で苦しい状態だったとしたら、

「起きては困る未来予想図」を入り口に、

普段気づいていない「何かを怖れている声」を聴いてあげて、癒してあげませんか?

不安感だけでなく、人生そのものの癒しとなりますよ♪

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

「不安」といった時に、実は私たちは、「ざっくりな」感覚や思い、感情をひとまとめにして「不安」と言っていることがあります。

ざっくりしていたり、漠然としていたりするからこそ、不安がすごく大きな存在として見えてしまう。

そういう意味で、不安の中身を吟味してみる、ということが、「不安」に振り回されなくなる第一歩と言ってもいいでしょう。

また、不安な時というのは、必ず私たちは「起きては困る未来予想図」を描いているものです。
この「未来予想図」を作り出すのは、私たちの潜在意識の中にある怖れやセルフイメージ(自己像)なのですが、これらは、意識上の日常で感じる不安感を生み出すだけでなく、繰り返す人生のパターンなど、私たちの人生に深く影響を与えています。

そのため、これらの潜在意識にある怖れやセルフイメージが癒されると、「不安感が減った」、「安心感が増した」、「生きやすくなった」とおっしゃる方が大変多いのです。
つまり、あなたが描いている「起きては困る未来予想図」を入り口に、心の深いところで怖れていることを探って、癒していくことは、不安感のみならず、人生そのものへの癒しとなることでしょう。

このセミナーでは、不安感を構成する中身を整理して、さらに、不安感と潜在意識にある怖れの関係を心のしくみから見ていきながら、その怖れや不安の癒し方をお伝えしていきます。

将来への不安、人間関係の中で経験する不安、お金に関する不安、健康への不安などなど、様々なテーマに関して不安感がある方、漠然とした不安感がある方など、是非ご参加ください!

❖セミナーの内容❖

・不安感を生み出す心のしくみについて
・漠然としている不安の中身を整理する
・「起きては困る未来予想図」から怖れていることを探るワーク
・怖れや不安感の癒し方について
・不安な時はいつも体はおきざりー不安のサイクルに巻き込まれないためのミニエクササイズ

❖このセミナーであなたが得られること❖

・自分が何に不安なのか、不安の中身を知ることができる
・潜在意識や心のしくみの観点から、自分が本当に怖れていたことがわかる
・不安感や怖れの癒し方について知ることができる
・不安に振り回されなくなる
・「不安を感じる自分」に対する見方が変化する

%e8%9f%87%e5%b8%9b%ef%bd%ad%e8%88%8c%ef%bc%86%e7%b9%a7%e8%96%99%e3%83%bb%e7%b9%a7%e5%a3%b9%e3%83%bb%e7%b9%9d%e5%8c%bb%ce%be%e7%b9%a7%ef%bd%a4%e7%b9%9d%e3%83%bbdsc03963-crop

☆講師:心理セラピスト 下田屋 寛子より☆

「不安感」という感情は最も身近に日常的に誰もが経験している感情ではないかと思います。ある意味、私たちが無防備に危険や脅威にさらされないように守ってくれている大切な感情の一つと言えるかもしれません。

ただ、その危険や脅威をあまりに信じ込みすぎると、雪だるま式に不安のストーリーは大きくなってしまいます。

またそうなると、今度は、不安感を感じる自分がいけないのではないかと思い始めて、不安感を逆に抑圧してしまう。
このように、どうしようも対処のしようがない不安感で悩んでいらっしゃる方は多いのではないかと思います。

私もそうでしたから、すごくよくわかります!

そんな私でしたが、私は、不安感、パニック症状を生み出していた、心の深いところにある怖れている声(「一人になってしまうのが怖い」「そんな状態を人前でさらしたら誰からも相手にされなくなる!」「のろい私はおいてけぼり」などなど)にたくさん気づいて、癒していくことで、なんとなく大丈夫な感じや安心感、信頼感が増えて、生きていくことがラクになっていくという変化を体験しました。

もし、あなたが今、不安で一杯で苦しい状態だったとしたら、あなたも、あなたの中の「何かを怖れている声」を、今から聴いてあげて、癒してあげませんか?

それは、不安感を癒し、人生を軽やかなものにすることに必ずつながっていますよ♪

 

【日程】2017年1月29日(日)
【時間】14:00~16:30(受付開始:13:30~)
【会場】CTW表参道 (http://www.cultureomotesando.com/access-map/
東京都渋谷区神宮前5-12-7 CULTURE表参道2F
【費用】3,000円
※セミナーの収益は、東日本大震災復興地メンタルケアプロジェクト、トラウマ、ケアラーのケアプロジェクトの資金となります。
【定員】25名
【講師】下田屋 寛子 https://hiroko-shimotaya.com/

【お申し込みフォーム】
パソコン・携帯共用:https://pro.form-mailer.jp/fms/0805626286293

※開かない場合は、アドレスをコピー&ペーストしてください。

【キャンセルポリシー】
キャンセルに関しましては、基本的にご返金はいたしかねます。
ただし、ご友人、ご家族等にお譲り頂くことは自由です。
こちら側の理由でセミナーが中止になる場合は、全額返金いたします。

【セミナーへのご質問、お問い合わせ】
info.seminar@heart-resilience.com  担当:松川 千恵